その後
14年2月13日に医大で検査を受けました。13年7月5日の診断の際六ヶ月後に来る様にと言われていたからです。
家を出る時ふと年末から咲いていた蝋梅が目に止まりました。文字通り蝋のように半ば透けた感じの黄色で香りも良く、花の少ない時期しかも正月を挟んで咲くので気に入っているのですが、二ヶ月近く経った今はほとんどの花に茶色い染みが付き薫りも失せているのにまだ枝に付いていて薄汚い感じでした。
「散りぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ」と言う歌が浮かびました。うろうろしている間に何時の間にか「限りあれば 吹かねど花は 散るものを 心みじかき 春の山風」との間の難しい年頃になっている事に気がつきました。
3月13日に膵臓を主にしたエコー検査を受けるためと、2月13日の血液検査の結果を聞くために医大へ行きました。
血液検査の結果は全て正常、エコーの検査結果も肝臓、胆嚢、肝外胆管、膵臓、脾臓、消化管、腎臓、膀胱、前立腺、リンパ節と全てnormalで、肝臓と膵臓の腫瘍マーカーの値もO.K.でした。
当分の間は安泰の様ですが、今回は少し懲りたので今後不摂生な事は出来るだけ止めようと決めました。
《 2002(14)/3/13 》