真昼岳1
2002年8月22日(木)晴れ
所在地  岩手県沢内村、
標 高 1059、9m
 真昼岳は岩手県沢内村と秋田県千畑町の境界に位置している。標高は1000m足らずの山だが兎平登山口の標高が400mほどなので標高差650mを一気に登る事になり登り応えがある。
兎平まで登ってしまうとお花畑が広がっていて楽しい尾根歩きが楽しめる。山頂からは眼下に秋田県仙北平野が見渡せる、そして天候が良ければ遠く鳥海山、早池峰山、岩手山、焼石連峰そして北隣には和賀岳を眺望することができる。
 登山口は岩手県沢内村の兎平コース、岩手、秋田県境の峰越コース、秋田県千畑町の善知鳥コース、赤倉コースが有る。今回は兎平登山口から登り、峰越コースを下って峰越登山口に下りて、林道を歩いて兎平登山口まで戻ってみました。
 湯田町の国道107号と、沢内村を通り盛岡へと向かう県道1号線(盛岡横手線)の交差点から、11、5kmほど沢内村に向かって進むと真昼温泉の案内標識が見えてくる。この交差点から真昼温泉を通って兎平登山口へ向かう。登山口までは約8、8km。最初の4、8kmほどは舗装されているが、集落を過ぎると砂利道に変わる。案内標識にある真昼温泉は下の沢集落の中にあり県道1号交差点から1、5kmほど進んだ左側にある。一見銭湯風の建物で宿泊は出来ない様だ。
 登山口を過ぎて林道をさらに進むと、県境の峰越登山口を通り秋田県千畑町に通り抜ける事ができる。しかし2002年8月22日現在岩手県側の林道が7月の台風6号による大雨で崩れ、車の通り抜けが出来なくなっていた。峰越登山口へ向かうには秋田県側から向かった方が確実だと思う。

9:50分  兎平登山口出発
 山頂まで4、0km
林道の登山口にある駐車場には20台ぐらい、そして林道から登山道を200mほど下って本内川の岸辺には4〜5台ぐらい止められそうだ。水量の豊富な本内川には登山者用の吊橋が架かっていた。川を渡ると直ぐに急斜面の登りになる。
県道1号線を湯田町方面から進むと写真の案内標識が見えてくる
兎平登山口
登山道の脇には滝があった
10:01分  若いブナの林着
 急登が一旦終り緩斜面になった。下草の生えていない若いブナ林が広がっている、まるで誰かが整備をしているかのようだ。所々にブナの大木が混じって残っている、母木として残した物だろうか?道は小さい沢の中に入り左の尾根へと抜けていく、また急登になった。
10:40分  林間を抜ける。
 林間から抜け出して視界が開けた。ススキ、ササ、雑草の中の道を緩やかに登って行く、道端には花も咲いている。
若いブナの森
林間から抜け出して視界が開けた、兎平分岐手前の登山道
10:50分  兎平分岐着
善知鳥登山口から3、2km、兎平まで0、4km、真昼岳まで2、1km
 秋田県千畑町の善知鳥登山口から登って来るコースとの合流点についた。ここからは尾根の道が山頂まで続いているが山頂手前のピークがずいぶん遠く見える、そしてまだまだ急登が続きそうだ。
兎平分岐、左が善知鳥コース
正面方向が山頂
兎平分岐付近から山頂方向を展望する
尾根の左側が秋田県
山頂手前のピーク↓
尾根上の峰越コース↓峰越登山口→
←兎平のお花畑
登山道脇に咲いていたヤマハハコの群落
兎平のお花畑
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えんど
本内川に架かる登山者用の吊橋