小児科の講義を受け持つにあたって、「何を知りたいか」を 前もってアンケートをもらい
ました。小児科の教科書の殆ど全分野にわたっていましたので、下準備は結構大変でした。
質問は下記のようでした。
「急な発熱の時の対処の仕方」 「ひきつけたらどうするか」 「アレルギーについて、喘息、鼻
アレルギー、鼻出血、アトピー性皮膚炎」 「湿疹の見分け方」 「予防接種は受けるべきか」
「てんかんは遺伝しますか」 「水痘と帯状疱疹」 「異物誤飲について」 「子どものストレスによる
病気」 「咳のでる病気」 「子どもを育てるにあたって一番大切なこと」 「病院に連れて行くタイミ
ング」 「腹痛について」「自家中毒」「マススクリーニングの内容」 etc.
これは本気で取り掛からなければと思って、分りやすく、興味深い講義になるように、せっせと
パソコンでスライドを作りました。作っては削除を繰り返し、仕上がりは二回の講義で約150枚に
なりました。今すべて終了してほっとています。
受講生の方々は本当に真剣でした。以前に保健センターで「赤ちゃんのびのびランド」の講義
を受け持った時、託児があったのですが、その時にボランティアで託児係をしてくださった方々
が、この講習会の卒業生だったのだそうです。ボランティアで他所の子どもを見てくださるなんて
、 本当にすばらしい事ではないでしょうか。 心から頭が下がります。
機会がありましたら、もう一度やらせていただければ と願っております。
内容を、もっと膨らませて、熟したものに仕込んでいく事ができそうな気がします。 |