元々、台湾の情報を得るためにパーフェクTVに加入、CTN中天をみていた。台湾資本の比率が高まり、台湾に関するニュースが増えて、面白くなってきたなと思ったところで、放送中止。仕方なくチューナーを買い換えて（！）楽楽チャイナを視聴し始めた。
楽楽チャイナではCTN中天のニュース番組だけでなく、TVBSの番組も視聴できる。台湾朋友の間では、CTN中天の評判は今ひとつ。TVBSを見る人が多かったので、両方見られるようになって嬉しかった。
しかし、楽楽チャイナを視聴するようになってから現在にいたるまで、一番注目しているのはCTN中天でもTVBSでもない。毎週月曜日から土曜日、夜9時30分から10時10分に放送される「新聞縦横」だ。この番組には東京に2人、大阪に1人(たぶん)記者がいて、毎日オリジナルのニュースを提供している。彼らの報道に対して、最初は、正直言ってとっても違和感があった。確かに彼らは日々、日本で起きていることを報道している。でも、他の日本のテレビや新聞のニュースと全く違う。しばらくして、やっと気が付いた。彼らは「在日華人社会」の動向を伝えていたのだ。
中国語の勉強を始めてからずっと、私の関心は、台湾・中国にあった。台湾での短期留学を終え、帰国後は試験勉強に没頭していた。1年3ヶ月の受験生活から解放された時、初めて「在日華人社会」の存在に気づいた。
ニュースを視聴し始めた時は、日本のニュース番組や新聞で報道されている内容と全く違うので、戸惑った。なぜ同じ日本で生活しているのに、日本で起こっていることを報道しているのにこんなに違うのか理解できなかった。暫くして、やっと、彼らが注目しているのは「在日華人社会」の動向だと気がついた。私って頭悪い。ほとんどのニュースはTBSや中天、CCTVのニュース（たぶん）なので、聞き流しているが、東京と大阪の記者の報道は注意して聞くようになった。
私は東京の記者のニュースが好き。一部の在日華人向け新聞に見られるような、反日感情を煽るような報道を絶対にしない。時には、日本人と留学生の心温まる交流の様子なども報道する。昨年、中国人が多額の現金が入ったお財布を電車に置き忘れたが、横浜駅に届き、無事に落とし主に戻った。横浜駅長は記者のインタビューに「横浜駅と上海駅は友好関係にありますから！」・・・と直接関係ないことまでご機嫌で答えていた。こういう話を丁寧に報道してくれるこの記者の姿勢が、私は大好きだ。
東京の記者のニュースが好きな理由はもう一つ。聴起来好聴なのだ。彼が使う語彙は私にとってはちょっと難しい。大体の意味はわかるけど、必ずしも一度で100％聞き取れるわけではない。でも、他の原稿と違う・・・と感じる。
私は彼らのニュースはとっても「寶貴」なものだと思っている。日本で初めて、在日華人によるテレビニュースだから。しかも、月曜日から土曜日まで毎日！本当は彼らのニュースを全て記録しておきたい。毎日記録することで彼らが何に注目しているか分かる。彼らの視点、彼らが重要だと思っていることが分かれば、身近な外国―在日華人社会―を理解するきっかけがつかめると思う。
どのような形にするかは未定だが、東京、大阪の記者のニュースに注目し、ニュースのテーマ、内容をこのページに整理したい。
今まで漠然と考えていたことを、改めて文章にしようとすると意外と難しい。
ここ数日、あちこちで行事があるらしく、面白いニュースが続いている。でも、まだ、どのように整理するか決めていないので、ただ呆然と聞き流すばかり。ちょっぴり残念。（2001年2月）
2月10日(土) 方正・・・という印刷会社のこと！聞き逃しちゃった。
2月9日（金) 李遠哲、インタビュー（２）WTOについて；WTO加入→台湾：農業が受ける影響が大きい。
大陸：台湾より大きな影響を受けるだろう。市場経済の影響を受けるので、毎年10％以上の
経済成長を続けない限り様々な問題は解決されないだろう。外国の投資を必要とするだろう。
核四→既に半分建設してしまっており、この問題は、環境保護や技術的な問題ではない。
政治的な問題である。
「日台エレクトロニクス国際検討会（日台微電子国際検討会）」 日本と台湾が如何に連携して
大陸市場で発展していくか。現在90%以上の台商は大陸で儲かっており、現在は飛躍的に発展する
絶好の機会である。
2月8日(木) 李遠哲、単独インタビュー！「経済統合」と「政治統合」：個人的見解ではなく
跨党派小組の結論。跨党派小組について。
2月7日(水) 細菌戦、法廷で新たな証拠が明らかにされる
2月6日(火) 台湾棋聖王立誠、第48期囲碁王座就位式。
2月5日(月) 温州総商会成立一周年に満たないが、組織はは全国に拡大。商売も順調。
中国総領事張先生致詞。
2月3日（土） 小山ちれ選手、「婚変、感情問題」について語る 留日台湾省民会新年懇親会、大三通、和平統一に向けて
一致協力することを確認
2月2日（金） 小山ちれ選手の監督、張平さん、インタビュー
2月1日（木） 小山ちれ選手、単独インタビュー、国際試合引退の理由を語る
1月31日（水） 公使に西部大開発についてインタビュー。（今日はニュースを見ているときに電話がかかってきてしまいちゃんと
チェックできなかった。
1月29日（月） 20001年東京国際書展 中国からの出品増える。日中青年舞踏交流会。横浜中華街の獅子舞。
1月26日(金) 国宝鑑真和上展、東京美術館にて開催。