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「哺乳類は夜行性なので,
なかなか人目に触れるところに出てこない.」
というのが,日本での常識でしょう.
ところが,ここでは違いました.
カルガリー空港からレンタカーで出発すると,
道路わきの土手にはプレーリードックが立ち上がって並んでいました.
そして,ロッキー山脈に入ると次から次へと道路際で大型の動物たちに会う事が出来ました.
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【観察のポイント】道路はほとんどの場合,南東から北西の斜め方向に走っています. そのため,南に面して日当たりがいいのは,北上する場合の道路の右手. 動物の8割以上はこちら側に出現しました. (日当たりが良い→草がよく生える) 左ハンドルの車の窓からカメラを出すので,南下しながらの方が撮りやすいです. 昼間でも出てくるとは言っても, やはり良い時間は夕方のようです. ここでは緯度が高いため日没が9時くらいになります. 8時過ぎから観察の本番という感じでした.
左の写真は,トランスカナダ・ハイウェイにかかる橋ですが,
これは動物が渡る橋らしいです.
道路の両側も柵があり動物が道路に侵入できないようになっています.
下の写真は,夕方の旧道を横切るオオツノヒツジの群.
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【動物観察の注意】 とにかく,運転しながらきょろきょろ動物を探します. 初日は目が参ってしまい夕方には真っ赤に充血. 目薬を持っていけば良かったです. ということで,四六時中よそ見運転になるので危ないです. 「危ないのは当たり前でしょ?普通やらないっしょ」と思いますが, 広い道路で50kmに1つ信号があるかないか, 他に一台も車が無い場合がほとんどだとしたらどうでしょう? ついつい気が弛んでしまいます. なので周囲に車がいるかどうかは,ホントに気を付けてくださいね. いたら相当飛ばしてますから. |
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いかがでしたでしょうか? どさくさに紛れで,日本の掲載種を2種も増やしてしまいました. 次回は再びNJに戻りまして 夏のSandy Hookです.お楽しみに!(CHINO) |