4月宮古周産期研究会
 5月赤ちゃんのびのびランド
          2005/6/12 new
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4月27日(水) 宮古周産期研究会が開かれました。
 東北大学産婦人科がこの三月、県立宮古病院から撤退しましたので、その後が空白に
なるため、宮古市民が署名活動をしました。マスコミも報道してくれて、この四月岩手医大
から産婦人科のDr.が漸く来てくださることになりました。ベテランの善積先生と、若手の
細谷地先生です。今夜は宮古周産期研究会が開かれました。
勉強会のあと歓迎会となりました。
敬称略
大和田(新里診・小)伊藤(開業・産)斎藤(宮古Hsp.小)山田(開業・産)松井(開業・産)
三浦(宮古Hsp.小)木村(開業・産)豊島(開・小)内田(開・小)川原田(開・小)

 (宮古Hsp.産)善積(宮古Hsp.産)細谷地(宮古Hsp.産)佐々木(加藤Hsp.)

* 細谷地先生(産婦人科)の発表.........電子カルテによるデータの解析と保存、及び
                         産婦人科と小児科におけるデータの共有について
* 三浦先生(小児科)の発表............新生児入院数推移 (2002年〜2004年)

明らかに出生数が減少しています
市民の皆様、宮古Hsp.の産婦人科は存続しています。開業の松井先生、伊藤先生も頑張っておられ
ます。安心して出産の日を迎えてください。宮古市内の産婦人科と小児科医は勉強会を持ち、お互い
の質の向上を図り、意思疎通を図っています。 安心して子育てをしましょう。心配なことがあったら、
どんどん質問してください。  宮古市は6歳未満の医療費は無料です。


5月12日(水) 保健センター
 「赤ちゃんのびのびランド」の講師をつとめました。
 生後1〜5ヶ月の児を持つ母親および家族が対象。保健師さんたちが毎年計画
を立てます。計4回の講座で、1.歯科医のはなし、2.離乳食の作り方、
3、小児科医のはなし、4、赤ちゃん体操と読み聞かせ、となっています。
赤ちゃんは約2時間の講義の間、ボランティアの方が預かります。募集要項は
市の広報に載っていますが、1年に4回開催されます。平成17年度は5月、8月、
10月、1月です。年間約400人の出生ですから対象は1回100人ですが、
応募者は20人弱です。今回私の講義のときの出席者は14人でした。
チャンスを逃さず皆さんご利用ください!
講義前に「何を知りたいか」アンケートをしてもらいました。
※どんな時病院に連れて行ったら良いか ※予防接種の受け方  ※アトピーについて知りたい
※あざについてしりたい  ※ふろあがりに大きな疹が出る  ※アレルギーについて知りたいetc.


とても皆さんが熱心でした。 ピンマイクでしたので、一人一人の側まで行く事ができました。
出席者全員から質問をもらうことができて、打解けた応答ができました。
講義の終了後「講義内容はどうでしたか」と感想を寄せてもらいました。 全員からもらいました。
※ 宮古に引っ越してきて、親も近所に無く、知り合いも無い所での初めての子育てでとても不安です。
   専門の先生のお話や、お母さん達から情報が聞けて勉強になりました。
※ テレビをつけている時間が多くなってしまうので、睡眠時間を大事にして、生活リズムを作るように
   気をつけたいと思います。心配事は勇気を持って、恥ずかしがらずに相談しようと思います。
※ 病院にかかる時、こんな事で受診してよいのかな?と悩むことがありましたが、「独りで考えずに
  相談 してください」と言ってくださったので、嬉しかったです。       etc.
 
  

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