新春
クリニックのある日
・・・・・・・・・ 「ドコカガ イタイノ」・・・・・・・・・
ミキ君は3才になったばかり。6才のお姉ちゃんと
6ヶ月の弟がいます。「ドコカガ イタイノ」と言って
診察室のイスに座りました。 ニコニコしています。
「どこでしょうね」と言いながら、聴診器をあてました。
「おっぱいかな?」「お耳かな?」「背中かな?」
「お口かな?」 ミキ君は真剣なおももちです。
「朝からずっとドコカガイタイというものですから連れて
来ました。」と、お母さんは言いました。
ミキ君は「コッチカモシレナイヨ」と言って、自分で
ベットにあがりました。
でもおなかも柔らかくて、申し分ありませんでした。
赤ちゃんよりも注目してほしかったのかな?
それともウチダセンセイに会いたかったのかな?
2004年1月 内田 瑛子
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