07年群馬幹線状況
埼玉県内の群馬幹線はしばらく大きな建て替え工事は有りませんでしたが、
07年度に小川地区の建て替え工事が行われます。
今回の対象は305号〜319号までの15基にも及ぶ大きな工事になります。
最初319号は一度建て替えしているので残ると思ったのですが、
4回線化の影響なのか残りませんでした。
00年建て替えの241号や01年建て替えの400号と同じ運命を辿る事になりました。
工事は9月より始まり、訪れたのが9月9日 工事は養生作業がかなり進んでいました。
送電線工事は手際よく進められる為に、一週間の遅れで撮影を逃す事もあり、
行ける時は行く事にしています。
大きな工事でも一ヶ月も有れば電線の引き抜きが行われ、
早ければ12月後半から1月にかけて新鉄塔の組み立て工事が始まると思われます。
今回の工事は平坦地で大型重機が入れる為に作業の進みは速いです。
この場所は関越道嵐山PAより見る事が出来、
のどかな風景の中、周りに溶け込んでいる小さな鉄塔が連なる様子は
気に入っていました
群馬県内では95〜98号が建て替え対象になります。
関越道を跨ぐ鉄塔で、道路建設時の移設・建て替えの為に最近の電力系統の事情に合わず
建て替えされると思われます。
317号鉄塔
工事による囲い込みが完了していた。
316号
ここで電線の引き抜き作業が行われる
既に資材が搬入されていた
315号
ここも既に囲い込み作業が終了し、鉄板敷きされている
この場所は木々に覆われていたが伐採した
314号
これから養生作業を行う
ビニールシートが置かれている
313号
本格的な作業はまだだが、左下には工事用の赤い旗が設置してあった
312号
数少ない耐張型鉄塔
まだ工事は始まっていない
稲刈りが終わってすぐの工事であろう
310号
ここも囲い込み作業が完了していた
仮設道路はまだ未完了の状態だった
306号
ここでは囲い込みは行われていないが、鉄板敷きは行われていた
305号
ここでも囲い込み作業が完了していた
317号同様、大きな面積をとっての囲い込みだった
この画像は304号等の若番方面を撮影
304号は今回の工事対象外である
08.06.14追加
08年6月に所用で関越道を通った時に嵐山PAから撮影した
鉄塔建て替えの間も関越道を何回か通ったが、
暗い時に通る為に撮影や確認が出来ていませんでした。
のどかな風景に小さな鉄塔が連なっていたが、2倍近い高さの鉄塔になると風景も一変する
今までの光景が目に焼きついているが、今後この光景も見慣れてくるのであろう
連なる鉄塔は間引きされ、大型化された
遠くに原型鉄塔が写っているが、大きさの差がわかる
群馬幹線は今後も154KV+66KVの鉄塔建て替えが進むと思われる
小川・寄居地区の原型鉄塔全滅も近いか??