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Vol.18 ハトおよびホトトギスの仲間 (サケイ科1種/ハト科10種/ホトトギス科7種) |
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| 写真リスト | セグロカッコウ | カンムリカッコウ |
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【親はなくとも子は育つ】 ところで、この仲間は変わった習性をもっています。 その代表格が、 他の鳥の巣に自分の卵を産み込んで雛を育てさせる"托卵"です。 カッコウは、昔はホオジロに托卵していました。 しかし、ホオジロが知恵をつけて見破るようになったので、 まだ、知恵のないオナガに托卵するようになった、 ・・・なんて面白い話があります。 でも、自分が誰だか知らされないで育つのに、 どうしてこの仲間は同じ種類同士でちゃんと番いをつくれるんですかね?? オナガに育てられたカッコウのヒナは、 「自分はオナガだ!!」と思ってしまわないのでしょうか? 他の鳥では、人工飼育するとき、ヒナが自分をニンゲンだと勘違いしないように、 親の顔に似せた人形をつかって餌をやるくらいなのに・・・。 もっとも、ほんとにオナガだと思ってしまっていたら、 カッコウという種類は存続できませんから、これはもう、 (世の中うまくできているんだなあ〜!!) と感心するしかありません。(SASAKI) |
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次回は、アホウドリとミズナギドリの仲間の予定です。お楽しみに!!(SIMIZU)![]()
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