ブレーキオイル・クラッチオイルの交換

ブレーキ・クラッチホースのオイル交換をします。
 用意する物は、ブレーキオイル(D.O.T4物)、廃油缶、耐油チューブ、シリンジ

 カワサキ純正のブレーキオイルを使用。


フロント



モーターサイクルをセンタースタンドをかけて水平にする。リザーバータンク周辺を丹念に養生する。
 これは、ブレーキオイルが塗装面や樹脂に付着すると、溶け出したり塗装がはげるからです。



有ると便利な注射器、これを使ってリザーバータンクのオイルを吸い取る。
奇麗に吸い取ったら新しいブレーキオルを注ぐ。

    

キャリパーのブリードバルブに10mmのめがねレンチをかけてから耐油ホースを接続する。

エアー抜きの手順

●  リザーバーキャップを外し、底部の孔から気泡が出てこなくなるまで、ブレーキレバーを操作する。

1、ブリードバルブを開ける。    
   2、ブレーキレバーをいっぱいに握る
3、ブリードバルブを閉じる。
4、ブレーキレバーを放す。  
  5、ブレーキレバー数回操作する。  

この手順を繰り返す。エアー又は、古いブレーキオイルが抜けきるまで続ける。
※  作業の時、リザーバータンクのゴムキャップは付けたままする方が良い。なぜなら、重みを感じる頃、   ブレーキオイルがマスター側へ吹き返すので開けたままだとオイルが飛び散ってしまうからです。
※   作業はリザーバータンクの液量を、こまめにチェックしながら行いましょう。


リア−

      

リア−も同じ動作を繰り返す。リア−キャリパーには、2箇所ブリードバルブが付いているので注意。
同様に2箇所からエアー抜き操作を行う。
  
 
  
 クラッチ
 
     

クラッチも同様に上記の作業を繰り返す。
クラッチリザーバーが汚れていたので、注射器で吸い取って新しい液を注ぐ動作を何度もくり返し、
奇麗にしました。有ると便利な注射器。