275KV片寄り鉄塔誕生か? 続1
 
   275KV片寄り鉄塔誕生か? を前回に掲載したが、
   その後伊勢原に用事が有り、藤沢方面から門沢橋経由で目的地まで進んだ。
   この道の近くに片寄り鉄塔が建設された工事現場がある。
   その様子を確認したく寄り道をした。


   

   なんと既設鉄塔の左側にもう1基新しい鉄塔が建設されていた。
   更には奥に大きな紅白鉄塔も建設中である。


   

   工事現場に接近したところ、新設した両方の鉄塔とも仮設鉄塔である事が判明した。
   鉄塔は甲・乙に分かれて、1回線ずつ電線を支持する模様。
   この紅白鉄塔が仮設である事は残念でした。


   

   紅白の仮設34甲号
   異様に腕金が長いのが特徴。
   山形鋼を使用している。
   電車での確認において片寄り鉄塔と勘違いした。
   


   

   鋼管の仮設34乙号
   仮設鉄塔なのに鋼管鉄塔を使用している。
   別位置建設により電線の角度が生じ、4導体+2導体の重負荷を考慮して、
   鋼管鉄塔を使用したと思われます。(外側への引力)
   

   工事内容を確認したところ下記の通りであった。
    鉄塔の工事は33号と34号が対象。
    この工事により仮設33・仮設34甲・仮設34乙が建設される
    工事期間は平成27年まで


   

   そうすると この紅白鉄塔は仮設33号なのか?
   どう見ても恒久的な鉄塔にしか見えない。


   

   33号工事現場に近づいてみた。
   工事現場は広大な囲いがされていた。
   鉄塔はあと1ヶ月以内には完成するであろう
   基礎を確認して仮設鉄塔か確認したい。

   その後目的地へと向かった。
   伊勢原へは来年ぐらいまで何回か行く用事があるので、ついでに工事の確認をしたいと思っている。



  秦浜線20号にて


   

   こちらでも基礎工事が行われていた。
   こちらも鋼管紅白鉄塔になる。
   今まで道路は直進していたが、迂回されていた。


   

   鉄塔の基礎が据付された直後と思われる。
   また、1基礎に対して4本の杭打ちされている様である。

   こちらのが目的地に近い為、観察が出来ると思う。

   



   最近伊勢原に行く用事が多く、
   近くの車道より確認ところもう組立工事が開始されていました。
   (もちろん停車して撮影の為に寄り道−−)
   基礎の据付工事でコンクリート打設未の状態から1ヶ月もしないうちに
   組立工事が開始されました。
   最近のコンクリートは速乾性で良質なのでしょうか?


   

   紅白の鋼管鉄塔が建設されています。
   既設鉄塔に比べるとかなり大型の鉄塔です。


   

   組立前の部材が並べられています。
   大型鋼管鉄塔は迫力があります。
   個人的に好きな光景です。


   

   既設20号との比較
   新設鉄塔がかなりの大きな鉄塔になると思われる。
   この付近は家が沢山建っていたが新東名高速道路建設の為に立ち退いた。
   2020年完成に向けて工事が進められる。





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