|
第24回宮古市学校保健研究大会が開かれました
平成17年2月16日 13:30〜16:30 場所 宮古市民文化会館 中ホール 研究発表者 亀岳小学校 佐藤 和文 先生 第二中学校 佐々木 晴美 先生 磯鶏小学校 菊地 幸恵 先生 特別講演 加藤病院名誉院長 佐々木 顕司 先生 (元県立宮古病院副院長) 参加者 市内すべての小中学校の教諭、学校医、保護者 主催 宮古市学校保健会、 共催 宮古市教育委員会
|
||
守るために」となっております。市内すべての小学校5,6年生と中学校1,2,3 年生を対象に、アンケート調査をして、平成14年と平成16年の比較整理を した調査結果を 菊地幸恵 先生が発表されました。佐藤和文先生の発表 は授業の中で、薬物乱用の害を調べて、さらに劇でロールプレイイング することによって、実際の誘惑から身を守る方法を会得することを目的とし ています。亀岳祭で保護者や地域の人々に見てもらい、好評だったそう です。佐々木晴美 先生は興味深い授業の形態「Team Teaching(TT)」が 大きい効果が得られることを、発表されました。まず養護教諭がタバコの 害について、グラフや写真を用いて説明します。学級担任が授業の流れ を作り、ロールプレイイングによって生徒達のやる気を高めて、実際の誘惑 を断る方法を共にまなび、授業のまとめに持っていくと言う方法でした。 思春期の中学生に対して、個人の指導も大事ですが、社会による対策が まず大事であると、強調されました。 特別講演は 佐々木顕司先生による「宮古市学校保健会の歴史」に ついてでした。佐々木顕司先生の後をついでいく私達にとって大変勉強 になりました。第1回は1980年(昭和55年)に古い建物、宮古市役所 分庁舎で行われたそうです。時代と共に問題が変遷して行きました。 第24回の今回まで絶えることなく続いてことは誇ってよいと思います。 佐々木先生は1972年(昭和47年)に県立宮古病院の小児科科長として 赴任されて以来、宮古の小児医療のために尽くされました。 1988年(昭和63年)から2004年3月(平成16年3月)の間、学校保健会 副会長、会長として尽力されました。各学校の先生方はその指導に深く 感謝しておりました。 2004年4月(平成16年4月)、佐々木顕司先生のあとの学校保健会会長 の席を、思いもよらず私(内田)がお引き受けすることになりました。 |
||
|