映画
ぜひ見に
 いらして
  ください!
映画の題名  : “アイラブユー”
  上映日時 : 11月25日  @10:30 A14:00 B18:30
    主催者 : 医師会立高等看護学院の自治会
     趣旨 : 卒業前に何か社会に共同参加できる事を企画したい
 市民の皆様とてもすてきな映画です。ぜひ見にいらしてください!
 先日試写会に出席してとても感激しましたので、少し感想を述べたいと思います。
本当に良い映画でした。 主役の忍足さんはじめ、ろう者の役はすべてろう者からオーディシ
ョンで選んだそうですが、大変に上手でしたし自然でした。 忍足さんは清潔で、輝くように美
しい人でした。 忍足さんがろう者の妻を演じ、健常者の夫との間に小学校低学年の健常者
の女の子がいる という家族設定で始まりました。 ろう者の米内山さんが監督の一人であり
又出演もしています。こちらはNHKの手話ニュースでときどき見かける方です。いろんな問題
が自然な形で提起されていました。
  女の子が、母親がろう者である為にいじめに遭うことについて、又ろう者同士の恋愛と結婚
について、それからろう者と健常者との恋愛と結婚について、そして最も大事な事柄、つまり
ろう者が閉じこもらずに社会に参加できるかどうか、など問題が山ほど提示されていました。
無理が無くてとても自然な表現でした。
  ろう者の劇団を作って発表しようという筋書きで進行します。
出し物は“美女と野獣”に決まり、団員集めのチラシを配ったり、ポスターを貼ったりします。
練習で遅くなって、夕食が外食弁当になった時や、遅くなる母親に代わって夕食を作ろうとし
た女の子が手を切ったりする場面があって,仲の良い夫婦がけんかを始めます。次第に夫婦
の間に溝ができていきます。 どうなるのかなーと思わせる一方で、演劇の練習は続けられ
上演の日が近づいてきます。試写会の最中に何度も涙が溢れてきました。 するとその場面
ではあちこちからすすり泣きが聞こえました。 思わず大声で笑うと、一斉に笑いの合唱にな
りました。感動する場面はみんな同じなんだなーと改めて思いました。
  さてクライマックスは大ホールでの上演の日です。
  皆さんどういう最後の場面が用意されていると思いますか?
これはぜひ会場に足を運んでいただきましょう。 感激のあまり、見終わったときには自分が
出演したかのように、身体も心も興奮でいっぱいでした。
  ちいさいこどもから、おじいさんおばあさんまで年令を問わず、感激すると思います。
  どうぞ“アイラブユー”を見にいらしてください。