王冠をかぶる鉄塔
 

   
   この鉄塔は架空地線を支持する腕金部分が大きくなっていて、
   更に鉄塔頂板を備えた上部三角体になっています。
   見たからに王冠をかぶっている様な鉄塔です。

   襲雷が多い地域なので、架空地線2条はわかりますが、
   以前は鉄塔頂板部分にも架空地線が張られていたのでしょうか?

   何故、この形になったのか興味があります。


   

   川中線です。  建設昭和14年 11KV


   

   部材の組み方から見て、架空地線と電線は別々の腕金で構成され、
   補助材として、腕金同士が接続されている様です。

 
  

  2号鉄塔 で懸垂型です。
  1号鉄塔と同様な形になっています。
  こちらは少し小さめで、角帽をかぶっている様に見えます。


  


  4号鉄塔です。
  この鉄塔は懸垂型ですが、架空地線の腕金は小さめです。
  ここから老番側は架空地線が1条になります


  

  5号鉄塔です。

  腕金部分は嵩上げされ、部材も交換されています。

  もしかしたら、1号〜4号も5号以降と同様の改造が行われる可能性があり、
  注意が必要です。



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