チェーン清掃・調整



使用ケミカル・・・・・チェーンクリーナー・チェーンルーブ(ワコース)・水洗い用洗剤

まず水洗いします。(洗車時が最適でしょう) チェーンに市販の洗剤を吹きかけて水洗いします。
その後、チェーンクリーナーを使用し完全に油分を除去します。エアーコンプレッサーがあれば仕上げに吹き付け、水分を完全除去すると良い。

            
奇麗に洗い上げたらチェーンルーブをまんべんなく吹き付ける。(この作業時ホイル部に油がかからないようタオルなどで養生すると良い。)10分位乾燥させて終了。雨天走行後や洗車後は、チェーンの注油を心がけよう。
 


 チェーン調整
まずチェーンリンクの伸び具合をチェック。リアスプロケット後方からチェーンを力強く引っ張る。スプロケットとチェーンの間に大きな隙間が出来る場合交換が必要。リンク部の隙間はいくらチェーンをきつく張っても隠せない場所なので、ガタツキがあるようならそろそろ交換の時期でしょう。 ※チェーン交換時には、フロントとリアのスプロケットも同時に交換した方が良い。 やはりチェーン同様スプロケの歯も磨耗してくるので、3点セットでの交換が普通です。

     
左右両方のチェーンアジャスタークランプボルトを緩めます。 チェーンアジャスター(エキセントリック)に一番大きい六角レンチ(12mm)を差込、左右に軽く回しチェーンの張りを調整する。ちなみに、ぐるっと半回転させアクスルシャフトを下の位置に持って行くと、車高が若干上がる。これを逆セントリックとも呼びます。マジで!?

たるみの調整はスプロケット間の中間部で測定する。サービスマニュアルには35〜40mmが基準と成ってるが、車両により特別に決められている以外はおおむね25mm〜45mmくらいのたるみがあれば問題ないそうだ。
ZZRの場合はスイングアームにタプタプ着く位で25〜30mmです。
調整時期は1,000キロ走行毎が目安でしょう。  
交換はメンテにもよりますが2万キロ位持たせる事も可能とか。。。