|
母にとって生まれてはじめてのおひな祭りでした。 母は84才です。介護認定2の軽い痴呆があり、昨年春から「柿の木ホーム」にお世話 になっております。入居者は9人です。ヘルパーさんたちの、献身的でエネルギッシュ そしてユーモア溢れる介護に心から感謝しております。とても身内だけではこのような 介護は無理だなーと思います。隔月に、家族と一緒の昼食会を開いて下さいます。 毎回新しい趣向をこらした素晴しいイベントに仕上げてくださっています。 この2月最後の日曜日は「お雛祭り」でした。ヘルパーさん達とおばあちゃんたち で作った茶巾ずしやらおいなりさんやら、おひたし、お漬物、そしてイチゴやパインが バイキング風に所狭しと並べられていました。 テレビの脇の特等席には立派な お内裏様とお雛様が飾られていました。そのそばの壷には桃の花と菜の花が満開 でした。雛人形は創設者の及川先生のご寄付だったのでしょうか。 母は戦後のつらい時期を五人の子育てに費やましした。苦労続きの母の来し方を 思うとふっと熱いものが胸にこみ上げてくるのでした。 私もスライド、プロジェクター持参で参加いたしました。 去年の秋「柿の木ホーム2周年記念の会」の昼食会時に、皆様お一人お一人をデジ タルカメラに収めておりましたので、それをスライドに作ったのでした。スライドの背景は 柿の木ホームにちなんで柿渋色を選びました。 |
|||||||
|
|
||||||||||||||||||||||