今年の一月も、昨年の一月も宮古にしては思いがけない
大雪があったのでした。
昨年の雪で、庭のムラサキシキブとマユミが根株から
完全に折れてしまいました。あまりにも完全な折れ方で
あきらめてしまいました。昨年の夏も今年の夏も
がっかりして下の庭には下りませんでした。
今年の夏、いつもはお盆に咲くサルスベリが、咲かないので
これも死んでしまったのかなーと考えていたのですが、
10月に入ってから咲き始めたのでそれを写そうと庭に出ました。
そうしたら、見事にムラサキシキブとマユミが生き返っているのを
発見しました。
昨夜ふと見たTV番組「知るを楽しむ」で、三内丸山のクリの木の
栽培がこの方法だったらしい事を知りました。
根本から切った株から新しい芽が出てくる、ひこばえ=「蘖」
=「孫生」というのだそうです。
クリの実は美味しいので、微生物や昆虫や動物が食べてしまう
から、実を土に植えたのでは育たないとの事でした。
私の胴体から、私の頭や、目や、腕が再生してくるようなものですから
植物はすごいなーと思いました。 |