南佐久線
佐久地方には千曲川の電源開発当初からの送電鉄塔が数多く残っています。
1回線の送電線が多く。2回線と思っても注意してみると別々の線路というのも
よくあります。
この南佐久線(大正10年)も東信線(大正8年)と併架して進み、途中で東信線と別れ、
その後に北佐久線(大正14年)と併架し、なぜか島川原発電所に行ってしまいます。
南佐久線だけの送電線はかわいい矩形鉄塔が支持物になっています。
南佐久線24号鉄塔です。
この鉄塔の特徴は架空地線の為の突起が無い事です。
建設は大正10年です。
私的ですが、年代別で大正10年の鉄塔写真が無かったので
見つけた時は本当にうれしかったです。
大正4年〜6年は無いだろうな〜。
東信線はいずれ特集を、北佐久線は後に紹介します。