医学生復学に対する口頭説明行われる。

(於 旭川医科大学) 

これはセクハラではない」とあらためて公言

2000年9月28日 当該男子学生の「無期停学」解除に対しての口頭による説明が旭川医科大学において行われた。これは、8月3日付で停学解除になったことに対して被害者代理人らが文書の回答とともに求めて実現したもの。詳細は追って記述するが、前記回答の中で挙げている「本人の反省」に対する客観的基準については明言を避けた。誰が判断したのかと言う問いに対しても、学年担当教官が報告し、教務委員会で審議したと繰り返すのみであった。ボランティア活動については、謹慎中の学生の生活態度として挙げたものとして、反省や再犯性に対する関係は無いと明言した。心療内科の客観的認識とは、精神的に落ち着いており、医学の教育に絶えうるという認識で、これも反省との関連を明言しなかった。診療した心療内科専門医及びボランティア活動の施設は個人情報として公開を拒否。
また、被害者に事前に通知が無かったことについて、「学則は変えられない」とし、手続き上問題が無いことを強調、「両者(医学生と被害者)の言い分が違っている、これはセクハラではない。」とあらためて大学の態度を表明した。