N◎VAの歴史 そのに 2005/03/11 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
司馬さん・・・何だか、やつれていますよ? ・・・・以前紹介したN◎VA年表を、覚えているか? ええ、無機化学的心理研究室(http://www3.justnet.ne.jp/~tom.taguchi/history.htm)さんから引用したものですね? あれがどうかしました? その後も各地で「キャストの年齢が決められない」だの「過去の事件を背景にしたシナリオが作りづらい」だの言われてな、正確でなくてもいいから、とりあえず年表が欲しいというN◎VA者の声が多数よせられた。そこで・・・だ ・・・・! もしかして! ああ、過去に公式出版された様々な資料を、全て引っ張り出し、照らし合わせて検証した。 うわ〜、司馬さんて、思ってたより暇な人だったんですね。 んなわけあるか!(゚д゚#) 仕事の合間に全部調べたから疲れてやつれたんだよ! そ、そうでしたか (・・;) お疲れ様です。 年表を作成するに当たって、ゲストの年齢が気が狂いそうになるほど矛盾していたため、これが絶対というものは作れなかった。Dを基準に逆算すればよかったのかも知れないが、あえて以前の年表をベースにN◎VA全体の歴史を紐解いてみたんだ。 苦労のかいあって、公式出版物からある程度の歴史を割り出すことができた。歴史はリセットされた、あるいは、黒歴史となったと噂されてはいたが、半年前後のズレにさえ目を瞑れば、案外使用できそうだったので、N◎VAを楽しむ人達の、一助となれば幸いと思い、俺は必死に・・・ 能書きはいりませんから、早く見せてくださいよ。 ・・・・!! (゚д゚;) では、以下に無機化学的心理研究室さんから引用した年表に、TRPGBANKが公式出版物を検証した結果、独自に導き出したR以降の年表を加えて再掲載いたします。 公式出版物から割り出した歴史とはいえ、これは完全なものではなく、また、もちろんFEAR公認の公式設定でもありません。御注意ください。N◎VAの歴史は各卓のRLと相談のうえ、ユーザー各自が任意決定するものですが、その際の参考資料として利用していただければ幸いです。 ・・・・多少のズレは各自修正してくれ (-_-;)
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社会戦をしよう! 2005/02/08 |
社会戦って、あまり使えませんよね。 そうか? 司馬さんは、使っています? 無論だ。俺は生粋のチャクラだが、RL時には社会戦を利用しているよ。キャストが見えない敵に追い込まれていくことによって、アクトに緊迫感が生まれる。 と同時に、実際、社会ダメージは喰らうとリサーチに支障をきたすものばかりだろう。そこで治療も含めて、社会戦に対応できるキャストの活躍が描ける。 ふ〜む。 他にも、アクトを重ねることでキャストが報酬点を持て余すことが多いが、社会戦をしかけることによって報酬点の使用機会が増える。 これは、もちろん強制的に報酬点を削るような嫌がらせではなく、選択肢として「報酬点を使用してもよい状況」を作るように心がけるべきだがな。報酬点の多いキャストに、今まで貯めた報酬点に見合った活躍の場を提供するわけだ。 ・・・・なるほど。RLとしての利用方法は、いろいろあるんですね。ただ、キャスト側から仕掛ける場合はどうでしょう? 私はあまり意味が無いと思うんですよ。 いや、意味はあるだろう。まず、社会ダメージ10の盗聴。これは定番だよな。敵にしかけることによって、リサーチでの情報収集が可能だ。千早怜牙のように、仲間に同意の上で盗聴ダメージを与えれば、<先見の明>が無くともキャスト間での情報の共有をはかることもできる。 あとは、これも定石だが、ダメージ21の有罪を与える事によって、クライマックスで敵を成敗するための大義名分が立つ。まあ、アドレスの入手やプロファイルのゲット等「社会戦を仕掛けることが可能」とされる前提条件は、各RLごとに判断が異なるが、それさえ確認しておけば、いつだって使えるわけだしな。それでも意味が無いと思うか? ええ。「盗聴」は便利かも知れませんが、仕掛けることで社会戦の応酬を生むリスクがあります。また、盗聴を狙えるダメージカードが、そう何度も手元にくるとは思えません。そのうえ、報酬点で簡単にダメージをずらされるわけですから、まったく確実性がありません。 たしかに、常に狙いどおりのダメージが通る、とは限らないな。 はい。それから「抹殺」ダメージですが、有罪確定の演出を行おうとも、結局はクライマックスのカット進行で、もう一度対決が待っているじゃないですか。 どうして そういうこと言うかな〜^^; 雰囲気の問題だってあるだろう? 演出のし易さだって違ってくるし。巧くすれば、相手の神業を治療のために消費させられるかも知れないしな。 でもそれって言いかえれば、具体的、そして確実な効果が無いということですよね。社会戦がリソースに影響を与えるなら、ゲーム上、それは意味があると言えます。しかし、リソースに影響を与えず、演出のためだけに存在しているなら、ゲーム上存在する意義がありません。それはつまり、意味がないということです。 ふむふむ。 社会戦が、物語り及びリサーチフェイズに大きな影響をもたらすことは、ないと思います。 また、敵ゲストは〈コネ〉〈社会〉を失っても痛くありませんし、肉体ダメージ・精神ダメージを与えても治療されるだけ。例え「抹殺」しようとも、クライマックスで直接 叩かなければ、回復されてしまうかも知れない。 つまり社会ダメージの効果は、リサーチフェイズのみならず、クライマックスでのゲストとの対決にいたってさえ、ほとんど意味が無いということです。 なるほどねぇ。 これでも、社会戦に意味があると言えますか? まさに 「キング・オブ・意味なし」 ルールじゃありませんか。 キングオブ・・・お前って本当にカツカツのゲームが好きだよなぁ(-_-;) ならば、演出だけではなく、リサーチやクライマックスに具体的な影響を与えれば、社会戦に意味があると言えるわけ? はい では、社会戦がリサーチに影響を与えるケースはあるし、クライマックスでゲストに影響を与える可能性も十分にある。安心して使っておけ。 と、言いますと? まず、社会戦がリサーチに影響を与えるケースから説明しよう。例えば、敵クロマクの元で働くゲストが何らかの失態を演じたなら、社会攻撃を仕掛けてから正体がばれないうちにシーンを切ってしまえ。 そして、交渉シーンを設けて「お前は愛想を尽かされた。俺の側につけ」と言ったり、ヤクザ関係のコネで社会攻撃した後なら「お前は組のシマで暴れすぎた。俺が取り持ってやってもいい」と、自分以外の勢力が攻撃しているように見せかけ、交渉を成功させることだって、できるかも知れない。 おおっ、それは巧いですね。でも、RLのアドリブ頼みな部分がありますよ。 まあな。ただ「社会戦の結果をもってリサーチに影響を与える」ための、コツはちゃんとあるぞ。 えっ? どんなコツですか? お前の社会戦は「相手にダメージを与えよう」という意志ばかり先行しているから駄目なんだよ。ダメージの結果、物語はどのように変化するだろうか? そしてそれは、物語を面白くする切欠には、ならないだろうか? そう考えながら、浮かんだアイディアをRLに提案して、面白い演出として認められれば、どんどん物語も膨らんでいくってものさ。 ダメージの数字を見て有利に展開させようとしても、RLは認めない。しかし、ダメージの結果を見て「面白い展開にできそうなんだけど、どうだろうか?」という演出の提案なら、受け入れられ易い。この違いが分かるか? ・・・・!! 社会攻撃を仕掛けた後に「このダメージなら、与えても意味がない」と独り言を呟くより、社会攻撃の結果を見て「どうやって面白く展開させてやろうか!」と皆で相談した方が、影響を与えるには近道ってことさ。OK? お、OKです! 一方で、クライマックスのゲストに影響を与える場合は、数値のみを気にしていればいい。クライマックス前に社会戦シーンを貰うことをお勧めするよ。社会ダメージ16以上を叩き出せるなら、十分に相手の脅威となりうる。 16以上・・・ですか? そうだ。まず21の有罪。効果は「抹殺」だな。これは相手が回復のために神業を使ってくれればいいなぁ、と期待して撃つものではない。逆にキャスト側が、有罪を確定させるために使うはずだった《制裁》などの神業を、ひとつぶん浮かしたと考えれば、確実なリソース確保となる。また、クライマックスで逃げられても「抹殺」できるわけだから、よい保健だ。 次に20の「ID剥奪」。社会的に立場のあるゲストを殺害すれば、《不可触》《完全偽装》の使用が不可欠となるが、相手をXランクにすれば、罪に問われることもない。これで神業が浮く。 あ、でも19の「暗殺」は意味が無いですよね。どうせ回復されるんだし。 何を言っている。 もっとも恐ろしいのは、この暗殺だ。 ええっ!? 19の「暗殺」や16の「洗脳」で、仮死や昏睡になったら、そのゲストは終わりだ。完全死亡、そして精神崩壊が発生する。 な、何故ですか!? 社会戦シーンでは、能動的に行えるのは社会攻撃のみだ。つまり、治療や保護が受けられないんだよ。そしてシーンが終了すれば、仮死や昏睡は完全死亡、精神崩壊に移行する。 ちょっと待ってください。「社会戦シーンでは、能動的に行えるのは社会攻撃のみ」って、ルールのどこに書いてあります? 私は読んだことありませんよ? FAQのカブキの項にあるぞ。 !! そんなところに!(゚口゚; 18の「権力剥奪」はクライマックスで大助かりだし、17の「逮捕令状」なんて笑えるよな。クライマックスにそのゲストが登場できなくなる。 たしかに、クライマックス前の社会戦って強烈ですねぇ。 ああ、社会戦というものは、一方的な展開になるか、共倒れになる可能性が高いからな。意味がないどころか、「抹殺」合戦のすえ、アクト終了後には誰も残らない可能性だってある。アクトに与える影響はむしろ絶大だ。RLは不毛な争いにならないように、気を使って調整すべきだな。社会戦に対応できないキャスト達を、クロマクでめった撃ちにしたり、その逆にゲストがたこ殴りにされたり・・・・ ですねぇ(-_-;) でも、社会戦って簡単なルールですし、今まで意味が無いと思って嫌煙していましたけど、今度からは楽しみたいと思います。 そう。楽しもうという気持ちが一番大切だ。社会戦に戸惑っている初心者をよく見かけるが、ベテランの皆でサポートして、N◎VAにはこんな面白いルールもあるんだってことを、教えてあげて欲しい。もちろん強制せずにね。 いきなり「抹殺」合戦は恐ろしいので、まずは神業で社会戦の面白い使い方を見せたりしつつ、興味をひくのも良いかも知れませんね。加納さんがおっしゃっていた「シーンカードがキーの時に《制裁》で暗殺を叩きこんで、山札から引くカードをAにすれば神業の効果で16番ダメージ」とか。風水先生がリプレイで使っていた自分に「逮捕令状」で退場〜とか。 うむ。せっかくルールがあるのだから、使わない手はないさ。ちなみに俺は、毎回、クライマックス前に社会戦シーンを入れているよ。 コミュニティによって社会戦の頻度や扱いは様々ですね。 ・・・・さて、貴方は社会戦を楽しく遊んでいますか? 社会戦を仕掛ける条件、社会戦を行うタイミングについて、卓ごとにコンセンサスをとっているでしょうか? N◎VAらしさ、とは人それぞれでしょうが、社会戦はN◎VAならではのルールのひとつ。ぜひ活用したいものですね。 |
リサーチフェイズの楽しみ方 2005/01/10 |
司馬さん! 聞いてください! 何を怒っているんだ? 私の友達ったら、酷いんですよ!! 何? 喧嘩でもしたの? 最近、サタスペばかり遊んでいるんです 私がN◎VAに誘っても来ないのにぃ〜!!ヾ(*`Д´*)ノ ・・・・いや、別に良いんじゃないかな。サタスペ食べ放題も発売されたことだし。 友達は、N◎VAに飽きたって言うんです。 (´._ゝ`) ひょっとして、お前が飽きられたんじゃないの? N◎VAに飽きたって言ってんデスよ! (゚Д゚#) 冗談だよぉ〜 そんなに怒るなよぉ〜 (´Д`;) 兎に角! これはN◎VAのリサーチフェイズにおける、構造的な欠陥だと思うのです! はぁ〜? なんで そこまで飛躍するかな。 その友人が主張するには 「N◎VAのリサーチフェイズって、ただの作業だよね。演出後付けの技能判定を行って、RLがそれに答えるだけ。技能を成功させるだけで解決するなら、調査方法を考えたり アドリブや工夫をする余地がないじゃない。ゲームとしての楽しみ、意思決定ってものが無いでしょう?」 って! へぇ〜 へぇ〜、じゃなくて! 反論してくださいよ! えっ? 俺が? そうだなぁ・・・アドリブや工夫がしたいなら、判定に成功した後で「よい調査方法と、その演出」を考えれば良いだろう。 PLが素人でも、判定に成功するだけでプロのカッコいい姿を演じられるのがN◎VAなのだから、PLの口の巧さや知識、発想等による優劣はそれほど発生しない。 「調査方法を考えたり アドリブや工夫をする」ことで、判定難易度の大幅な変化を求めているなら、遊び方を少し考え直した方が良い。 ふむふむ。 リサーチフェイズの楽しみ方は人それぞれだろうけれど、俺はリサーチフェイズを、事件に対する態度の「選択と決定」。物語の進行中に調査の対象となるキーワードを見つける「発見」。 状況に合わせて適時 整合性あるキャストの動きを考えつつ表現する「演出」。そして、キャスト間の情報交換等、チームプレイにより、スムーズに進行する面白い物語を共に紡ぎあげる「協調」「創作」。それは「連想ゲーム」と呼べるかも知れないが・・・ ・・・そういった事をする場であると考えて、堪能しているよ。 そうですよね! N◎VAは楽しいゲームなのですから、リサーチフェイズが楽しくないのは、プレイヤーの楽しみ方がなっていないだけですよね〜! いや〜、けどな、ルールブックや公式シナリオを見ていて思うのだが、結局「フックイベント」や「クライマックス」へ移行するための情報がそろうまで、延々と判定行為が続くフェイズと言えなくも無いんだよ。 ストレイライトのRL講座では、いざとなったら、ぶっちゃけキーワードを明示したり、何をすればいいのか分からせて、クライマックスへ誘導しよう!って言っているわけだし。 それの、どこが悪いんですか? 悪いと言っているわけではない。特にストレイライトのRL講座は、素晴らしいと思うよ。 ただ、判定が成功するまで続くリサーチ。判定の結果、物語がベルトコンベアーに乗せられたように、予め決められた展開へと流れていく。流れ着く先は、どんなプレイをしていても結局は変わらず発生するイベント、クライマックス。プレイヤーやキャストの選択は、さほど影響しない。 そういったものを、ツマラナイ、と感じるプレイヤーもいるだろう、ってことさ。 でも、それがツマラナイなら、TRPGなんて出来ませんよ? そんなことはない。件の友人とやらは、自分が選んだ一手によって、物語が変化する。あるいは、リサーチフェイズでの判定の手順や成否が、後の展開での有利・不利に影響する。そういったシナリオや、セッションハンドリングならば問題ないのかも知れないぞ? もしあのとき自分が行動を選択しなければ、今はこうなっていたはずだ・・・・とかさ。そういう実感が欲しいんだろ、きっと。「調査方法を考えたり アドリブや工夫をする」ことで、プレイヤー自身が頭をひねり、意思決定することを楽しむ。そのうえで、たとえフックイベントだろうがクライマックスだろうが「大きく変容する可能性があった」と感じたいんじゃないかな? とりあえず、素人目にも分かる分岐を作ってやれば解決するだろう。 そういうものですかね〜 いや、よく分からないけどな。そんな気がする。 適当なこと言ってますね (ーー;) また聞きで、ソイツの不満なんて分かるかよ。 俺は状況に合わせて演出を考えたりするだけで、リサーチフェイズを十分に楽しめる人間だからな。 う〜ん、いったいどうすれば、私の友人を サタスペの魔の手から救うことができるのでしょうか? 魔の手?(・・;) ・・・・兎に角、だな。お前自身が の(When the Fortune rings out)や の(Rocket-ya NovaTips50Menu)や の(サポートコラム)、そして の(更新日記二〇〇五年一月一月十三日)を参考にして、RLとしてのスキルを上げること! 話はそれからだ。 おおっ! 何だかすぐに役立ちそうなテクニックが満載ですよ? そのうえで、どんなN◎VAなら楽しめるのか、もう一度、その友人と話し合ってみることをお勧めするよ。お前のハンドリングが、マンネリ化していた可能性も否めないしな。理由を何でもN◎VAやサタスペや、友人に擦り付けるのは善くないぞ。 うっ (-_-;) 自分自身が変わらなければ、周囲の状況は変化しないぜ? ・・・・そうですね。そうさせていただきます。まずは腕をみがくことで、今までの自分を省みる所から、始めてみたいと思います・・・・。 さてさて、これを読んでいる貴方は、リサーチフェイズを十分に楽しんでいますか? また、それは周囲の友人達も共有して感じていることでしょうか。 友人達とリサーチの楽しみ方について、語り合ってみてはいかがでしょう?もっともっとリサーチを楽しくするテクニックが、そこに隠されているかも知れませんよ。 |
どこが変わったの? 2004/11/14 |
司馬さん、ついに 「ストレイライト」 が発売されましたね! うむ。 さっそく解析を開始するぞ。 では、まず 「スタイル・ブランチ」 のレビューをしましょう! ・・・・・ どうかされましたか? お前なぁ、今更そんな事をして楽しいか? ええっ!? ( ̄Д ̄;) 個々の解析は兎も角として、スタイル・ブランチの簡単なレビューなら、すでに三元の間やGray Roomに、完成度の高いコンテンツがあるだろう。購読前に読むなら、これらのサイトに行くことをお勧めするよ。 え〜と、では各ブランチごとに、コンボなどを考えて、深く解析しましょうよ。 まあ、それは 追い追いやっていこうじゃないか。それよりも、ほら、もっと大切なことがあるだろう? 今回のサプリメントの目玉だよ。 !! 義体コンストラクションですね! ・・・・いや、俺はFAQの更新について語りたいんだが。 せっかくの新サプリ発売なのに、地味ぃ〜な話題を希望しますねぇ (-_-;) しかし、あまりにも地味すぎて、更新されていることすら知らない人がいるんだぞ。 しかも! ネット上では 「2004年06月15日版」 以来更新がない。ストレイライトでのFAQ更新を知りながら、何が新しくなったのか分かっていない人が大半だ。 確かに、ストレイライトで地味ぃ〜にFAQが更新されているのは見逃されがちな事実ですね。ただ、この膨大なFAQから新しく更新された箇所を探しだすのは、並大抵のことではありませんよ? FAQは6箇所、エラッタは1箇所更新されている。 早っ!(゚口゚; 中には Q:特技のタイミングにある「メジャーアクション」とは、「リアクション」も含みますか? |
N◎VAの歴史 2004/11/04 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
司馬さん、ストレイライトは、いつ発売になるんですか? 知らん。 え〜 何だその不満そうなツラは! 俺はイエサブの店員じゃないぞ! 司馬さんなら、何か知っているかな〜、と思いまして。 ・・・・11月の中旬には出ると聞いた。だが、確かな情報ではないからな、出なかったからといって俺のせいにするなよ。 な〜んだ、その程度の情報なら私も掴んでいますよ。私が知りたいのは正確な発売日です。司馬さんも案外、耳遅いんですね〜。 ・・・・・・!! 今度のサプリメントは、N◎VAの年表などを載せて、今までの経緯をまとめてくれると、大変ありがたいのですけれど。載りませんかねぇ。 確かに、N◎VAの世界設定は、リアルタイムと並行するカタチで変動するから、そういった年表みたいなものがあると助かるよな。 ただ、残念ながら年表が載るという情報は得ていないぞ。大まかだがストレイライトの内容については、最新のゲーマーズフィールドに記載されている。気になるなら購読するか、三元の間のレビューでも読んでおけ。 今回も年表なしですか。 サプリメントが出るたびに時代が進んで、どの時点でどんな変化があったのか、なかなか復習する機会が得られませんねぇ。ちょっと不便に感じる時もありますよ。 そうだなぁ。時代考証があやふやになっている感はある。もちろん正確な年表などは必要ないのだが、シナリオ作成時の一助となる 「これまでのあらすじ」 みたいなものは欲しいところだ。 とりあえず、そんな時は さしあたってのHistory of Tokyo N◎VAや、今は消えてしまったサイトだが、無機化学的心理研究室に掲載されていた以下の年表あたりが参考になると思うぞ。 以下、無機化学的心理研究室(http://www3.justnet.ne.jp/~tom.taguchi/history.htm)に掲載されていた「完全(?)N◎VA年表」から引用
以上、引用終了。 おぉ〜、これは参考になりますね。 ストレイライト以後の時代に新しく変化、あるいは進化した部分を確認するためにも、いちど立ち止まって、過去の歴史を振り返ってみるのもよいかも知れない。時代の変化や経緯を知る事で、ストレイライトの新しさ、新鮮さをよりゲーム内で活用できるんじゃないかな。 そうですね。これまでの歴史を読んでいたら、ますます ストレイライト が楽しみになってきました! ストレイライトは11月発売! N◎VA者はニューロエイジの激動を見逃すな! |
シュレディンガーの猫 2004/09/19 |
司馬さん、質問があります! 何? 《チャイ》は、相手から攻撃を受けてダメージが確定した後に使用しても、時間をさかのぼって攻撃を打ち消し、ダメージを無かったことには出来ませんよね? できないな。 ダメージを決定する判定を打ち消した! と主張した場合はどうでしょうか? その場合でも、俺は打ち消しできないものと判断する。 ダメージカードを出す行為は、p84〜91で解説されている 「判定」 に該当する行為とは思えないからな。 もっとも、ダメージカードを出す行為を 「判定」 と定義するRLの卓では可能だろうし、曖昧な部分を全てプレイヤーフレンドリーに解釈する卓なら、チャイでダメージを打ち消しても、なんら不思議ではないだろう。 なるほど。やはり、そうですか。 《チャイ》や《脱出》で一般の攻撃を回避する場合、どのタイミングで使用するべきかの判断は、卓によってまちまちのようですね。 まあな。 しかし、N◎VAが発売されてから一年がたつ この時期に、えらく初歩的な質問をするじゃないか。 ええ。 実は、この前のコンベンションで、いま話したような神業での攻撃回避について検討しているうちに、私、凄くよいアイディアを思いついちゃったんですよ!(*゚▽゚) ほう。 ズバリ! ダメージカードを出される前に 《とどめの一撃》 で相手を殺しちゃうのです! なんと、これでダメージ回避ですよ!? (;゚∀゚)=3 へぇ〜。 なんですか、その気の無い返事は。 今さらそんな、誰でも考えつくような事を言われてもなぁ〜。 ええっ! もう考えていたのですか? ああ。そして既に、その神業使用法の問題点についても検討してある。 ・・・・い、いったい どんな問題点があるのでしょう? 人は、死ぬとどうなるのだろう? そしていったい、死人はどこへ行くのだろうか? そもそも、いつの時点で人の死は確定するのか? は? 突然、なにを言い出しちゃってるんですか?(-_-;) 例えば、相手を完全死亡させたとしても、相手はメインプロセスの終了時にプロットを捨て札にし、以降のカットはプロットができなくなるだけで、ダメージカードを出したり、乾坤一擲するだけの猶予はまだ残されている。p124参照のこと! おおっ! 肉体は死んでいても、一歩踏み込んで魂の乗った一撃を叩き込めるのですね! カッコいい〜・・・・って、それってありですか!? ありだろ〜、俺はそういうの好きだからな! 力強く好き嫌いで判断しないでくださいよ (-_-;) つまり攻撃判定後の《とどめの一撃》宣言であれば、神業使用者が結果として攻撃を回避することはできない、ということを問題点として指摘しているわけですね? いや、違う。問題点は他にある。つまり、そのような解釈もありうる反面、そうではないと考える人もいるということだ。 どういうことですか? 人は、死ぬとどうなるのだろう? そしていったい、死人はどこへ行くのだろうか? そもそも、いつの時点で人の死は確定するのか? その答えはこうだ。 人は、死ぬとどうなるのだろう?FAQによると、どうやら死んだキャストは神業を使用できないらしい。ただし、それ以外に行動を規制するルールはほとんど無い。 いったい、死人はどこへ行くのだろうか?p138から察するに、永久に退場扱いになるらしい。ただし、退場すると明記されてはいない。 いつの時点で人の死は確定するのか?完全死亡や精神崩壊した時らしい・・・・ただし、前述のようにプロットを捨て札にして以後プロットできなくなるのは、メインプロセスの終了時だ。明確に死のタイミングを示す記述はない。 ・・・・なるほど。 らしい、らしいと、死に関する記述が全て曖昧なのですね。多少、卓によって解釈が異なってしまう程度には、RL判断の介入する余地があるようです。 多少で済むか? ええ、私なら死んだ時点で退場させて、以後、判定の対象にはならないものとしますよ。舞台裏判定も不可。神業はFAQが出たので、これに準じます。一般的な解釈だと思いません? ふむ。何だかんだ言っても結局、死はゲームからの脱落を意味するという考え方だな。それを一般的で不動のものと思っているのだろうが、一般的だというお前の解釈に、ルール的な裏付けがないことは前述のとおりだ。つまり、既成概念にとらわれているにすぎない。 完全死亡が判定不能に結びつくかどうかは、演出の都合と照らし合わせた結果、導き出される答えでしかない。俺はキャストが完全死亡したって、判定や登場を許可することはあるぞ。 それはさすがに、うがちすぎだと思いますよぉ。 パルプ・フィクションのように、未来のシーンから過去のシーンへと、時系列を巧みに交差させながら、シーン制を演出した場合、先に未来のシーンで死んだらどうする? ええっ? え〜と・・・・・それは、特殊な例だと思います。 繰り返すが、死が何を意味するのか、どのタイミングで、どのような影響を及ぼすのか、詳しくルールには明記されていない。お前が一般的だと言う死へのプロセスと解釈に、いったい何の根拠があるというのだ? えーと、うーんと (ーー;) ・・・・・というのは冗談だ。 冗談!? Σ( ̄□ ̄;) さすがにコンベンションなんかで、こういう事を言い出す奴がいたらヤバイだろ〜。真剣に悩むなよ。 ・・・・なんだか疲れちゃいました。 しかし、キャストは、死ぬとどうなるのだろう? そしていったい、キャストはどこへ行くのだろうか? そもそも、いつの時点でキャストの死は確定するのか? 以上については、RLによって多少のズレが生じるのも事実だからな、少しは考えてみてもいいんじゃないか? ええ。 あまり、うがちすぎるのはどうかと思いますが、こういう基本的なところから、ルール解釈の齟齬は始まっているのかも知れません。 ルールに記述は無いけれど、当たり前のように運用していた自分のプレイが、他人の目から見ると奇異だったり、新鮮に映ったり。そんなことも、あるのかも知れませんね〜。 |
武器の隠匿とプレアクト購入 2004/07/20 |
司馬さん、武器を隠すなら 「ボディ・ボックス(p261)」 より 「ステルスケース(p268)」 の方がお得ですよね? 何で? 「ステルスケース」 なら、武器の携帯判定時に隠匿レートを16として処理できそうな解説文になっているじゃないですか。たとえ好意的に 「ボディ・ボックス」 と武器が同じ隠匿レート15になるのだと解釈しても 「ステルスケース」 が一歩リードです。 もちろん隠匿レート10以上の武器を隠すなら、隠匿が15止まりなかわりに、オートアクションで準備まで可能な 「ウェポンマウント(p255)」 の方が効率よさそうですけど。 「ボディ・ボックス」 との比較では、比べるまでもなく 「ステルスケース」 の方がお得だと思います。 そうかな? 電制や準備の早さは 「ステルスケース」 や 「ウェポンマウント」 より劣るが 「ボディ・ボックス」 とその中に収納した武器が同じ隠匿レートになるという解釈ならば、一番隠匿レートが高くなるのは 「ボディ・ボックス」 だろ。 え? どうしてですか? 「クラストスキン(p261)」 を使えばいい。 ・・・・なるほど。 でも、だったら 「ウェポンマウント」 に 「クラストスキン」 を使えば、もっといいんじゃないですか? 馬鹿者。 「ウェポンマウント」 に 「クラストスキン」 を使っても 「ウェポンマウント」 の隠匿レートが上がるだけだ。 「ウェポンマウント」 は埋め込んだ武器の隠匿レートが15になる装備であって、武器が 「ウェポンマウント」 と同じ隠匿レートになる装備ではない。 何だか屁理屈っぽくなってきましたねぇ (-_-;) 話題をふったのはお前だろうが! そもそも、 収納した武器が 「ボディ・ボックス」 と同じ隠匿レートになるという解釈の方が、ルールにない屁理屈解釈だろ。卓によって賛否のわかれる解釈だと思うぞ? それはそうですけど、私の周囲ではわりと当たり前の解釈なんですよ。でも、その解釈を採用したとしても、「クラストスキン」 のぶんだけ常備化経験点が必要なので、やはり装備の棲み分けというか、釣り合いは取れていないような気が・・・・って! 司馬さんのプロファイル、よく見ると変ですよ!? 人のプロファイルを覗き込んで、失礼なことを言う奴だなぁ。いったい、何が変だって言うんだ? だって、全てのサイバーウェアに 「クラストスキン」 を付けているじゃないですか。なのに、そのぶん経験点を消費していないですよ? プレアクト購入だよ。 俺は外界が5あるから、全てのサイバーウェアに経験点消費なしで 「クラストスキン」 をつけられる。だから 「ボディ・ボックス」 が収納した武器を 「ボディ・ボックス」 と同じ隠匿レートにするという解釈なら、 「ボディ・ボックス」は隠匿レートで、「ステルスケース」は電制とガンスリンガーガール気分で、そして 「ウェポンマウント」 は準備の早さで、それぞれに一長一短があり、性能の釣り合いがとれているように、俺には見えるのさ。 はぁ・・・・それはそうと、このプロファイルに書かれている 「プレアクトでロゴス10000本購入」 は、どうかと思いますよ? ふっ、ロゴス10000本も、全サイバーウェアにクラストスキンも、全て常識だ。最善を尽くさねばこの過酷なニューロエイジで生き残る事はできないぞ! 初期経験点なら、なおさらプレアクト購入は重要だ。皆で経験点を浮かして重武装しようぜ! (*^ー゚)b え〜と、皆さん、プレアクト購入を知らない人や、使わない人達と卓を囲む場合、消費経験点の格差から不公平感を生んだり、トラブルを発生させる可能性があります。 プレアクト購入の存在すら知らない人も多いので、コンベンションなどではp133の 「プレアクトでの購入」 を活用するか否か、前もって相談するとよいでしょう。 また、プレアクト購入は、ルールにある正当な行為ですけれど、装備の購入と所持可能個数を制限するRLもいるので、プロファイルにこっそり書くよりも、確りとその辺りも話し合っておく事をオススメします。 ・・・・さて、どうでしょうか? 皆さんの卓で、ロゴス大量購入や、全品クラストスキン貼りは常識ですか?それとも、やりすぎですか? |
スローライフ N◎VA 2004/04/25 |
エラッタが更新されたようだな。 ええ、我々がコンベンションに行かなかった間に、巷では<自我><泰然自若><消沈>や、<カバーリング><運動><猿飛>がプロットを消費するコンボになってしまいました。 ふむ。 もちろん<カバーリング><交渉><誘惑>でキスをせがみつつ、飛来する車両からピーターをかばう メリー・ジェーンもプロットを消費します。 そ、そうなのか? (ーー;) ただ、今回のエラッタ更新でも例にもれず、色々と波紋が広がっていまして、<最後の砦>には 「判定にプロットは消費しない、というエラッタが出るのでは?」 との噂がありますし、各所で<二天一流>の解釈論議が発生していて、FEARの対応が待たれる、予断を許さない情勢です。 地方コンベンションのN◎VA卓は、ますます混沌としてきたなぁ。 いつもどおり、RL判断で乗り切るしかありませんね。 とりあえず、新装オープンしたゲーム・フィールドウェブショップでトーキーSSSを購入してから、諸問題を考察する。話はそれからだ。 え? まだ買っていなかったんですか? いろいろと忙しいんだよ。 実は私も、まだ買ってないんですよ〜 ^^; 最近のN◎VAは関連商品の発行やエラッタの更新が早くて、嬉しい反面、波にのれなくて十分楽しめていないような気がします。途中から入ってくる人達も、ついて来れないんじゃないですかねぇ。 ほう。 常に動きのある背景世界と、サプリの発刊ペースは、N◎VAのよさである反面、デメリットもまた生んでいるのではないでしょうか? 正直言って、私自身も最近のN◎VAのスピードにはついていけません。 ついて行く必要は無いだろう。ついて行きたい、ってのは願望なんだろうが、自分の環境以上のモノを求めて無い物ねだりをしたって、何も始まらないからな。 それで本来満足を得るために行っているN◎VAに、不満足を感じていたんじゃ本末転倒だ。N◎VAはついていくモノじゃない。自分のペースで遊べばいいんだよ。 え〜と、それはつまり、それぞれの環境にあったN◎VAを、自分達のペースで遊んでいけばいい、ということですか? そういうこと・・・・それから、途中から入ってくる人達云々に関してだが、各個所持するサプリやエラッタが生む情報格差による齟齬は、未然に防ぐため事前に情報交換をすればよいだけの話だ。 初心者には 「今からではN◎VAに入りづらい」 と思わずに、ぜひチャレンジしてもらいたいし、経験者も初心者に対しては、エラッタや追加情報をどこまで知っていて、今回はどのようにRLが裁定するのか、少し情報交換するだけで簡単にサポートできるのだから、N◎VAのスピードのせいにして敷居を高くするな。と言いたい。 ・・・・何だか正しそうな意見ですね。 俺はいつも正しいつもりだぞ (-_-;) さてさて、これを読んでいる貴方の卓での、エラッタや追加アウトフィットの導入ペースはいかがでしょうか? 個人差はありますか? 誰がペース配分を決めていますか? ペースリーダーの後方で、息切れしたり、敷居が高いと感じている初心者はいないでしょうか? また一方で、貴方自身、不注意にネタバレ情報を垂れ流してはいませんか? その辺り、経験者として配慮したいものです。お互いに、気をつけたいものですね。 (注:04/06/15のFAQで Q:特技のうち、プロットを消費するものと消費しないものとを組み合わせた場合、プロットは消費しますか? A:RLが消費すると判断した場合、消費します。ただし、これだけでは判断しづらいと思いますので、「プロットを消費しない」つまり、手札から判定する特技と組み合わせられないものについては、エラッタで特記することにしました。エラッタを合わせて参照してください。 という回答の差し替えがあったので、<カバーリング><運動><猿飛>はプロットを消費しなくてすみそうです) |
ハヤブサ! ハヤブサ! 2004/02/19 |
司馬さん、カタナの特技〈ハヤブサ〉って、 「タイミング:セットアップ」 ですよね。ということは、通常そのタイミングで動けない他のキャスト達は、リアクションできないのでしょうか? そんなわけないだろう。対決の技能だって決まっているんだし。当然、リアクション可能だ。 では、特技はどうですか? 「タイミング:セットアップ」 の特技でしか、リアクションできないのではないでしょうか? お前は、何か勘違いしているようだな。 え? 勘違いですか? ベースアクションの対象となった者と、ベースアクションを妨害できるとRLに判断された者は、対決できる技能とプロットがあるかぎり、いつだって リアクション可能だ。リアクションの有無を論じる時に、タイミングなんて言い出す時点で、お前はズレているんだよ。 なるほど・・・・たしかに、一般技能での対決はそうかも知れませんね。しかし、特技を使用してのリアクションには、やはりタイミングを論じる必要があるのではないですか? 特技には、それぞれ使用可能なタイミングが明記されています。〈ハヤブサ〉に対しては、「タイミング:セットアップ」 の特技でしか、リアクションできないのではないか?と考えても、それほどオカシイことではないと思いますよ。 タイミングを論じるなら、TND148で各タイミングの定義を確認してからにしたまえ。 え〜と、なになに・・・・これを読むかぎり 「タイミング:リアクション」 は、リアクションする時に使える特技なんですね・・・・って、あれ?(ーー;) そう。つまり〈ハヤブサ〉だろうが、何だろうが、対決できる技能とプロットがあるかぎり、リアクションは可能だ。もちろん 「タイミング:リアクション」 の特技も使える。何も難しく考える必要はない。〈ハヤブサ〉と言えど、ただのベースアクションなんだよ。 私が難しく考えすぎだったんですね。・・・・でも、それじゃ〈ハヤブサ〉って、奥義のわりには〈ロケットスタート〉と、あまり変わらない効果ってことですよね? まあ、そうなるかな。 弱くないですか? 奥義としては。 いや、わざわざ カゼのスタイルを取らずとも、素早い攻撃ができるわけだから、それなりに意味はあるだろう。加えて 「タイミング:セットアップ」 ならではの利点もある。 利点? 〈ライトスピード〉より早いし、席順によっては〈ロケットスタート〉や〈戦術〉よりも早い。だから場合によるが、相手が武装する前に切りつけることだって可能だ。まさに神速の特技だな。 お〜、カッコイイですねぇ。 ええと、ひとつ確認したいのですが〈連撃〉や〈二刀流〉などの連続で攻撃する特技を組み合わせた場合は、やはり追加のアクションも〈ハヤブサ〉と組み合わせる必要があるのでしょうか? RL判断だな。俺は組み合わせる必要は無いと思うがね。 じゃあ、私もカッコイイ技を考えましたよ! 〈白兵〉〈運動〉〈ハヤブサ〉〈二天一流〉で、カット進行開始直後に、シーン内にいる敵全員を切り伏せてしまうんです! おおっ!(゚д゚) 〈ハヤブサ〉でセットアップの間に行う乱打か! まず初太刀をいれ、対象から対象へと〈運動〉で移動しつつ〈二天一流〉をくらわせるんだな!? はい! 相手がドミノ状に連なっていれば、対象から対象へとシーン内を瞬時に駆け巡っちゃうんです!(>_<) マンチくせ〜 (-_-;) どこがマンチなんですか? 組み合わせた〈二天一流〉は、次々と対象を変えていいのか?セットアップで〈運動〉を連発してもいいのか?という問題をはらんでいるからなぁ。これは〈ハヤブサ〉の問題ではなく、〈二天一流〉の解釈に関わる問題だろう。 とりあえず、複数回〈運動〉すること自体に問題はないと思いますよ。何故なら、 Q:〈運動〉+〈白兵〉に、〈飛行〉等の移動を行なう特技を組み合わせた場合、一回のメジャーアクションで二回の移動ができますか? A:できません。移動は一回です。というFAQにより、1アクションでの移動は通常1回ですが、 Q:〈二天一流〉による追加の物理攻撃の際、マイナーアクションも追加で行なうことができますか? A:できます。「追加の物理攻撃」はメジャーアクションとして考えてください。 とあるため、〈二天一流〉は複数回のメジャーアクションが行えるのです。よって、そのつど〈運動〉を組み合わせていれば、移動は可能なはずです。対象を変えることだって、カウンターグロウのダイモンが〈連撃〉中に対象を変えていましたから、〈二天一流〉も同様に可能であると判断します。 そういうところだけは、確りルールを覚えているんだな^^; では問題ないのか? さぁ〜? きっと大丈夫だと思いますよ。 曖昧な部分があったとしても、コンベンションに持ち込んだ場合なら、嬉々として使用宣言しつつカードを吐いちゃえば、なかなか却下されないものですし。 いるよな〜、もの凄く嬉しそうにコンボを宣言して、却下されそうになると、この世の終わりみたいな顔をする人って (-_-;) 自分でルールを読み込んで安全確認していないなら、プレアクトで事前に話し合いした方がいいと思うぞ。 もちろん、事前の話し合いは、した方がいいですよね。それは私も同意です。でも、新しく閃いたコンボって、いきなり披露したくなっちゃうものなんですよ。 そうだな。その気持ちは、わかるよ。 カウンターグロウ発売で今後はますます、そういった新コンボや、新しい解釈論議の発生しそうな事をやりたがる人が増えてくるだろう。 しかし〈ハヤブサ〉と〈ロケットスタート〉にしても、どちらが早いのか? などなど、解釈が別れそうな部分はまだあるんだ。 何かを閃いた時、それを 「やってやろう!」 と気分が高揚することも あるだろう。しかし、それを否定された場合、高揚が興奮、そして怒りや気分の悪さにシフトして、思わぬトラブルを発生させてしまうケースは実に多い。 それは・・・・わかる気がします。 カウンターグロウ発売の影響で、これから奇奇怪怪な議論が各所で行われる事だろう。しかし、忘れてはいけない。プレアクトでの話し合いの重要性、そして何より、N◎VAは楽しむためにあるのだ、ということをな。 はい! 肝に銘ずることにします。 ・・・・・・・さて、カウンターグロウ発売とエラッタ更新により、ふたたびコンベンションでのN◎VA卓は、混沌とした状況に陥りつつあります。しかし大切なことを見失わなければ、貴方はきっと、楽しいN◎VAライフを今までどおり・・・・いえ、それ以上に楽しく、刺激的な日々をおくる事ができるでしょう! カウンターグロウは、貴方に何をもたらしましたか? 新しいエラッタの確認はすんだでしょうか? 新データを含め、新しくなったN◎VAを、私も堪能したいと思います。 ではでは、またの機会にお会いしましょう! さようなら〜。 |
ドキッ!婦警だらけのカウンターグロウ☆ 2004/02/17 |
司馬さん、ついにカウンターグロウが発売されました。 ああ、俺もようやく手に入れたよ。 リプレイの内容もさることながら、追加特技には、なかなか面白いモノがそろっていますね。 そうだな、例えばイヌの追加特技〈ハンター〉だが・・・単純に〈ハンター:レッガー〉でマル暴、〈ハンター:カリスマ〉〈ハンター:フェイト〉で検察官、〈ハンター:カゲ〉で公安と考えていくだけでも、それなりに楽しい。物理攻撃、精神攻撃・・・そしておそらく、社会攻撃にも使えるだろうから、想像の幅は広がるよな。 そうですね。〈ハンター:チャクラ〉や〈ハンター:カブキ〉で、ミルコ・クロコップというネタも見かけましたし ^_^; 皆さん、さっそく楽しんでいるようです。 ただ楽しく イメージするだけではなく、擬似〈スタイル感知〉としてトリッキーに使うこともできる優れた技能だ。 擬似〈スタイル感知〉? ペルソナを偽装している化け物でも、キャストが〈ハンター:ヒルコ〉や〈ハンター:アヤカシ〉なら、悪口雑言吐きかけて反応を見るだけで、正体を暴くことができるだろう? でも・・・それは攻撃ですから、よっぽど確信していないかぎり、そうそう仕掛けられるものではないでしょう? 場合によっては、説得するふりをしつつ、相手の挙動で「当たり」かどうか判断するんだ。 実際いるだろ?夜中に出歩いている人を呼び止めて「どこに行くの?仕事の帰り?」と職務質問しつつ、「早く帰りなさいよ」と説得するが、その実、挙動不審な部分を探っている警官がさ。 なるほど ^^; あと実用的な特技と言えば、〈腐食細菌〉がいち推しだ。 〈斬裁剣〉より手軽に使えそうですね。 それだけではない。レッガーの〈ダーティーファイト〉等と同じく、命中するだけで効果を発揮する特技であるため、カブトにとっては、やっかいなんだよ。 え? 命中といっても、結局 達成値勝負で勝利するという意味ですよね。 カブトだけに限った話ではないと思いますよ? 攻撃を 「受け」 られ達成値で 「敗北」 した場合でも、それはいちおう、相手に攻撃が当たっているよな? それを命中とは言えないか? ええ!? と、いうことは〈運動〉で回避しないかぎりその効果は発揮される・・・・・つまり、「受け」 専門のカブトは 「受け」 するたびに、その盾を失ってしまうんですか!? ・・・・・というのは冗談だ。 冗談!? Σ( ̄□ ̄;) そもそも達成値で負けていたら〈腐食細菌〉の効果は発生しないだろう? 2chでも一瞬でレスのついたネタだ。 このくらいのことで動揺していたら、コンベンションでRLはできんぞ。 うぅ (-_-;) カブトにとってやっかいだ、と言ったのは、達成値が低くとも 「受け」 を成立させてさえいれば良いと思っている重装甲タイプのキャストが、装備を破壊される可能性があるためだ。 リアクション側が達成値勝負に「勝利」していれば何も問題は無い。「受け」が成立しているだけでは、危ないってことだ。よく分からない人は、p122の上図を参考にすると、分かり易くてよいだろう。 はぁ〜、そういうことでしたか。 ふっ、無知な奴をいたぶるのは楽しいぜ。 ぐっ・・・・・では私も、反撃させていただきます! おう! どんとこい! N◎VA−Dのパーソナリティーズで、影武者との入れかわり疑惑があるのは誰ですか!? 答えてください!! ふっ、やはりその程度の問題しか出せんか。答えはズバリ! マイケル・グローリーだろう?再登場までの経過と、スタイルを見れば明らかだ!( `∀´ ) ぶーーっ!! 答えはマイケルとスティンガーでした!(>_<) な、なんだってーー!?ΩΩΩ 詳しくは のTEXTを御覧ください! この素敵N◎VAサイトは、パーソナリティーズの隠された秘密に迫っています!! |
アクション認識の謎 2004/01/27 |
司馬さん、ひとつ疑問なのですが、デジタルアクションって、対象や周囲に気づかれないものなのでしょうか? いや、普通に気づかれるだろ? あれ? おかしいですよ、それは。 何も おかしい事は無いぞ。 例えば、相手に認識されないアクションといえば、カリスマの<サブリミナル>がある。あれは解説に 「対象が認識できない」 と書いてあるし、対決が<心理>※ になっていることで、相手に認識されないことが、データ的にも表現されている。デジタルアクションにそんな記述は無いだろう? FAQでも Q:他人に対するデジタルアクションにリアクションを行えますか? A:あなたがイントロンしており、かつデジタルアクションが<電脳>でリアクション可能なものなら、行えます。となっているから、対象となった当人どころか、周囲の人物でさえ<知覚>せずともシーン内で行われたデジタルアクションが、普通に見えていることになる。 違うか? ん〜、確かにそうですね。 いや、でも おかしいなぁ (ーー;) いったい、何がおかしいんだ? FAQでは、Q:対象のIANUSを<ドミネート>すると、盗聴できますか? A:できません。盗聴する場合は対象のラピッド・イヤーを<ドミネート>してください。となっています。 ・・・・・・ <隠密>を組み合わせるでもなく、ラピッド・イアーを対象に<ドミネート>を使うだけで、盗聴できると書いてあります。つまりこのデジタルアクションは、周囲には気づかれないということです。 傍聴の間違いじゃないかな? ほら、通信傍受法だって、盗聴法とも傍聴法とも言うだろう?(´∀`;) 苦しくないですか? その言い訳。 苦しいな (-_-;) たしかに解釈として、傍聴と同じように盗聴の定義が 「自分も聞くことができる」 程度の内容であれば、今までどおり司馬さんのやり方で、問題ないのでしょうけどね。 その場合は・・・・RL判断で、本人を<隠密>で隠れさせたり、その行為自体をこっそり気づかれずに行うために<隠密>してね、などと指示することで、デジタルアクションを周囲に気づかれる事なく行う・・・すなわち盗聴なども行える卓になるでしょうか。 ああ、実際そうしていたよ。俺は今まで、トムズ・イヤーで通信を傍受する場合なんかは、本人が<隠密>で隠れてさえいれば、アクションを周囲に気づかれることなく、こっそり行えると判断していた。あるいはFAQも、単に<隠密>という前提条件を省略して記述されているだけなのかも知れないな。 ・・・が、本当は隠密するまでもなく <ドミネート>やトムズ・イヤーで通信を盗み聞きする行為は、リアクションされないかぎり、相手には悟られないのかも知れない。たとえリアクションされたとしても、相手は何をされたのか認識できないというRL判断もあるだろう。 一方で、こんな疑問も浮かぶ。 例えばニューロに<ヴィジョナリー>されたドロイドは、すぐに遠隔操作されたドロイドだと、周囲に気づかれるのか? <スタイル感知>で目の前の男がアヤカシだと分かったフェイトは、判定した事を悟られて、そのアヤカシに襲われてしまうのか?・・・・俺は、それらの判定は<隠密>するまでもなく、相手には悟られないと思っている。 では、悟られない為に<隠密>が必要な判定と、必要ではない判定の線引きは、どこにあるのだろうか? 難しいですね。 アクションは、それをシーン内すべてのものが認識できるとするべきか、ものによっては、リアクションされないかぎり気づかれないとするべきか、あるいは、リアクションされたとしても、気づかれないものがあるのか・・・各RLの判断に委ねられる部分だろうな。 とりあえず、FEARにメールしてみましょうか。2月6日発売のカウンターグロウには間に合わないでしょうけど、次のGF誌あたりで答えてくれるかも知れません。 ああ、疑問に思ったなら、どんどんメールするといい。ネットやサークル、あるいは仲間内といった閉鎖的な場所で、ウダウダと愚痴を言うよりは健全で前向きだと思うよ。 何だかトゲのある言い方をしますね。 最近は愚痴っぽい話ばかり見かけて嫌なんだよ。 はぁ、そうですか。 まあ確かに、こんな愚痴っぽいサイトで司馬さん相手に語らうよりは、N◎VA−Dモロモロ板 あたりにカキコした方が有意義かも知れませんね。 何だかトゲのある言い方をするねぇ (-_-;) 兎も角、困った事があったら、FEARにメールするのもひとつの手でしょうし、まずはモロ板やBANK板、あるいはお友達と相談してみるのも良いと思いますよ。 前向きにN◎VAを楽しみたいですね! では皆さん、カウンターグロウ発売後に再びお会いしましょう! さようなら〜 |
神業の範疇 2003/12/29 |
最近はコンベンションに、≪完全偽装≫で携帯判定を成功させたり、≪買収≫で買い取った区画のセキュリティーレートを変更する人達がいるんだけど。 それってどうなの? あぁ、それは オフィシャル・シナリオで示された神業の使用方法だな。 問題ないだろう? でもさ、普通にN◎VAのルールブックを読んでいて、そうそう思いつくアイディアじゃないよね。もしオフィシャル・シナリオで使用例が提示されていなかったら、「そんな事はできない」っていうRLも 沢山いたと思うよ。 そうだなぁ、しかし、オフィシャル・シナリオで使われた事によって、それらの使用方法に対し、FEAR公認の正式な許可がおりたと思っている人は多いと思うぞ。かく言う俺も、そう思っている人間のひとりだ。 とはいえ結局は、神業の内容はRL判断で最終決定するわけでしょう? 私がRLだったら、そういう使い方は却下するよ。 へぇ 却下の理由は? なんか、嫌なんだよね。そもそも神業のバランスは、その効果だけではなくて、特技とか、様々な要素を加味して考えられているものだと思うのよ。だから、あまり無茶されると、私の考える理想のゲームバランスが壊れるわけ。 なるほど、わかるよ。 でも これって、プレイヤーに反発され易い却下理由だよね? 公式シナリオは第二のルールブックだ、と信じて疑わない人も多いみたいだし。 ああ、俺もRLの主張するゲームバランスってやつは、あまり歓迎しない人間だからな。それにキミの言うとおり、SSSで可能だったことは、N◎VA全体に通じるルールだと考える人も多いから、反発され易いと思うぞ。 でもね 結局、使用方法が、神業の範疇に入るかどうかのRL判断なんて、そんなもんでしょ。決定の要因が論理であれ感情であれ、却下は却下なんだからさ。この場合は、RL判断に反発するPLの方が悪いと思うのよ。 まあ、そうだろうな。 しかし、ゲーム前にRLが 「SSS的な工夫をした神業の使い方は認めない」 と 一言宣言しておけば親切だし、トラブルも避け易いだろう。キミのように、神業の使用に多くの制限をかける場合は、そういった予防をしておくべきじゃないかな。 私はいつも、フィーリングでやってるんだけどなぁ・・・仕方が無いか。面倒だけど、今度からはプレアクトで宣言するね。 ああ、そうするといい。 とりあえず 「見えてさえいれば弾は届くわ」 ってのは却下ね。 そこかよ! Σ( ̄□ ̄;) あれは駄目なのか!? だって、カッコ悪いじゃん。 そんなこと無いだろ〜、あれはカッコイイよぉ〜・・・・っていうか、ほぼルール通りだろうがあれは! フィーリングで却下かよ!(゚д゚) さてさて、ここまで御読みになった貴方は、どの程度の事柄を、神業の範疇であると判断しますか? また、その判断基準は、プレアクトに参加者間でコンセンサスをとっているでしょうか? 神業についてのあれこれは、TND80、141、GF8-1 carry out the d 第二回を参考にしてくださいね〜 ちなみに オジサンは、他人の神業を無闇に否定するのはどうかと思うよ〜 皆もよく考えようね〜 |
魔器の一族の謎 2003/12/21 |
司馬さん、カット進行中<魔器の一族>のヴィークルが<操縦>することによって、他のキャストを収容したまま、一緒に移動することは可能でしょうか? ・・・・それは つまり、魔器の 「形状そのもので、ルール的な有利不利は発生しない」 という一文に、抵触しないのか・・・と、聞きたいわけだな? はい、そうです。 魔器とはいえ、それは<魔器の一族>のキャストが所有する装備なのだから、搭乗者、あるいは操縦者として、他のキャストも共同で利用したと考えれば、まったく問題ないと思うよ。 では、もうひとつ質問です。<魔器の一族>である装備を持った他キャストが、<白兵><運動>を使って移動攻撃する場合、<魔器の一族>であるキャストは、一緒に移動することが可能でしょうか? ゲーム的には共同でその装備を使用しているだけだが、装備は物理的に移動しているので、やはり共に移動すると考えるのが一般的ではないかな? でも、それでは、ゲーム的な有利不利が発生しているのではありませんか? <魔器の一族>はその特性を考慮して、時にはキャストとして、そして時には単なる装備として扱っても良いと思うよ。具体的には、これは俺のRL判断だが、<魔器の一族>である装備の位置に、<魔器の一族>のキャストが存在する、と判断するべきだと思う。したがって、このRL判断では、共に移動することが可能だ。 では、同じような状況で、逆の立場だったならどうでしょうか。例えば<魔器の一族>が移動攻撃した場合、使用していた他のキャストは一緒に移動できますか? できないだろうなぁ。刀や銃器につられて動けるようになっちゃうと、これはさすがに、ルール的な根拠が無いだろう。一人のキャストがもう一人のキャストを牽引していることになるからな。装備を持って動く事と、持った装備に動かされる事。この二つには、大きな違いがあるよ。 それは司馬さんが、手持ち武器を想定しているからですよね? 例えば、ヴィークルである<魔器の一族>が<操縦>で移動し、人を轢いた場合、最初の問の解釈を適用するならば、搭乗していた他キャストは当然移動できるわけでしょう? ・・・・そうだな。 であれば、手持ち武器ではなく ヴィークルだったという事実が、ルール的な有利不利を発生させたとは思いませんか? それはつまり 「形状そのもので、ルール的な有利不利が発生している」 と言えるのではないですか? う〜ん、それはちょっと違うだろう。武器やヴィークルといった、装備それぞれ固有の特性を生かすことが、「形状そのもので、ルール的な有利不利が発生している」 ことに直結するならば、<魔器の一族>で装備を選択すること自体、ルール違反になってしまう。 と、いいますと? 簡単に言えば、ヴィークルは使用者が一緒に移動できる。が、武器は使用者が一緒に使って攻撃できるし、防具は一緒に身を守れる。形状によって発生する効果は様々だ。それは有利不利ではなく、単なる装備自体が持つ性質の違いだと思う。 なるほど。 一面的な見方で、有利不利を判断するなら、チェイスではヴィークルが、攻撃面では武器が、ウェブ戦ではトロンが有利である・・・等々、様々な状況下で差異、すなわち 「形状そのもので、ルール的な有利不利」 が発生してしまう。<魔器の一族>で装備を選択した時点で、その差異が発生することは確定なんだよ。 ははぁ〜、なるほど。説得力があるような気がしてきました。それじゃあ、司馬さんのRL判断が、ルール違反も一切なくて、解釈としては一番ベターなのでしょうか。 どうかな。人によっては魔器が移動すれば、それを所持し共同使用している人物も、必ず一緒に動くとか、魔器がアーマーギアやドラゴンブーツなら動くとか、あるいは、俺のようにヴィークルに搭乗している時以外は、一切動かないと言うかも知れないし。 魔器の装備を所持し共同使用している人物が移動しても、魔器のキャストは動かない、または、俺のように動くと言って、意見が分かれるかも知れない。やはりRLが各個判断すべき事案であると思うよ。 そうですね。少なくとも一緒に移動できるというルールは無いわけで、だけれども、装備は所有者に帯同するという慣習法的な仕組みがあって・・・兎に角これは、予め考えておかねばならない事だと思いました。 うむ、熟考したまえ。 はい。 ・・・・さてさて、ここまでの対話を御覧になって、貴方は自分がRLだった場合、<魔器の一族>をどのように扱うのか、明確な基準を見つけることは、できたでしょうか? 一方、アヤカシの人々は、ぜひアヤカシ仲間の方々と相談してくださいね。 もしかしたら、貴方の認識と、貴方の隣人の認識とでは、違いがあるかも知れませんよ? (注:04/02/06発売の 「カウンターグロウ」 p76に、協調行動というオプションルールが追加されました。魔器とその使用者の移動等については、そちらを参考にすると良いでしょう) |
基本が大切 2003/12/08 |
司馬さん、どうでした? 昨日のコンベは。 まあ、いつものごとく歩くルールブックと化し、皆のテキスト検索を補助していたわけだが、どうも基本的な部分で、ルールを勘違いして覚えている人が多いようだな。 勘違い? ああ、ルールの基本となる部分で、解釈に戸惑ったり、完全に間違った裁定をくだしてしまうRLが多く見受けられた。他のFEAR作品と混同して、ルール覚えているんじゃないかな。 例えば? 例えば、対決のルール。 受動側がリアクションをせずにいて、能動側の達成値が受動側の制御値に達しているにもかかわらず、受動側優先の法則を持ち出して、判定を失敗と見るケースがあった。 このように達成値が制御値と同値であれば受動側が勝利すると思い込んでいる人が多いようだ。対決のルールを勘違いして覚えているよ。実際は逆だろ。この場合は、能動側が判定を成功させる。 あ〜、それは本当に、基本中の基本ですねぇ。 受動側優先の法則とは、達成値が同値であった場合の話だからな。受動側がリアクションで判定しないかぎり、達成値勝負には成り得ない。したがって、制御値を目標値とした判定ならば、通常の判定と同様に目標値以上で成功・・・すなわち、同値であれば成功だ。 制御値はN◎VA独自のものですし、他のFEAR作品の対決ルールと相まって、混乱する人も多いのかも知れませんね。 そうかもな。 他には、解釈に戸惑っている例として、組み合わせた技能の効果発生タイミングがあげられる。<白兵><運動>で接近移動しつつ攻撃しても問題ないのに、切りつけてから離脱する行為を 「何と無く」 禁止するRLがいた。 <射撃><運動>で距離を離してから攻撃するのは、基本中の基本なんだけどな。接近移動しつつ攻撃できるなら、離脱移動しつつ攻撃できても問題はないはずだろう? それは 「判定に組み合わせた行為の効果は、判定が成功した場合、プレイヤーが任意にその発生順を操作できる」 という解釈ですね。 たしかに <運動>してからの<白兵/射撃>が認められるのに、<白兵/射撃>してからの<運動>が認められない道理はありません。 もしRLが そうした行為を禁止するならば、予めゲーム前に宣言しておくべきだろうな。プレイヤーにとっては、クライマックスでのゲームプランを破壊されかねない重要な情報だ。 接近移動からの攻撃しか認められない環境であれば、接近戦用の武器が重宝する反面、銃器等の遠距離武器の価値が薄まるので要注意。 これはルールの勘違いではなく、RL判断や、解釈の違いにあたる部分ですね。ゲームの進行にかかわる基本的な確認事項です。 そう、N◎VAには このように、予め考えておかねば対応時に戸惑う 「基本的なルール」 が沢山ある。いざという時に間違えたり、戸惑ったりしないように、その基本を確りとおさえる事だ。 基本って、大切なんですね。 ああ、基本は大切さ。 応用問題に取り組むよりも、先に、基本的な部分での食い違いや勘違いに気をつけるべきだろうな。 あと、これも間違えている人が多くいるのだが、即死系神業で経験点を得る場合の条件を確認しておきたい。 神業で経験点を得る場合の条件? そう、経験点を得る条件。 カタナは《死の舞踏》を《難攻不落》で打ち消されると、経験点を得ることができない。しかし、相手に《黄泉還り》や《霧散》で復活されても、一度でもダメージを与えたことになれば、経験点を得ることができる。 なるほど! そういえば、いつも《黄泉還り》された場合は、神業が失敗したと思って、何と無く経験点を貰っていませんでした。目から鱗です。 まあ、そういうわけで、基本となる部分での、ルールの見落としは意外とあるものだ。難しく考える必要はないから、コンベンションでRLをする事に不安を覚える人達は、もう一度基本に立ち返って、コアシステムを読みなおす事だな。 大丈夫、N◎VAのRLは、それほど難しくは無い。RLにチャレンジしようと考えている人は、まずコアシステムを読むこと。そこからスタートしたまえ。 |
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