ねんねんころりよ おころりよー
ミーミレミーソソ ミレミミミー
おらえの坊やは 良い子だよ
レーレドレーミミ レドラソラー
おらえの坊やが 寝ーだらばー
レーレドレーミミ レドラソラー
芋こや ほどこを 掘ってきてー
レーレドレーミミ レドラソラー
煮ーだり 焼いだり しゃっくりびゃー
レーレド レーミミ レドレレレー
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カケル君のうちに、赤ちゃんがやってきました。
お里に帰っていたお母さんが、赤ちゃんと一緒に戻ってきたのです。
さっそく5才のカケル君は子守唄を歌って聞かせたのでした。
お父さんも、お母さんもびっくりしました。 知らない唄だったからです。
カケル君は、いつのまにか「オバーヤン」(ひいおばあちゃん)から習って
覚えていたのでした。「オバーヤン」は91才なそうですが、お達者で毎日
草取りなど外の仕事に精を出しているそうです。もう一人「バーバ」(おばあ
ちゃん)がいます。58才で、家の中の家事をこなしているそうです。
夕御飯のときは、「オバーヤン」と「バーバ」とお父さん、お母さん、それから
カケル君とお姉ちゃん、赤ちゃんと顔をそろえるのでとても賑やかなそうです。
勿論主役はカケル君で、保育園での楽しかったこと、けんかした事、など
次々に話題提供をしてくれるそうです。
子守唄はカケル君とお母さんで、披露してくれました。
赤ちゃんは3ヶ月になりましたが、手足をばたばたしたり、お目目がくりくり
動いたりとっても活発です。きっとお兄ちゃんの元気が伝わっているのでしょう。
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カケル君が初めてクリニックに来られたのは、生まれて2ヶ月のときでした。
お肌が敏感で、ポチポチが出たり、カサカサしたり、ジクジクしたりしました。
5〜6ヶ月ごろからは、お咳やゼーゼーが始まりました。10ヶ月頃からは
朝夕の吸入を毎日続けてもらうことになりました。それでも時にはお注射が
必要になるのでした。 3才半頃の事でした。「センセイ クルシイカラ
オチュウシャシテクダサイ。ボク ガンバルカラ。」と来院しました。
ゼーゼーの発作がひどいのでした。
それにしても、お子さんから「お注射をしたい」と先手を打たれたのは、
これ以前にも、この後にも経験がありません。
最近のカケル君はとっても丈夫になりました。
ひと月に一回しか会えなくてちょっぴりさみしいです。 |
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