2005新春/
デジタルコンテストin宮古
   2005/2/9  new
1月23日    “デジタルコンテストin宮古” に参加しました。主催は三陸NPO法人、後援は
岩手県、場所は県立短期大学部の講堂。岩手県内の19人が応募し、13人が本選に残りました。
    1. ホームページ部門
    2.デジタルコンテンツ部門
    3.デジタル技術部門
の3部門に分かれていました。丁度いい機会と思ってホームページ部門に参加しました。
私もご褒美をもらいました。
「最優秀グランプリ」  ・・・・・・◆横田晃 (宮古市) “猫猫食堂妖怪劇場”
「部門別優秀賞」
            ◆ ホームページ部門・・・・・・・・八木健一郎(大船渡市)
            ◆ デジタルコンテンツ部門・・・佐々木雅久 (北上市)
            ◆ デジタル技術部門・・・・・・・・佐藤陽悦 (盛岡市)
            ◆ 企業広告特別賞・・・・・・・・・・内田 瑛子 (宮古市)
            ◆ 学生特別賞・・・・・・・・・・・・・・竹田 裕樹 (宮古市)


特別講演はi-modeの開発者 松永真理 さんの「成功の秘訣」という演題でした。
聴衆は150人以上はいたように思います。前もって参加申し込みが必要でしたが、松永
さんの講演が呼び水になったようで、沢山の参加者でした。松永さんは情熱を秘めた、
素晴しい方でした。 他の職種の人々もその情熱に巻き込まれ、真理さんのためなら頑張
ろうという気分が湧いてくるらしいのでした。みんなで失敗を乗り越えながら、i-modeを開発し
売り出しに成功したのだそうです。そしてあっという間に日本中に、いえ世界中にケイタイ
が広がっていったのは皆さんご存知の通りです。会場内から沢山の質問が出ました。
真理さんは大変丁寧に答えておられました。人を包み込んでいく方なのだなーと感じました。
参考図書「iモード事件」松永真理著、角川書店   「シゴトのココロ」松永真理著、小学館


 発表は、自分のパソコンとプロジェクターを無線ランでつなぎました。そして
ホームページをスクリーン上に映ししながら、説明しました。 始まる30分前に
接続しておきました。発表順は私がトップでしたので、他の方の実力を知る前で
良かったと思います。 ぴったり5分間にまとめて話すことが出来ました。
うちだ小児科クリニックのホームページは「ときどき日記」、「今月のお客様」
「今月の話題」のみっつのページがほぼ二ヶ月ごとに更新することを説明しました
「ときどき日記」は第23号の“こもりうた”について話しました。4世代同居の家族で
5歳のカケル君がひいおばあやんから教わった伝承のこもりうたを、生まれたばかりの
弟に歌ってやった話です。両親ともその歌は知らなかったのでびっくりしたそうです。
カケル君とお母さんがクリニックで歌ってくれた様子をホームページに載せたのでした。
画面には手作りのガラガラや木馬の小さいアニメがあり、三きょうだいの写真も載って
います。
「今月のお客様」は患者さんから私への働きかけのページです。第24号の
“はじめてのたっち”を提示しました。10ヶ月のショータ君がはじめてタッチをした時、
お母さんがすかさずカメラのシャッターを押したそうで、3枚ほど持ってきてください
ました。とってもダイナミックでしたのでその写真をアニメに作って、ホームページに
載せたのでした。お母さんはお姉ちゃんの学校に行って教室のパソコンで見たそうです。
「今月の話題」は、私が出席した講演や、会議について一般の人に解りやすいよう
にお話するページです。今回は第25号の“宮古小児科医会”のページを紹介し
ました。昨年まで県立宮古病院の小児科医は3人でした。現在は2人になりました。
NICU、一般入院、外来、出張も入るので、勤務医はきわめて危機的な状態に置かれ
ていることを説明しました。小児科医、産婦人科医が不足であることを強調しました。
私のホームページの特徴は「バックナンバーのページ」です。そのページからは
第一号以来すべてのページに到達することが出来るので、私自身の貯金箱のような
感じです、ということを話しました。思ったよりもうまく表現できました。


 こっそり本心を打ち明けますと、実はホームページ部門で優勝を考えておりました。
しかしそれは全くの筋違いというものでした。なぜならコンテストは「技術を競うもの」
つまり「IT産業の発展に寄与するもの」が評価されるのですから。出場者はプロ又は
プロ級の方々でした。アマチュアの私がその場にいることは不思議なくらいでした。
県から予算がついていて、松永真理さんが特別講演にいらっしゃったり、受賞者に
は賞金がついたりしたのですから。グランプリ受賞者には10万円、各部門賞にも
段階的に賞金が出ました。思いがけないご褒美で、応援に来ていた友人達と夕食
会をすることにしました。  とても楽しい一日でした。
 

1月1日  宮古には珍しく大晦日から元旦にかけて30数cmの大雪が降りました。
隣近所の人々がいっせいに雪かきをしました。そばに山口川が流れているので
川に雪を次々と落としていきました。宮古のいつもの大雪は2月か3月なのです。
元旦の大雪はとても不思議な現象なのでした。
  今年はどんな年になるでしょう。
楽しい年賀状が沢山やってきましたので、どうしてもご紹介したいと思いました。
皆さんご覧ください。 ご家族の愛情と工夫が、画面いっぱいに広がっています。







ではお返しに私の年賀状も、ちょっと恥ずかしいですがご覧ください。

     
新春のお喜びを申し上げます
 
家族紹介をいたします。 12年ほど前に二人はやってき ました。 ランラン(シェットランド犬)とミューミュー (ペルシャ猫)です。どちらも生後二ヶ月そこそこでした。 兄弟のように仲良しで、一日の終わりには必ずチューをす るのでした。 一年ほど前に、ミューミューが家出をしました。 戻ってきませんでした。    その頃お人形のプリモちゃんがやってきました。 「ねーねー忘れてんじゃない!」とか「さみしかったよー」 とか話します。ランランはプリモちゃんに猛烈なやきもち! ところがいつの間にか仲良しになっていました。 ぴったりくっついて寝るのが習慣になりました。 だから家族は、私とランランとプリモちゃんの三人です。 できるだけ長続きしますように…。    ランランが長生きしますように。





 今年がよき年でありますようにお祈りいたします。