なんと言っても初日だからかなり緊張しました。^^; まだ教習内容とか全然知らないし、400ccのバイクとか触ったこともないし、 何よりまずクラッチ・ギア付きのバイクに乗ったことがないんですよねぇ・・・。 今までに乗ったことがあるのはスクーターのDioとスーパーカブ50の2種類。 スクーターは自動変速だし、カブはペダルを踏むだけのクラッチいらず。 クラッチを使ったのはMT自動車のみという状態なので全くクラッチというものを知らないわけでは無いけど バイクのクラッチは左レバーなのでDioとか自転車感覚で後ろブレーキをかけようとするとクラッチを切ってしまうんですよねぇ・・・。 ちなみに後ろブレーキは右足のペダルを踏んでかけるわけですが、この辺はカブと同じなので何とかなりそうでした。 そんな状態で教習初日が始まったのです。 教習1段階1回目とりあえず初めてだということで貸しヘルメットや軍手、ゼッケンの位置を教えてもらい、それらを着用して教習開始です。教習車の名前は聞いてませんけど、見た感じCB400です。(追記:CB400SuperFourとデカデカと書いてありました^^;) 教習車が400ccというのは聞いてたんですけど、間近で見るとかなりでかい・・・。 家のDioが本当におもちゃみたいです。 最初は教習コースまで教官が運転し、私は後ろに二人乗りでした。 親父の後ろにも乗ったことはあるんですが、やはりバイクの後ろは慣れないと怖いですw 教習コースに着くと、まずは乗車姿勢から指導が始まります。 ステップには土踏まずの部分を乗せるとか、ステップに足をついた状態でまっすぐに立って、 それからまっすぐ腰を下ろした位置がだいたい正しいお尻の位置なんだそうです。 目線はなるべく遠くに向けるなど、とりあえず基本的なことを教えてくれました。 エンジンのかけ方はセルがついていたのでクラッチを切って、ブレーキをかけた状態でスターターボタンを押します。 これはなんて事はありません。 そしてギアを1速に入れます。 バイクのギアは不思議なもので、なぜかニュートラルが1速と2速の間にあるんですよね。 何で一番下をニュートラルにしなかったのか、かなり疑問を感じるところでありますw ギアの順番を聞いたら後は実践あるのみです。 1速にギアを入れたら、エンジンを微妙に吹かして半クラッチにします。 進み始めたらすぐに2速に入れます。1速でちょっと走ると「もっと早く2速に入れていいよ」と言われちゃいました。 レースゲームをやってると、ほとんどのギアでレッドゾーン近くまで回すので、 発進してすぐにギアチェンジするのに慣れないんですよね^^; 実際にレッドゾーン近くまでエンジン回したら教官の雷が落ちそうですw しかし、発進して素早く2速に入れると言うこと自体はさほど難しくありませんでした。 ただ、慣れていないので左足でギアを入れた後、つま先が外側に開いちゃうんですよね。 バイクにはニーグリップという独特の技術を要求されるため、つま先は常に閉じておかなければならないんです。 これに慣れるのに少々時間が必要でした。 そんなこんなで加速・減速・ギアチェンジをある程度練習し、発進1速・走行2~3速を使ってコースを左回りし、 コーナリングの練習も少しやりました。 ポールを立ててもらい、なるべくカーブの先を見るようにして車体を傾けないといけないようです。 視線をなるべく先にやるのは何となくできるんですが、車体を傾けるのは初心者には簡単じゃありません。 とりあえずコースの左回りを練習して1回目の練習を終わりました。 教習1段階2回目ラッキーなことに自動車学校が生徒で混雑する中、1日に2回乗れるチャンスをもらいましたw免許なんてさっさと取るに超したことはありません。 と言うことで張り切って2回目の教習に挑むことにしました。 ヘルメット・軍手・ゼッケンを着用し、バイクのキーをもらってバイクに向かいます。 教官はさっきの人とは違う人でしたが、特別厳しそうな人では無かったのでほっとしました。^^; 「一人でバイクに乗れるか?」と聞かれましたが、「はい、大丈夫です。」と答えましたw 教習初日で、しかも2回目から自分でバイクに乗れる人って珍しいんでしょうか?^^; やけにしつこく「本当に大丈夫なの?」と聞かれましたが、「たぶん、大丈夫です・・・」と答えました。 ほかの教習生と一緒にバイクに乗って発進しました。 まだ不慣れではあるものの、1回目の教習で習ったことをおさらいする感じで1速・2速・3速とギアチェンジをしていき、 坂道では3から2速に下げたり、直線ではまた加速したりしました。 自動車教習コースを大回りして、二輪車教習コースへ入りました。 今度の練習はコース右回りです。 なぜ左回り・右回りがあるのかはっきりとした理由はわかりませんが、おそらく左が簡単だからでしょうね。 と言うのも、バイクのアクセルは右にあるので、右に回るときは右手でハンドルを支えるのと アクセル操作をやらねばならなくなるので非常に神経を使うんですよね。 そういう意味で、左はハンドルだけに集中できるので比較的楽なんです。 ここでも悪い癖を指摘され、私はそれをなるべく早い内に直すように心がけました。 変速後の左つま先の開き、カーブを曲がるときの視線、上半身のリラックス、変速タイミング、ブレーキのタイミング・・・ 自動車教習や実経験からして、悪い癖は気づいたときにすぐに直した方がいいのはわかっていたので かなり真剣にやってました。(というか、ふざけてると怪我しますね^^;) コース右回りの途中、コースにはスラローム走行練習用のパイロンが立てられていました。 「やりたいならやってもいいよ」と言われましたが、最初は右回りに慣れるまで素通りし、3週目ほどからスラロームに入りました。 やはり50ccの原付とは違って車体が重いので、何とも思うように曲がれません。 とはいえ、男の意地(?)で何とか切り抜けましたw 数回コースを回ってスラロームも数回やりましたが、パイロンに当たることはないのですが 楽勝で曲がっているとは言えない状態でした。 そして次は8の字コースです。 まずはバイクを降り、バイクを押して8の字コースを回ります。 ここでの感想は「重い」の一言でしたw 原付とは比較にならないほど重いですw ガス欠なんてしたらたまったもんじゃありません。 バイクを押した後は、バイクに乗って8の字コースを回ります。 バイクで走る方が楽ではありますが、8の字コースは緩やかなカーブと言うよりは少々きついカーブです。 そしてここでの課題は、やはり視線移動でした。 カーブを曲がるときはカーブの対角線上あたりを見なければならないそうですが、前を見ないと不安ですw 前と対角線上を交互に見る感じでいいらしいので、そうしてみるのですが・・・ やっぱり怖いですw 教官に手本を見せてもらい、私は例によって後ろに二人乗りしました。 すると・・・ びっくりというか何というか・・・ すごく車体を倒すんですよ! 傾けるというか本当に倒れそうに感じますw 教官が言うには「カーブを曲がるにはニーグリップが重要だ」との事です。 さっきからちらほら言ってるニーグリップとは何なのか、簡単に説明すると 「両膝でタンクをしっかり挟んで車体と体を支えること」らしいです。(間違ってたらごめんなさい) つまり、膝でしっかりタンクを挟んでおかないとカーブをしっかり曲がれないそうです。 なるべく意識してニーグリップを習得しようとしましたが、自然と膝が開いてきちゃうんですよね・・・ 頭ではわかっていても、自然とニーグリップができるほどには至りませんでした。 まだまだ車体をしっかり傾けることもできませんでした。 後々ニーグリップは大事になってきそうなので、これが一番重要な課題ですね。 とりあえず、8の字走行が終わった辺りで2回目の教習が終了しました。 1日に2時間分走ってみて1回もエンストしなかったのは果たしてすごいんでしょうか?^^; まあ、MT自動車免許を持ってる身としてはエンストは恥ずかしいのかもしれませんが・・・。 とりあえず、初日の2回目としてはいい方らしく、これと言って厳しいことは言われませんでした。 今後の課題はやはりニーグリップの習得でしょうかね。 とりあえず次の教習もがんばっていこうと思います。 |
|
メニューへ | 次の教習へ |