羽後朝日岳貝沢コース2
2005年5月20日(金)晴れ
所在地  秋田県田沢湖町、角館町
標  高  1376m 
8:35分  沢尻岳(県境分岐)着
標高1260m、登山口から3、8km
 雪渓を登り沢尻岳に着いた。ここからは、岩手、秋田県境の上を歩いていく事になる。正面には高下岳から朝日岳へ連なる山塊が見えているが、山頂部分には雲が掛かり肝心の大荒沢岳から羽後朝日岳に続く稜線は見えない。しかし沢尻岳から大荒沢岳へ続く尾根道には充分に雪渓が残っている。期待しながら尾根道を下ると、一瞬雲が切れて朝日岳へ続く稜線が現れた。雪が残っている!やった!出かけてきた甲斐があった。
(写真はすべて朝日岳からの帰路に撮ったものです。朝は雲っていましたが、
朝日岳山頂を後にした11時頃から晴れ上がりました)
写真↑ 沢尻岳から北方の展望                写真↓ 沢尻岳から西方の展望
↓秋田駒ケ岳
遠方は岩手山↓
↓手前はモッコ岳
↓朝日岳
大荒沢岳↓
志度内畚↓
9:12分  大荒沢岳着
標高1313、4m、登山口から4、9km
 山頂の直下には雪庇が張り出している。夏道方向から外れて雪庇を右側に巻くようにして登る。大荒沢岳の山頂は雪が消えて藪になっているので、山頂へは登らずに東斜面に残った雪渓を朝日岳に向かって下って行く。
 大荒沢岳の東斜面は生保内川に向かって標高差400mほど急激に落ち込んでいる。雪渓は自らの重みで少しづつずり落ちているのだろうか、雪渓の上端は斜面から離れ始めている。雪崩が起きて雪渓が崩れたらひとたまりもないな・・と思いつつ、崩れだしたら直ぐに藪をつかめるように雪渓と藪の境目ぎりぎりの所を歩いて行く。
↓朝日岳
大荒沢岳↓
↓張り出した雪庇の上を歩いて行く
写真↑ 沢尻岳から南西方向の展望
高下岳↓
↓根管岳
和賀岳↓
9:30分  最低鞍部着
大荒沢岳と朝日岳の中間点着
 3〜5m高程度の雑木とササ藪に覆われた狭い尾根を左に見ながら雪渓を下って行く。尾根上の雑木に古い赤テープが結わえ付けてある。しかしテープの付近を眺めても地面はササが茂っているばかり、踏み跡らしい物は見えない。単に尾根筋の目印として付けているとしか思えないのだが・・
鞍部に向かって下るに従い、雑木の背丈が高くなる。最低鞍部は一面雪に覆われたなだらかな尾根になっている。
↓朝日岳
大荒沢岳↓
大荒沢岳山頂から
少し下った付近より
撮影
歩いてきた雪渓を振り返る
↓朝日岳
大荒沢岳↓
写真↓ 鞍部から大荒沢岳方向            写真↑ 鞍部から朝日岳方向
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