2005年8月18日(木)晴れ
所在地  岩手県滝沢村
標  高  2038.2m
滝沢村馬返登山口から登る柳沢コースは、岩手山の最短登山コースです。登山口から山頂まで約5.5km、登山口の標高が約650m標高差は1388mです。登山口には広い駐車場が有り、乗用車ならば100台以上止められそうです。トイレは駐車場と登山口の二箇所、水は登山口に「鬼又清水」と言う湧き水が豊富に流れ出しています。
岩手山柳沢コース1
登山口の下にある広い駐車場(舗装されていない)
登山口の湧き水(鬼又清水)  後方はトイレ
東北自動車道を滝沢ICで下りる。国道4号線を盛岡方面に200mほど進み、信号の有る十字路交差点を右折して国道282号線に入る。更に200mほど先の交差点を左折して馬返し登山口へ向かう。(交差点手前に岩手山登山口の案内標識有り)道なりに進み約8.6kmで馬返し登山口の駐車場に着いた。

8:22分  登山口出発

登山口から眺める岩手山は、中腹から上に厚い雲が掛かり山頂は見えない。展望は期待できそうも無い。
登山者カードに記入していると、下山してきた単独男性と会う。お話してみると神戸からいらした60代の方だった。昨夜は八合目小屋に泊まったとのこと。
東北地方の百名山を巡る旅の途中。鳥海山、八幡平を廻り、明日は早池峰山に向かうと言う。百名山の内90座はすでに踏破!時間はたっぷり有るご様子、羨ましい。
8:45分  旧道分岐着

 旧道との分岐に着いた。
直進は旧道、右方向が新道になる。新道に入り登って行く。
旧道を進んでもこの先一合目で新道に合流する、旧道の方が少し遠回りに見える。
8:58分  一合目着
標高910m 登山口から1.5km、八合目まで2.4km
 
一合目の広場に着いた。ここで旧道からの道と合流する。
旧道分岐→
一合目広場→
 さっきまでの曇り空が嘘のように晴れ上がる。
登山道が林間から抜け出し展望が開けた、山頂方向が見える。
土がむき出しの斜面に階段が続いている。
階段が設置される以前は、ズルズルと滑って危険な斜面だったがこれなら安全に登れる。

9:16分  二合目着
標高990m
二合目手前の斜面→
 9:23分  二.五合目着

 旧道との分岐に着いた。
左に進むと旧道の三合目に出る、右方向が新道。
この先は三合目、四合目そして五合目に旧道と新道の連絡通路がある。

新道は七合目まで殆ど林間の道が続くので風の強い時にはこちらが安全だと思う。旧道は七合目までむき出しの岩場が続く、丸みを帯びた小石が岩場に撒き散らされたような感じで足元が滑りやすい。下山の時には特に滑りやすいので注意が必要。
しかし、天気の良い時には下界の展望を楽しみながら登れる事、岩場を折り返しながら登ることにより急登を緩和出来るという長所もある。
二.五合目の分岐→
登山道脇に咲いていた
クサボタン →
沢を挟んで対岸に見える旧道。
六合目にある大岩が見える。

四合目を過ぎる辺りから次第に勾配がきつくなってくる。汗を拭き、水分を補給しながら一歩一歩高度を稼ぐ。

 9:33分  三合目着
 9:45分  四合目着
10:05分  五合目着
10:40分  六合目着
11:03分  七合目着
 きつい斜面ををあえぎながら登って七合目に着いた。ここで旧道と合流する。岩手山がくっきりと見える、素晴らしい好天になった。麓を見下ろすと、五合目付近に雲が掛かり下界の展望はあまり良くない。この先は八合目避難小屋まで緩斜面の道が続く。この先は高木が無くなり展望が開ける。岩手山を眺めながら、登山道脇の花を眺めながらゆっくり歩く。
旧道の六合目の大岩 →
七合目の獅子頭と
岩手山 →
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えんど
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五合目の駒鳥清水 →
五合目の連絡通路に入ると「駒鳥清水」
と言う湧き水がある。
水量は少ない。