2002.6.8-14 Canadian Rockey〜Vancouver|
バンフ!
いろいろ見て周りましたが,
鳥を見るならバンフで決まりでしょう.
カナディアンロッキーは標高が高いので,
あまり上のほうへ登らない方が良いみたいです.
日本食レストランやラーメン店,回転寿司まであるので,
長期滞在でもOKです.
【観察スポット】
ここでは,ハクトウワシ,アカオノスリ,ミサゴなどのワシタカ類,
次に紹介するミカヅキシマアジをはじめとする
ヒメハジロ,カワアイサ,ハシグロアビ,
前ページで紹介したアメリカシレアシシギ,
日本でも観察されていてぜひとも写真が欲しいウイルソンアメリカムシクイ,ハゴロモムシクイ,
ルビーキクイタダキなどが見られました.
ウイルソンアメリカムシクイが撮れなかったのは悔やまれます...
次に良かったのは,トゥージャックレイクです.
バンフで有名なレイク・ミネワンカの南に小さい湖があります.
あまり大きすぎるとポイントが絞りにくいのです.
ここでは夏羽のハシグロアビが岸近くに泳いでいました.
他に,ハゴロモムシクイ,チャガシラヒメドリなどの小鳥類も多くいました.
もう一つ侮れないのがバンフ市内ボウ川沿いです.
針葉樹林の並木のてっぺんにナキイスカらしき群を
発見したのですが,確認にいたらず・・・
他に灰色のヒタキ系が何種類かいたのですが,双眼鏡のみでこれらも確認できませんでした.
穴場情報:
バンフ市内の中心に回転寿司がありまして,そこのご主人(日本人)に聞いた話です.
バンフ郊外にケイブ&ベイスン・ナショナルヒストリックサイトというのがありますが,
その周辺にバードウォッチングに良い場所があるそうです.
残念ながら,私は時間が無くて行けませんでした.
【山での注意】
NJと同様にライム病はこのあたりでも多いようです.
他にロッキー山紅斑熱もありますので,
病気の症状や予防法・応急処置法などの予習は怠りなく!
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正直,これは興奮しました.
日本では幻の迷鳥ミカヅキシマアジです.
顔のところに三日月模様があります.
アメリカヒレアシシギと同じバーミリオンレイクに,
オスメス合わせて7羽もいました. アメリカ北部からカナダにかけての大陸中央部で普通の夏鳥, NJでは少ない夏鳥みたいです. 日本でも観察例があるので,1種掲載数を増やします! 490種目になります.パチパチパチ・・・・ (CHINO) |
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| バンフでの感動から3日後, バンクーバーでも見つけてしまいました. 市内からスタンレーパークまで歩いて行ったところ, 公園の入り口手前の水溜りのような小さい池にペアでいました(右にメスのお尻が見えます). カナダでは普通種なんですねぇ. (CHINO) |
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| ボウ・レイク湖畔にいました. この鳥は,アメリカ東部で留鳥,西部〜カナダで普通の夏鳥です. NJでも留鳥なので結構います. 写真はオスで,頭が茶色になっています. メスは,体も茶色です. (CHINO) |
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| カササギってアメリカにもいるんですね. 写真は,バンフ,カスケード・ロック・ガーデンズでのものです. カルガリー市内にもたくさんいました. (CHINO) |
カササギも同じく「カラスの仲間」で掲載予定のため,
今回は数を増やさない事にします.
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| ロッキーからバンクーバーを経由して, バンクーバー島のビクトリアに行きました. ビクトリアの海岸沿いにはミヤマシトドがたくさんいて, さかんにさえずっていました. アメリカでは太平洋岸から南部にかけて冬鳥, ロッキー山脈からカナダ北部で夏鳥です. このあたりでは一年中いるようです. (CHINO) |
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バンクーバーでは,
ツワッセンのフェリーターミナルの横に干潟があり,少しシギが(見に行く時間が無し),
周囲を飛んでいるカモメは,ほとんどというか全部がワシカモメ,
他にヒメウ程度でした.
航路ではウミバト(ハジロでない)が少しと,
海峡に入ったところで島の木にハクトウワシを3羽見ました. ビクトリアでは,インナーハーバーの公園側で, ミヤマシトドの他, 緑の鮮やかなスミレミドリツバメが住宅やホテルのあちこちに営巣し, 親鳥が飛び回っていました. 他にムラサキマシコかと期待しましたが 残念なメキシコマシコと, ガッカリしている横の道路端に, 見たかったウズラ科のカンムリウズラが1羽出てきました. もう一つ,クロイロコガラをブッチャートガーデンで見ました. 最後のページはロッキーの動物たちを紹介します!(CHINO) |