映画 反省会 2001/1/23
  高等看護学院自治会主催の映画会が無事終了しました。有志の学生が集中的に坂下先生や加賀先生
から手話を学んで、当日は映画上映にあわせて手話通訳をしました。 映画を見にいらした市民の皆様
から感動の声が83通も寄せられました。
  12月の或る日反省会が開かれました。
出席者は学生30数名、教務の3人の先生、手話サークルの坂下先生、市役所の手話指導の加賀先生、
三陸病院薬剤師の湊谷先生(チケットを沢山販売)、それに活動に賛同する小児科の私でした。
                  
       上映会終了後のアンケートより
この頃きつく叱ってばかりいた娘と見に来ました。下の娘が小さいからとこの頃上の娘を抱きしめ
ていない事を反省しました。初めての妊娠で心から嬉しかった事、子供が病気になって死んでしま
うのではないかと泣いた事、いろいろ思い出しました。二人の娘達が大人になった時に、生まれて
良かったと思ってもらえるように、毎日を大切に過ごしていきたいと思います。
準備ごくろうさまでした。ありがとうございます。
       上映会終了後のアンケートより
「アイ.ラブ.ユー」は、いろんな手話をしていてすごいと思いました。 手話でも劇をしたりできる
んだ、体が不自由でもやろうと思えばできる事が分かりました。この映画を見て勉強になりました。
この映画で学んだ事は「あきらめない」事です。          
                     
      司会者の挨拶(2年関川)、自治会長の挨拶(2年福邑)
  沢山の方々からのご支援、ご協力を頂いて自治会活動の「アイ.ラブ.ユー」宮古上映会を終了する
事が出来ました。チケット販売枚数は2700枚で、実際に入場した方は1800人でした。宮古では1200
枚が上々と言われておりますので、大変な成功だったのではないでしょうか。
  私たちは、この活動を通して「やさしさ」とは何か、「ありがとう.感謝」とは何か、「責任」とは何
かをもう一度自分自身に問いかける機会になったのではないかと思っております。そしてこの活動
に参加できた事を嬉しく思い、また、自分自身の成長へも繋げることが出来たのではないかと感じ
ております。  この活動で得たものの中には、看護の現場に通じるものが沢山あります。私たち
看護者は、痛みや不安を抱え闘病生活をおくる患者さんや、共に闘っているご家族の一番近くにい
てお世話をする専門職です。  自分の中にある精一杯の「愛.やさしさ」を看護という形を通して
すべての人へ届ける事ができるよう、今後も学習に励んでいきたいと思います。
               
    教務主任山田先生の挨拶         
   皆さんごくろうさまでした。
今回の活動を通して、ひとりひとりの内にある“やさしさ”を地域の皆様にお伝えする事が出来た
でしょうか。  今回中心になって活躍して大変だった人達も、アウトサイダーで見ていた人達も
それぞれ何かを感じ得たのではないかと思っています。
  この仕事を選んで入学してきただけあって、男子学生も女子学生も本当にやさしさを持っている
と日ごろより思っています。もう一つあなたがたが学ぶとしたら「一歩踏み出す勇気をもつ」事だろ
うと思います。そして、足を上げる時があり、足を下ろす時があってこそ歩みがあると思いますの
で、これからも前を見て、しっかりと学んでいって欲しいと思います。 いつもあなた方を支え
なければと思っていたのですが、いつの間にかあなた方に支えられていたような気がします。