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平成17年1月16日第21回岩手県学校保健・学校保健医大会が開催されました。
午後はシンポジウムと、特別講演がありました。場所は岩手県医師会館、午前は一般演題8題でした。私も、初めて演者の一人を勤めました。 一般演題 1.遺伝相談と学校との関りについて ・・・・・・・・・・・・・・ 小児科 川村みや子 2.ホームページ作りに夢中 ・・・・・・・・・・・ 小児科 内田 瑛子 3.近くが見えない子供たち ・・・・・・・・・・・・・・ 眼 科 鈴木 武敏 4.学校生活と視力矯正 ・・・・・・・・・・・・・・ 眼 科 玉木 光子 5.鼻閉が学校生活に及ぼす影響について・・・・・・・・・・・・ 耳鼻科 千葉 隆志 6.小児における、鼻副鼻腔手術症例の検討・・・・・・・・・・ 耳鼻科 遠藤 芳彦 7.「命」を感じ取ることができるようにするために −気仙医師会を中心にした赤ちゃんふれあい体験の試み− ・・・産婦人科 秋元 義弘他 8.10代の妊娠・出産・育児に関する調査 −客観的データより今後の課題を探る−・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・産婦人科 小笠原 敏浩 シンポジウム「こどもたちの非行と向き合うために学校医に望むこと」 シンポジスト 岩手県教育委員会教育課生徒指導監 高橋 嘉雄 岩手県警察本部少年サポートセンター所長 宮本 中子 岩手県薬剤師会薬の情報センター課長補佐 高橋 菜穂子 もりおかこども病院子育てセンター長 赤坂 徹 特別講演「ちょっと気になる子どもたちの考え方と対応 −軽度発達遅滞を中心に−」 国立成育医療センター発達心理科医長 宮尾 益知 岩手県内のすべての小、中学校の学校医、校長を始めとする教諭、各地区の保健師、保育師が 会員です。500人以上の参加者がつどいました。 では 私の発表の内容を一部紹介したいと思います。 スライドはスライドだけの順番でご覧ください。これを使って発表しました。 文章は発表後の大会誌用の原稿ですのでこれも文章だけ続けて読んでください |
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ホームページ作りに夢中 「ホームページを作ってどんな効果がありましたか?」 2005/1/16 第21回岩手学校保健・学校医大会 内田 瑛子 「ホームページを作ってどんな効果がありましたか?」とよく質問されます。 残念ながら数字には表わせませんし、形にも見えないので、有益なのかどうか 私にもお答えできません。しかし何か変わったことは確かです。それは何だった のでしょう。結論を申しますと、患者さんとのコミュニケーションが、またスタ ッフやご近所の方々と、それからまだお会いしたことの無い読者の方々との間に、 あたたかなコミュニケーションが生まれたように思われることです。 ここ数年、若いお母さん、お父さんが、「赤ちゃんが怖い、赤ちゃんが泣くのが 怖い」と思っているのではないかと感じるようになりました。そして病院に来て 相談するのも気後れがすると思っているのではないか、と感じるようになりました。 兄弟が無いままに成長し、赤ちゃんに触れるのが、子どもが生まれてきて初めて、 というご両親もいると思われます。若いご両親に怖がらなくて良いことを知って もらいたいと思いました。伝えるには、まず私自身を知ってもらおう、信頼できる 小児科医であることを知ってもらおうと思いつきました。外来の限られた時間では、 丁寧に説明しても限界があります。そうかと言って、長い文章では若い方々は目を 通してくれません。文章は短く、美しい絵や、写真があれば、きっと目に留まるだ ろうと考えました。それにはホームページが適しているのではないかと思いつきま した。なによりも診察室には、素敵な出会いが毎日あって、誰かに伝えたい事柄が やまほど、私の中に渦巻いておりました。 |
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発表後の反省 :持ち時間は発表7分間、質問3分間でした。スライドは上記の13枚作りましたが、 あっという間に時間がたつので、8枚で止めました。その後はパソコンとプロジェクターを 無線ランでつないで、実際のホームページを供覧しました。動く画面がうごいて見えるよう にしたのですが、手際が悪くて画面が急に移動したりして自分としては50点くらいの出来 でした。少しがっかりしました。次回に発表のチャンスがあったら、もっと上手にしたいです。 |
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