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◆ セブ ◆

LonelyPlanet Online」より
 

セブについて

セブは、フィリピン共和国(Republic of Philippines)の真ん中辺りにあるセブ島にあります。
首都マニラ、ダバオと共にフィリピン三大都市の一つです。

日本からは、直行便、マニラ経由、香港経由等で行くことができ、直行便の場合、4〜5時間位です。
(セブへの行き方については、こちら。)

ビーチリゾートで有名なセブですが、実際はセブ市には空港及びビーチリゾートはなく、セブ市の対岸にあるマクタン島にあります。
このマクタン島とセブ市の間は、マクタンブリッジという橋でつながっており、第一と第二の2つあります。(第二マクタンブリッジは、1999年8月に開通しました。)
尚、セブ本島にもいくつかビーチリゾートはありますが、ほとんどの方はマクタン島に滞在し、買い物等でセブ市内を訪れるものと思います。

セブ市内の地図は、こちら

入国

    普通、空港のチェックインカウンタは、出発時刻の約2時間半前にオープンしますので、それにあわせて空港に向かいます。(パッケージツアーの場合、旅行代理店から集合時間の指示があると思いますので、それにあわせて行きます。)
    荷物のX線チェック後、チェックインカウンタで航空券とパスポートを見せて、チェックインを行います。一応、規則では預けることができる荷物は、エコノミークラスの場合、20kgまで、マブハイ(ビジネス)クラスの場合、30kgまでとなっており、それ以上の場合、オーバーチャージを払わないといけないことになっています。が、アコの経験上、10kgオーバーまでは見逃してくれる(サービスしてくれる)ようです。(いつもそうだとは限りません。)
    チェックイン後、出国手続きを行います。まず、手荷物のX線チェックを行い、その後、出国審査を行います。出国審査では、係官にパスポート、出入国カード、搭乗券を渡します。
    出国審査が済むと、もうそこは、国外です。免税店がありますので、おみやげ用のたばこやお酒などを買っておきます。
    出発の約30分前に、飛行機への搭乗が開始されます。搭乗に遅れますと、その分出発が遅れ、多くの方々に迷惑がかかりますので、乗り遅れないようにしたいところです。
    飛行機には、毛布が人数分用意されていないことがしばしばあります。毛布が必要な方は、早めにスチュワーデスにいって手に入れておいた方がよいと思います。

    離陸後、しばらくするとフィリピンの入国カード及び税関申告書が配られます。
    入国カード(裏はカーボン紙)と税関申告書はセットになっており、入国カードに記入することにより、税関申告書に書き込まれます。
    入国カードには、左上から以下の内容を書いていきます。

    1. 氏名(性・名の順)
    2. 性別(MALE(男)又は FEMALE(女)をチェック)
    3. 生年月日(月/日/年の順)
    4. 生まれた国(例:Japan)
    5. 国籍(例:Japanese)
    6. 職業
    7. 住所
    8. フィリピンでの住所(滞在するホテルの名前等)
    9. パスポートの番号
    10. パスポート発給地
    11. パスポート発行日
    12. 旅行の目的
    13. フィリピンを訪ねた回数(1回,2回,3回以上のいずれかをチェック)
    14. パッケージツアーですか?(はい 又は いいえをチェック)
    15. 署名
    16. 飛行機の出発地(例:Narita)
    17. フライト番号(例:PR433)

    セブへ到着後、先ず、イミグレにて入国審査を行います。自分の順番がきたら、係官にパスポート、航空券、入国カード(with 税関申告書)を渡します。係官は、パスポートに入国のスタンプを押し、パスポート,航空券,税関申告書を返します。
    入国審査後、目の前にターンテーブルがあるので、日本(成田)でのチェックインの際に預けた荷物をピックアップし、税関へ向かいます。
    税関では、税関申告書を係官へ渡します。すると、係官が内容をチェック後、サインをして返してくれます。そして、出口へ向かいます。
    尚、税関の横には、両替所がありますので、ペソを持っていない人は、ここで最低限必要な分だけ両替しておくとよいでしょう。
    出口では、税関申告書を集めていますので渡します。また、荷物のチェック(バッゲージクライムタグと航空券の裏に貼っている半券の番号があっているか)を行っていますので、航空券の裏に貼っている半券を係員に見せます。係員は荷物をチェック後、バッゲージクライムタグと半券を剥がしてくれます。
    パッケージツアーでセブを訪れた場合には、出口をでて、右のところに現地添乗員がツアー客の名前を書いたプレートを持って待っていますので、自分の名前を書いたプレートを探します。
    また、出口より右の方へ進むと、国内線の出口があり、その横にレンタカー(運転手付き)のカウンタがありますので、そこでレンタカーを借り、目的地へ向かうことができます。

入国後

    フィリピン航空(PAL)も2000年2月1日から、予約の再確認(リコンファーム)が不必要になりました。
    ただし、緊急時及び運行遅延に関する連絡の為に、セブ(フィリピン)での連絡先を予約時またはセブ(フィリピン)でPALに連絡しておいた方がよいでしょう。

    マクタン空港やマニラのNAIA2の免税店は、品揃えが悪く、あまり品数がないので、予め、セブ市内等でおみやげを買っておくことをおすすめします。

出国

    セブから成田(関空)への直行便は午前8時頃の出発ですので、マクタン空港のチェックインカウンタは6時にオープンします。しかし、国際線(ターミナル)の入り口も6時にオープンするので、6時頃になると長蛇の列ができます。
    この為、空港に到着するのが遅れてしまった場合、この長蛇の列の最後に並ぶことになり、その結果、チェックインが遅れ、自分の希望する席に座ることができなくなります。
    これを避けるために、オープンの20〜30分前(5時半頃)には空港に着いて(ちょっと)待つのがよいと思います。そうすれば、オープン後、すぐにチェックインすることができ、その後、ゆっくりすることが出来ます。
    チェックインカウンタでは、荷物、パスポートと航空券を渡し、チェックインを行います。マクタン空港の場合、オーバーウェイトについては厳しいようで、サービスはしてくれないようです。なので、グループでの旅行の場合には、一度にチェックインし、トータルの重さでオーバーしないようにするなどして、工夫すればよいと思います。
    また、チェックインカウンタには、出国カードがおいてありますので、まだ出国カードを書いていない場合には、ここから出国カードを手に入れ、カードに記入しましょう。カードの記入内容は、入国カードとほぼ同じです。
    チェックイン後も空港の外へは出れますので、お腹が空いていて何か食べたいという人や時間が余っている人は、入り口脇にあるレストランで、朝食をとったり、時間をつぶしたりすればよいと思います。
    チェックインの次は、空港税を支払います。空港税(550ペソ)とボーディングパスを係員に渡すと、ボーディングパスに領収書をホチキスで留めて返してくれます。
    次に、イミグレにて出国手続きを行います。パスポート、出国カード、ボーディングパスを係官に渡します。パスポートに出国のスタンプを押して、ボーディングパスと一緒に返してくれます。
    イミグレの横に免税店がありますが、あまり品数がありませんので、予め、セブ市内で買っておくことをおすすめします。
    免税店での買い物等の用事が済んだら、出発待合室に移動し、飛行機への搭乗が始まるのを待ちます。出発待合室に入る前では、ボーディングパスのチェックと手荷物のX線チェックがあります。
    出発の約30分前に、飛行機への搭乗が開始されます。搭乗に遅れますと、その分出発が遅れ、多くの方々に迷惑がかかりますので、乗り遅れないようにしたいところです。
    飛行機には、毛布が人数分用意されていないことがしばしばあります。毛布が必要な方は、早めにスチュワーデスにいって手に入れておいた方がよいと思います。

    離陸後、しばらくすると、成田(関空)での検疫を省略する質問書が配布されますので、必要事項を記入します。
    そうこうしているうちに、4〜5時間もあっという間に過ぎ、ようやく日本に到着です。
    後は、入国審査/税関手続きを行い、空港から家に向かうだけです。

両替

    フィリピンの通貨は、"ペソ"です。日本でペソを入手するのは手間がかかりますし、為替レートが非常に悪いので、フィリピンに入国してから円または米ドルをペソに両替するのが普通です。
    フィリピンで両替が出来るのは、銀行、ホテル、空港、SM等のモール、そして町中にある両替所(通称:ブラックマーケット)です。その中でレートの良い順に並べると以下のようになります。

      ブラックマーケット > SM等のモール > 銀行、空港 > ホテル

    なので、セブ(フィリピン)に到着した時に、空港で最低限両替し、その後、SM等で両替するのがベターだと思います。 (アコの経験から、米ドルからペソは、アヤラセンターが、日本円からペソは、SMの方がレートが良かったです。)
    また、通常、キャッシュよりトラベラーズ・チェック(T/C)の方がレートがいいのですが、フィリピンでは現金(キャッシュ)よりもT/Cの方がレートが悪いので、要注意です。

セブ市内

    以下は、1999年11月現在の情報です。この為、最新の情報と食い違っている場合があります。

  1. モール
    セブ市内には、SM(シューマート)、アヤラセンター、ガイサノ等のいくつかのショッピングモールがあります。

    1. SM(シューマート) (North Reclamation Area, Cebu City)
      ポートエリアにあるショッピングモール。内部は(実質)4階建てとなっており、各階は1/3がSM本体で残りがテナントとなっています。
      PALのカウンタもUpper Ground Floorにあります。
      1. Low Ground Floor ファーストフードやフードコーナー等があります。
      フードコーナーは、日本でいう軽食コーナーと同じで周りにお店があり、そこで食べたいものを注文し、真ん中にあるペンチで食べます。
      注文は、食べたいものを指で指すと1人前を皿に盛ってくれます。必要な分だけ注文し、最後にレジで支払います。
      SMの部分には、子供服やおもちゃのコーナー及びスーパーマーケットがあります。
      2. Upper Ground Floor 日本でおなじみのマクドナルドやケンタッキー等のファーストフード、ナショナルブックスストア(本屋)、DIYのお店(Acer)やPALのチケットオフィスがあります。
      SMの部分には、男物の服、化粧品、フィリピンのおみやげコーナーがあります。また、外貨(米ドル、日本円)をペソに両替するカウンタがあります。
      3. 2nd Floor ブティック等があります。
      SMの部分には、婦人もの服や靴のコーナーがあります。
      4. 3rd Floor 映画館、ボーリング場及びサイバーカフェ(インターネットカフェ)等があります。
      映画はもちろん英語(中には、タガログ語の映画もありますが)ですが、入場料が40〜60ペソ(日本円で、150円位)で日本と比べ格安で見ることができます。また、ほとんどが日本で封切り前の映画です。

      尚、現在SM横にシェラトンホテルが建築中。(もう完成したのかな?)

    2. アヤラセンター (Cebu Business Park, Visayas Avenue, Cebu City)
      セブビジネスパークの中にあるショッピングモール。5階建である。SMと同様にテナント部分とガイサノ部分があります。
      1. Ground Floor ブティック等があります。
      ガイサノの部分は、スーパーマーケットがあります。両替カウンタもスーパーマーケット横にあります。
      2. 2nd Floor Ground Floorと同様にブティック等があります。
      ガイサノはこの階に玄関があります。男物の服やおみやげを売っています。
      3. 3rd Floor ファーストフードやフードコーナー等の食べ物関係のお店はこの階にあります。フードコーナーはSMと比べると狭いです。
      ガイサノ部分は、女性向けの服などを売っています。
      4. 4th Floor 映画館があります。(全部で6つ)
      ガイサノ部分は、子供服、おもちゃや文房具等を売っています。
      5. 5th Floor ガイサノ部分のみ。家電製品や食器等を売っています。

  2. フィリピン・レストラン
    何軒かフィリピン・レストランがありますが、その中のアコのお薦めです。
    アボハン
    (Abuhan)
    ミッドタウンホテル近くのF.Ramos St.沿いにあるカンイラグ・ホテルの1階にあるレストラン。
    ここのプチーロスープ(Pochero Soup)はお勧めです。
    F. Ramos St., Cebu City
    ライト・ハウス
    (Lighthouse)
    Mango Ave.(Gen.Maxilom Ave.)沿いにあります。また、ガイサノ・カントリーモールにもあります。
    Gen. Maxilom Ave., Cebu City
    チカアン
    (Chika-an)
    ナショナル・ブックストア近くにあります。すぐそばに、キョーヘイ(日本大衆食堂)があります。
    Century Plaza Complex, Juana Osmena St., Cebu City

  3. ホテル
    セブ市内のホテルです。
    マリオット・ホテル
    (Mariotto Hotel)
    セブ・ビジネスパーク内にあるホテル。アヤラセンターのすぐ裏。
    Cardinal Rosales Ave., Cebu Business Park, Cebu City
    セブ・プラザ・ホテル
    (Cebu Plaza Hotel)
    セブ市内を見下ろす山にあるホテル。地下にバイ(BAI)・ディスコがあります。
    Nivel Hills, Lahug, Cebu City
    モンテベリオ
    (Montebello Villa Hotel)
    セブ市中心からちょっと外れたガイサノ・カントリーモール裏にあるホテル。
    Banilad, Cebu City
    ディプロマット・ホテル
    (Diplomat Hotel)
    F.Ramos St.沿いにあるホテル。結構静かで、アコがちょくちょく利用しています。
    90 F. Ramos St., Cebu City
    ホリデイ・プラザ
    (Holiday Plaza)
    同じくF.Ramos St.沿いにあるホテル。1998年にオープンしたので、結構新しい。
    F. Ramos St., Cebu City

  4. その他
    サリサリ・ストア セブ(フィリピン)には、いたるところに、サリサリ・ストアと呼ばれる日本でいう雑貨屋があります。
    道沿いの食堂 サリサリ・ストアと同様に、セブ(フィリピン)には、道沿いに食堂がたくさんあります。
    ここでの注文の仕方は、SMやアヤラセンターのフードコーナーと同じです。鍋におかずが入っていますので、鍋の蓋を開けて中身(おかず)を確認し、食べたいものを指さします。すると店員さんが小皿に盛ってくれます。あと、ご飯と飲み物(ミネラルウォーターやコーラ)を注文し、食べます。
    夕方になると、道ばたにバーベキュー用コンロを出し、チキンバーベキューが食べれるお店(?)もでてきます。(詳細は、次のロッション(Russion)を参照してください。)
    ロッション
    (Russion)
    オスメニア・サークル(Fuente Osmena)近くにあるバーベキューハウス(?)が集まったところです。夜遅くまでやっているので、夜遅くにお腹が空いたときなどは便利です。
    先ず、店先に食材(チキン、レバー、豚、ソーセージ、魚)が並んでいますので、食べるものを選び(注文し)、奥のテーブルに座ります。その後、プソ(ご飯:葉っぱにくるまれている)や飲み物を注文します。テーブルの上には、ソース(タレ?)の入った容器がおいてありますので、必要な分だけ皿にあけます。必要ならば、シリ(小粒の唐辛子)をつぶして、ソースと混ぜます。
    しばらくすると、最初に注文したものが焼き上がり、テーブルに運ばれてきますので、食べ始めます。尚、スプーンやフォークはおいていないので、カマヤン・スタイル(手づかみ)で食べます。食べたりなかったり、ご飯が足りない場合には、その都度、注文します。
    食べ終わりましたら、会計します。そして、店の前や横に石鹸とポリタンクが置いてありますので、そこで手を洗います。

    尚、道沿いの食堂、ロッションともに衛生的には???なところがありますので、胃腸に自信のあるお方以外はやめておいた方がいいかもしれません。

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