ピラミッドの高さは24m
 
階段の角度は45度
春分の日。階段に光る蛇が現れる。階段下には蛇の石造がある。
千年まえの天文台。ドームがきれい。
 カンクンから3時間ほど北に行くと、マヤの代表的な遺跡「チチエン・イッツア」かある。
約千年前に栄えた文化で、今でもカンクンのある一帯にはマヤの末裔が多く住む。
この遺跡のシンボルはピラミッド。しかしエジプトのような墓ではなく、なんと、カレンダーだ。
 
ピラミッドには四方に階段があり、それぞれ91段。4つで計364となり、頂上の1段を足すと、1年の日数になる。そしてピラミッドの段数も260段ありこれは農耕の日数を表わしている。
このピラミッドは東西にあっており、春分秋分の日、ピラミッドの影で蛇を描くようになっている。すごい設計だ。
ここの多くの神殿は
天体の運行にしたがった生贄の儀式用であった。生贄は神に近づくためのものだったのだ。
こんなことを隣の遺跡にある天文台で調べていたのである。
この天文台は現在のドームとまったく同じだ。遠目にはわからない。石つくりだから白く映えるのである。
 
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2003年11月5日
メキシコのカンクンは最近人気のリゾート地。アメリカから2-3時間で行けるからわれわれからすると、グアムや沖縄という感じ。だがカンクンは30年前まで流刑の地だった。カンクンは「蛇の巣」という意味で、リゾートビーチを抜けるとジャングルが続く。
カンクン天文台
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