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11月○○日 ユリコちゃんのおとうさん ユリコチャンは先週まで診察のたびに大泣きをしていました。 ところが今日はどうした事でしょう。とっても沢山お話をしてくれました。 今までの事が嘘のように、次から次へとお話が続きました。 「オトーサンハネ。ユリコの娘なの。」 Nrs.「?????」 「オトーサンハネ。疲れた、々々々ッテイウノ」 「オトーサンハネ。お仕事タイヘンナノ」 「オトーサンハネ。ユリコウルサイッテ」 「オトーサンハネ。お仕事だからお弁当持って行くんだよ」 Nrs.「ユリコチャンが側にいると お父さんは疲れているのに、ユリコチャンのおしゃべりが続くので “うるさいなー”と思うのでしょうね。」 ユリコチャンのお父さんが真剣に働いていらっしゃる様子が目に浮かんできます。 ユリコチャンのお父さんはお家を建てるお仕事をしているそうです。 |
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11月○○日 マホちゃんのお父さん この頃マホチャンのアトピー性皮膚炎が随分良くなったので、お母さんは お勤めに出ることになりました。そうしたら今度はヒューヒューゼーゼーが 始まりました。 お母さんがユニホームのまま抱っこしてきました。とても苦 しそうで、お注射が必要でした。貸し出しの吸入器も持って帰りました。 それから3日たちました。 今日はとてもニコニコしています。 お父さんと一緒でした。お父さんとはは初めてです。お父さんは緊張のあ まり、顔からもひたいからも大粒の汗をかいていました。 「今日はとても良くなっているのでお注射はありません。」 と言いました。 お父さんはほっとして汗を拭いながらうなづきました。 お父さんにとっては、子供と診察室に入るのは始めての体験でした。 | ||||