結論


飼育場所は、鳥かご(正確には兎かごか?)で南側の軒下に置いています。

鳥かごは風通しが良く、ホルスの一番苦手な湿気対策。南側は無論日当たり。軒下は雨を防ぐ為です。

サイズは70cm×45cm×43cm。カメが立ちあがっても、格子の隙間から首が出せない様、底のプラスチック部分の立ち上りが大きい鳥かごを探した結果、幅70cm×奥行き45cm×高さ16cmのプラスチックの箱の上に幅70cm×奥行き45cm×高さ27cmのスチールの縦格子のかごが乗っているのを購入しました。

このプラスチック部分の上部に底面積の四分の一程度、そしてスチール格子の天井の全面に、ダンボール状のプラスチック板を乗せて、日の当たる場所と日陰の場所をつくりました。

ダンボール状のプラスチック板とは、二枚の板の間に極小さい波板がサンドイッチされているもので、断熱効果がただの板より良いような気がして日曜大工店で求めた物です。

なお、スチールの格子がプラスチックの箱の底まであるかごは、カメが歩き回っている時に手足を格子にはさむ恐れが有るので良くないと思います。

 餌は原則として日に一度ですが、用事があったりして2日に一度になるときが多く、小松菜が殆どで、たまにモロヘイヤとたんぽぽを与えます。たんぽぽは花を好む様なので、シーズンには近くのお城と公園で採取して来て其れのみを与えます。

 床材は新聞紙を1枚づづ二つ折りにしたのを30枚ほど重ねたものですが、良く動き回るせいか、云われている様に足を引きずったり爪が伸びたりはしていません。ちゃんと四足で立ち甲羅の底を着けない様にして歩きます。

新聞紙は何枚も重ねて二つ折りにした方が楽ですが、カメが潜りにくそうですし、汚れた時に取り除けるのが難しいです。

また、常時何枚も重ねる事により冬眠の時の他に、夏の暑い日差しの時や雨が降込んだ時、夜なども潜ります。潜る枚数は、カメが其の時の状況に応じて適当に決めている様です。これは他の床材や1枚物のシートでは絶対に不可能なことで、カメにとっては絶対に必要な事です。

結局人間と同じで絶対必要なのは、衣食住です、それに睡眠。

衣は気候の変化の激しい所へ旅行す時は、重ね着が一番のように、調節できる重ねた新聞紙、食はカルシウムの多い小松菜、住は昔の人が言っていたように夏の暑さを一番に考えるべきで、即ち風通しの良い鳥かご、これで終わりですが、何となくぴんと来ないとお思いの方は飼育日記を参考にしてください。

人間でも睡眠不足はお肌の大敵とか、カメの場合も甲羅の艶まで違ってきます。

次へ》 《目次に戻る