猪苗代旧幹線流用鉄塔?
関越道の渋川→沼田間のトンネルに入る直前に、
猪苗代旧幹線に似た鉄塔が有り、以前から気になっていました。
トンネルに入る直前でいつも思いっきり脇見運転になってしまう。
今回は高速道路を降りてこの鉄塔をじっくり観察する事が出来ました。
見た感じやはり猪苗代旧幹線の鉄塔と同じで、
しかも110KV時代の腕金改造前の形です。
片品川線はこの鉄塔以外でも古い色々な形の鉄塔が存在していましたが、
最近の建て替えにより姿を消しています。
この鉄塔もあと何年存在するか気になるところです。
河岸段丘の上に立つ鉄塔
片品川53号鉄塔です。
猪苗代旧幹線の110KV時代の鉄塔は2段目の腕金が大きい事です。
154KV化時に碍子増結による隔離対応で腕金改造が行われ、
現在の形になっています。
110KVの写真は電気の史料館で見る事が出来ます。
プレートを含む主柱の画像です。
再塗装がされずかなり劣化している様にも見受けられます。
後に写っている鉄塔は今は最強の東群馬幹線の支持物です。
段丘したの鉄塔を撮影
高低差が凄く有り、径間も長いです。
その為に110KV鉄塔の様にしっかりした鉄塔が必要になったのでしょう。
猪苗代旧幹線流用鉄塔は この画像の52号との2基だけです。