09年猪苗代旧幹線状況
 

   
   数年ぶり猪苗代旧幹線の全体状況の確認を行い、全般にわたり撮影を行ないました。
   鉄塔画像集のフレーム化と増量化に伴い、画像を置き換える為です。

   状況を確認した結果、
   栃木県内と福島県内で対応が全然違う事がわかりました

   栃木県内の状況は、
   黒磯から北側で建て替えが進められ、毎年原型鉄塔が消滅しています。
   この工事は今後も進められ、424号付近まで進むと思われます。

   建て替えられた区間
    404号〜411号
    466号〜474号
    484号〜512号

    
   建て替えられた484号


  今後、建て替えが予想される区間
    475号〜483号
    451号〜457号
    424号〜442号
 
    
    測量した時の杭が残っていた478号



   福島県内の状況
   福島県内は原型鉄塔の保全工事が進められています
     白河管内は223号〜391号まで大規模な塗装工事が実施されました
     猪苗代管内は建て替えした鉄塔が点在しますが、
     残った原型鉄塔は基礎の補強工事、塗装工事が行われています。
     (白河市街地で塗装されていない鉄塔が数基有り、近年建て替え予定と思われます)
     ひとつ残念な事はヘリ用番号札が下1桁0番を除き撤去された事です。
     番号札は撮影後の編集に大変役立っていましたが、今はメモしながら撮影しています。

   

   福島県内の塗装された鉄塔



   

   基礎の補強を行なった33号


   2014年で建設100年を迎える猪苗代旧幹線 
   福島県内では100年目も残存する事が確実になってきた様に思えます。
   産業遺産に登録してもらいたいものです。


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