2006年6月1日(木) 曇り
所在地  岩手県陸前高田市、一関市大東町境界
標  高  894.7m
 原台山(はらたいさん)は陸前高田市の最高峰です。陸前高田市と言えば氷上山が最高峰・・と思い込んでいましたが、氷上山に上った折に標高874.7mの氷上山を20m上回る原台山が陸前高田市の最高峰である事を知りました。最高峰と聞くと登らないわけにはいきません。田植が終わり2ヶ月ぶりの山行、足慣らしを兼ねて登ってみました。
 原台山の登山コースは、陸前高田市側からのコースと一関市大東町側から登るコースの2つがあるようです。陸前高田市側のコースは、7合目まで林道が通じています。大東町側のコースは殆ど山頂直下まで林道が通じているので、林道終点から山頂まで20分で登れます。しかし4月上旬に登山道下見を兼ねて大東町側から登ってみましたが、林道の幅員が狭くて駐車場や待避所も少ないので注意が必要です。
 陸前高田市側も7合目まで車の進入が可能ですが、林道の勾配がきつくて待避所が殆ど無く、路肩の草木が伸びていて車を擦ります。麓に車を止めて歩いて登ったほうが良いでしょう。今回、陸前高田市生出小学校にある登山口から登ってみました。
原台山生出コース
原台山↓
五葉山↓
 登山コースは生出小学校の校門が一合目になっています。生出小学校は陸前高田市矢作町二野田にあります。
生出小学校のHPは   岩手県内陸地方から生出小学校に向かうには、一関市大東町から国道343号を陸前高田市に向かうルート。奥州市から国道397号を住田町へ向い、種山高原を越えて住田町下大股から折壁峠を越えて向かうルートがあります。今回は折壁峠を越えて向かう事にしました。
こちら
氷上山↓
室根山中腹から原台山方面を眺める
 奥州市から国道397号を陸前高田市へ向かう。種山高原にある道の駅「星座の森」から約11.8km下ると住田町下大股に着く。案内標識に従い丁字路を右折して県道246号(世田米矢作線)に入り折壁峠へ向かう。折壁峠は幅員は狭いものの全面舗装されている。通れる車はマイクロバスまで、冬季間は通行止めになる。住田町下大股から約12.6kmで生出小学校に着く。

 いっぽう一関市大東町方面から国土343号を陸前高田市へ向かう場合は、大東町大原郵便局から約16.5km国道343号を進むと県道246号との交差点に着く。左折して県道246号を約5km進むと生出小学校に着く。
←住田町下大股から右折して折壁峠へ向かう
折壁峠へ向かう県道246号の様子↓
大東町方面から向かう場合は、写真の交差点を左折して生出小学校へ向かう↑
7:25分  生出小学校入り口出発
 生出小学校の標識の脇に原台山登山口の案内標柱が立っている。県道脇の駐車スペース(約10台)に車を止めて出発する。
折壁峠へ→
←国道343号へ
駐車スペース↑
生出小学校↓
県道脇の空き地に車を止めて出発
7:30分  一合目着
 小学校の校門に到着、原台山一合目の表示がある。ちょうど出勤してこられた小学校の職員の方に原台山の情報を尋ねる。休まず歩いて山頂まで約2時間、八合目付近が一番勾配がきついとのこと。6月4日が原台山の山開き予定との情報を頂く。校門脇から左の林道に入る。七合目までは林道を歩いて行くことになる。
小学校校門から左の林道へ進む
林道の様子、路肩の草木が茂っている
林道脇に5合目の標識があった
5合目で道が分かれる
↑こちらが近道
林道→
 林道は大きく荒れた箇所は無いが、路肩の草木が路面にはみ出している箇所がある。なにより幅員が狭い上に勾配がきつい、待避所も殆ど無いので対向車がきた場合かなり苦労しそうだ。杉の植林地を過ぎるとアカマツ混じりの雑木林になる。
8:00分  五合目着
 林道の脇に5合目の標識があった。ここで林道は右に大きくカーブしている。林道の左側に登山道らしい踏み後が見えるがこちらは近道になっている。途中踏み跡が不明瞭になるが、尾根に沿って登っていけば6合目で林道と合流する。しかし刈払いをしていないので露のある時には林道を歩いた方が良いと思う。
8:10分  六合目着
←歩道脇に咲いていたギンリョウソウ
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