GM:そりでぃは、セッション開始と逝きましょう。

フーワド:はい

ラッテ:了解です!

リアン:逝かないでー(^^;

GM:ホッホッホ、ここ二日で二時間しか寝てないので実際逝きそうです(笑

フーワド:プレイ中に逝ったら伝説ですね

GM:それはただの伝説ではなく最悪の伝説ですな>プレイ中逝去

  えーと、皆さん、各キャラの基本設定や世界観は了解していただけてますよね〜?

フーワド:・・・・実は、世界観はあまり分かってません。一通り基本システムに目はとおしておきましたがね。

GM:まあ、ぶっちゃけ年表全部読み解く必要とかは皆無です。

フーワド:あ、それなら大丈夫ですかね。たぶん。きっと。

GM:ウェー=レとかスィーラとかフェルダノンとか、その辺の単語がわかっていただければ万事解決(意味不明

ラッテ:そうそう、単語が分かってないとね〜

GM:ファライゾンの聖王とかギュノロン幽霊商船団とかデュラの黒竜騎兵とか、
   このへんがわかっていただければ全然完璧ですね。

フーワド:はい

GM…………まあそれらが登場するかは別の問題として(ニヤリ

リアン:でないでください(^^;

GM:安心して下さい。それ以上の怪物が登場する可能性もあります!(断言

リアン:助けてママン〜。・゚・(ノД`)・゚・。 うえええん

GM:まあ心の平安とわずかな緊張とを取り戻したところで、ゲーム開始しましょう。

フーワド:はい



キャラクター紹介

【名前】ラッテ・マドール 【性別】女      【年齢】17
【種族】人間       【細別】平民(漁師) 【出身】ムエ島
【クステ】鷲

【称号】『アウルの寵児』
【特技】生活 鍋 平和 潜水 水棲生物 操船 気象 銛

【身体】10    【武器】トライデント
【反応】10    【武器】ショートソード
【心魂】 5    【防具】レザーアーマー
【魅力】 7    

【アドベンチャー用品】
 通常服 サンダル 革帯 寝袋(綿) 麺(×5)

ラッテ・マドールの刺激的物語
 その年は、いつもより流星の多い年だった。島の長老たちは、「星が多く流れる年は、不吉なことが起きる」と言って騒いだが、それでも日々は平穏に過ぎていった。オザンの力華やかなりし月(※1)、空から星が雨のように降り落ちる夜に、その子は生まれた。父は三人目となる我が子に、「ラッテ」と名を付けた。
 ラッテの出生は、あまり祝福されたものではなかった。というのも、ここムエ島では、「三人目の娘」というのは、将来における不安を多く抱えていたからである。女系社会であるムエ島では、女性が相続する権利を有しているが、その権限は長女に強く与えられていた。また、女性にとっての名誉職である、『綿津見の巫女』は、一家系に一人しか成ることが許されず、ラッテの場合は、次女が生まれてすぐに巫女のための修行を開始していたので、その余地もなかった。
 「三人目の娘」に残された人生の選択肢は、次男や三男といった、相続的に弱い立場の男と結婚するか、女子に恵まれない家の養子となって、巫女を目指すかのどちらかしかなかった。巫女の間で、実子とそうでないものとの間に暗黙の差があることは言うまでもない。かといって、次男や三男との結婚生活が、常に不幸であるはずもなかった。しかし、日々の生活が閉塞しつつあった“閉ざされた島”で、「三人目の娘」の誕生が喜ばれなかったのは事実である。
 そんな風潮の中、父はラッテに漁の技を教えた。ムエ島では、十五歳になって成人の儀式を受けるまでは、「子ども」として男女区別なく扱われる。父はその時期を狙って、娘を漁に連れて行ったのだ。後に『アウルの寵児』の称号を名乗るとおり、ラッテは父の漁の知識をみるみる吸収して行った。しかし、十三歳になった年、ラッテは父と共に漁へ出ることは許されない体となっていた。
 ラッテに運命的な転機が訪れたのは、十六歳の時だった。その年、ムエ島に一人の漂流者が流れ着いた。ムエ島は、「聖なる島」として、永きに渡りよそ者の上陸を拒んできたが、漂流者だけは別だった。死者であれば手厚く葬り、もし万が一生存していれば、『アウルの加護、受けしもの』として、大切に扱われたのである。そして、その宴に供せられたのが、ラッテだったのである。
 漂流者の名は「ディアス」、ストラディウムの騎士であった。二人が恋に落ちるであろう事は、“群れなすカツオドリの下のカツオ” (※2)より確かなことだった。しかし、『アウルの加護、受けしもの』といえど、長く島に留まることは許されなかった。(アウルが取り戻しに来る(=津波が島を襲う)と考えられていた)そしてその別れが、ラッテに旅立ちを決意させた。
 このまま島に残っていても、皆の優しさに甘えて生きていくことはできよう。誰か他の好きな人と結婚し、子どもを生んで小さな幸せを手にすることもできるだろう。ラッテは、島は嫌いではなかったが、未来の決まった「閉塞感」からは、抜け出したいと思っていた。それには今がいい機会であった。そして、ラッテの持つ宿命は、ラッテが安息の日々を送ることを許さなかったのである。ラッテの母は語る。「この子を産むときに、私の体に流星が入ってきた」と。老人たちは騒ぎ立てる。「…星が多く流れる年は、不吉なことが起きる」と。
 旅立ちの夜。そのときもまた、夜空では多くの星たちが光の軌跡を描いていた。

 ラッテが自らについて語るとき、人は決まって「三人目の娘」であることを哀れむ。しかし、ラッテは必ず最後にこう言って微笑むのだ。
 「神さまはね、ちゃんと取り分を用意してくれているのよ。…ナン姉には『家族』を、コハウ姉には『名誉』を。…私?私は…」
 「『自由』をもらったわ」


(※1)夏のことである。
(※2)カツオドリの下には必ずカツオの群れがいるという経験から、「明白であること」「分かりきったこと」を示す表現。


■ PC名:リアン
■ 種族:人間
■ 細別:流浪民
■ レベル:1
■ 経験値:100
■ 称号
--------------------------------------------------
『濡れ羽色の踊り手』……誘惑、読心術、直観、短刀術、暗黒街、裏事情 同種族間の交渉+3(ただし異性のみ)
--------------------------------------------------
■ 年齢:23歳
■ 魔数:9
--------------------------------------------------
■ クステ
--------------------------------------------------
鷲(ナルルクス)
運の強い状況:よく晴れた日中、周囲の開けた高いところ
運の弱い状況:霧の深い日 周りを塞がれた極端に狭いところ
--------------------------------------------------
■ 特技
--------------------------------------------------
〈手癖〉〈旅〉〈言い伝え〉〈逃避〉〈出会いと別れ〉〈誘惑〉〈読心術〉〈直観〉〈短刀術〉〈暗黒街〉〈裏事情〉
--------------------------------------------------
■ 能力値
--------------------------------------------------
成長修正
身体:5 -2
反応:10 -1
心魂:10 -3
魅力:5 -4
--------------------------------------------------
■ 防具
--------------------------------------------------
獣皮鎧(必体2)+スモールシールド(必体1必反4)
防御点4
--------------------------------------------------
■ 武器
--------------------------------------------------
ナイフ 1d6-1(必体1必反2)
ブロードソード 2D6+2(必体2必反5)
ブーメラン 1D6-1(必体1必反2)
クロスボウ 2D6(必体3必反4)
--------------------------------------------------
■ 習得魔法
--------------------------------------------------
〈降霊〉
消費心魂:4
効果:幽界より呼んだ魔物を対象の破壊に向かわせる
--------------------------------------------------
■ 所持金
--------------------------------------------------
9.8cp
10cp=1sp、10sp=1gp、100gp=1pp

--------------------------------------------------
■ 所持品
--------------------------------------------------
媚薬ゼミナ(1d6時間魅力+2d6)
通常服 油 ロープ(50m) 寝袋(綿)皮袋 火打石 ランプ 傷薬(1D6/1戦闘回復)*3 毒消し*2 乗用馬 伝書鳩 彼からもらったペンダント
 --------------------------------------------------
 ◆ 魔法カード
 --------------------------------------------------
 魔界の魔法1
 ランダム1 
--------------------------------------------------
■ 経歴
--------------------------------------------------
今は亡き娼婦の母親から生まれ、現在天涯孤独。
貿易商や好事家の間を転々と売られてきた奴隷娘。その先の息子と恋に落ち、この奴隷生活からの脱出を試みるが、その際彼は死亡、魔物を召還して主を殺し、逃げてきた。
--------------------------------------------------
■ その他
--------------------------------------------------
胸に赤紫のドラゴンの痣:
半径50mの範囲で大きな魔力が動いたときにそれを感知してズキズキ痛み出す



【名前】フーワド  【性別】男   【年齢】44
【種族】山小人   【細別】臣民  【出身】モラムス

【特技】山 槌 石 金属 白兵 掘削 根性 誇り 忠誠 蒸留酒

【身体】12    【武器】モーニングスター
【反応】 8    【防具】鎖かたびら(鎧)
【心魂】 2    【防具】レッグアーマー(その他)
【魅力】 4    

【アドベンチャー用品】
 たいまつ 油 皮袋 火打石 寝袋(綿) 服(×3) 乗用馬





GM:皆さん、冒険者として生活してるんですよね。

フーワド:ですね、私は駆け出しです

リアン:ですね。

ラッテ:そうですね。私は冒険者1年目です。16歳で島を出て、今17歳。

GM:了解です。それではズバリ皆さん、どういった風にはじまりのビジュアルを飾りたいですか?

  ちなみに場所はファライゾン地方限定で、入りから逝きたいと思っておりますので。

  それともチーム組んで情趣なくミッション開始でよいですか?

リアン:ナーハン&ギュノロンから逃げる過程で冒険者家業に手をつけ、此処なら誰も自分のことを知らないだろうと・・・

GM:なるほど、ネガティブな街並みに溶け込んでいるわけですね。

ラッテ:せっかくですので出会うところから。

フーワド:まだ、出会って チームを組んでいないのですか?>GMさん

GM:出逢う前から演出したいな〜なんて(自爆

フーワド:なるほど、了解

GM:それでは誰から入りましょうか。

フーワド:私はネタがないので、ウダウダうろついているだけです。なるべくなら、絡みたい。

GM:ではフーワドのみ、冒険者組合からの正規依頼という方向でいいですか?

フーワド:はい。お願いします。

GM:はい、それでは(なし崩し的に)フーワドから導入したいと思います。

リアン:らじゃー

ラッテ:了解

GM:では……フーワド、キミはある日、故郷を離れたラムザスの地で一つの冒険を成功させ

フーワド:おおっ、やった! これでいっぱしの冒険者?

GM:冒険者の酒場で祝杯を挙げているところだった。キミのテーブルにはキミの他にもう一人、熟年の男が座っている。

フーワド:じゃあ、ガハハー!といった感じで品の無いドワーフが飲んでます(笑)。熟年の男とは?

GM:故郷を離れて右も左もわからないキミを一から叩き上げてくれた心優しいギルドマスターです。名前はゴドー。>男

フーワド:「いやぁ、私がここまでやってこれたのもゴドーさんのおかげですよ〜」

      すでに何かやり遂げてしまったかのような台詞を吐きますw 酔って気分よくしていよう。

GM/名も無き人:「……うむ。今回の仕事は少し難しかったかも知れないが……
            やり遂げた以上、キミはもう立派な冒険者だ、
フーワド君」

フーワド:認定されてしまった。じゃあ、次回は称号はもらえそうですね。 

GM/名も無き人:そうですね>称号「ところで、あの仕事をやり遂げた君の実力を買って、
           もう一つ、仕事を頼みたいんだが……いいかね?」

フーワド:「ほぅ、どんな仕事ですか?」

GM/名も無き人:「うむ……仕事とは、さる高貴な御方の護衛なのだ」

フーワド:「高貴・・・?」眉をひそめます

GM/名も無き人:「私も詳しくは知らないのだが、どうやら『連邦』からの正規依頼がラムザス首長に通ったらしくてな」

        「某国の時代の王権者となるという方が連邦に滞在しており、その帰り道を守ってほしいのだと」

フーワド:「それは・・・大変ありがたい話ではありますが、
       私などが受けても良いのですか?」と急に自信なさげに問おう。小心者ドワーフ

GM/名も無き人:「私は君の思っている以上に君の実力を買っている。大丈夫だ……それに」

フーワド:おお、殺し文句だ!w)

GM/名も無き人:「この護衛にはラムザス首長麾下の騎兵団も就役するという話だが……
           …正直なところ、臭い噂が絶えんのだ」

フーワド:「ふむぅ〜」

リアン:おお、ラムザス馬がいっぱいいそうだ・・・>ラムザス首長麾下の騎兵団

GM/名も無き人:「そこで組合からも人員を出し、その内務を調査しがてら、
            護衛への戦力も追加したいというのが我々の見解でね」

ラッテ:護衛と言うより行軍ですね

GM/名も無き人:「さらにもう一つ理由を付けるとすれば、
            我がラムザス協会は今現在人員が貧困でね(苦笑)……引き受けてもらえるかね?」

フーワド:「わかりました。少々きな臭い話ではありますが、私は腕をかわれたなら、
       裏があろうとなかろうと、何も言う事はありません」引き受けます。この人を信用してますしね。

GM/名も無き人:「ありがとう。では、急で悪いのだが明後日には発つことになる。支度をしておいてくれ給え」

フーワド:「わかりました」で、結局報酬や具体的内容はどうなるのでしょう。

GM:ゴドーは勘定用の銀貨を数枚と、仕事の詳細な内容を記した紙を残して去っていきました。

フーワド:はいな

GM:仕事の内容は……某国の国王配偶者の護衛。
    ストラディウム連邦とファラノウムという二大勢力からの合同依頼印が捺してありますね。

フーワド:まあ、基本的に力仕事体力勝負なので、深く考えずに準備だけは整えておきます。

リアン:おお、まさに王の道をまたぐ仕事

ラッテ:なんか、とんでもない人を護衛するみたい。

GM:報酬は完遂で金貨百枚とか書いてあります(爆

フーワド:うはうは

リアン:ぐわ、すげえ!

ラッテ:完遂、でね。

リアンフーワド、もう死ぬな(マテ

フーワド:ぐはっ(吐血)

GM:で、ラムザス陣営の作戦開始場所はエンダルノウム手前の小さな村です。

フーワド:裏がありまくりですかね

GM:そこにラムザス騎兵隊とその他(フーワド含む)が集まれとのこと。

  その他詳しくは……まあ状況と語調で判断して下さい。わからなかったら質問してくれてOKです。

  それじゃあフーワド編オープニングは以上です。

リアン:はい。

フーワド:了解

GM:次に……ラッテにいきましょうか。

ラッテ:は〜い!

GM:今、あなたはどちらにいらっしゃるので?

ラッテ:私は設定にあった恋人を探して、ファラノウムにいます。

GM:ちなみに職業は冒険者になってるのですよね?

ラッテ:はい。冒険のない日は魚を売っていますが(笑)

フーワド:さかな〜さかな〜

GM:了解しました。それでは聖都ファラノウムでの、ある晴れた日のこと。

  ラッテ、キミは気が向いてか否かは知らないが、シリネラ湖のほとりへ来ていた。

ラッテ:はい。

リアン:と、遠い(^^;

GM:ここはキミのお気に入りの場所だ。なぜなら、故郷の風景にそれとなく似ているから……

ラッテ:そうですね、水辺は好きです。「お姉ちゃん達、元気にしてるかな…」

GM:大気と森の息吹が聞こえ、水のオドが謳っているような錯覚さえ覚える……
   いや、実際に歌っているのかも知れない。

ラッテ:(おお、ローズらしい表現!)

GM:えと、突然ですが心魂判定をして下され。

ラッテ(ダイス機能):2D6 = (1+1) = 2

リアン:オド・・・(スタトレファンは妄想する

ラッテ:12です。

GM:それ以前にファンブルですね。

ラッテ:ピンゾロ!?

GM:で、では何もわからない……(GMは困っている)。

ラッテ:初めての判定がファンブルとは

リアンGMが困っていることを表現されても・・・ニンともカンとも

フーワドGMが困っていることが分かっただけでも収穫あり!(嘘)

リアン:ここで、ミスディレクションだ!>ファンブル

ラッテ:ふるさとを思ってぼーっとしてたのでしょう。

GM:いつも通りの風景の中に、キミはどことなく違和感を覚えた。

ラッテ:「ん…?」

GM:突如として冷たく、しかし清らかな風が吹き抜け……

  自然全体のマナが畏怖におののいているかのように震えている――ような気がする。

ラッテ:思わず辺りを

GM:それは、シリネラ湖の中央から発せられているようだ。

ラッテ:見回します。

GM:なにやら湖の水面が波打っている。

リアン:へリア?>シリネラ湖の中央

ラッテ:ヘリアではなく?湖の中と言うことですか?

GM:そうですね。中央というか、中央の方向から、ですね。

リアン:水龍かしらん・・・

ラッテ:(水龍登場?)様子を見ます。

GM/???:「やれやれ、ファライゾンの法の守護者ともあろう者が、
       アウルの嬰児に何か言い付ける気か、セレスティーン」

ラッテ:「誰!?」(声のする方へ向く)

GM:波立つ湖とは対照的に、不気味なまでの静けさをたたえて投じられた声は、キミの背後からだ。

ラッテ:(私の背後を取るとは…)

GM:そちらを見れば、漆黒の衣に身を包んだ長身の男が立っている。と、同時に湖の方にも変化が現れる。

ラッテ:湖の方が気になります

GM:恐ろしいまでに巨大な大渦巻が天に向けて迸り、その中から青銀の長髪も神々しい美男子が姿を現したのだ。

ラッテ:「うわあ…」<呆然

GM/???:「ご挨拶だな、『喰らう影』よ」美青年は嘲るような視線を黒衣の男に向ける。

リアン:すごい光景だ・・・

GM/???:「ここは貴様のような穢れし民が立ち入ってよい場所ではない……立ち去れ!」

         一喝された黒衣の男は、ラッテに一言を残して影に溶け込むように消えていく。

        「ふむ……素質はあるがね。気をつけ給えよ、
    人の子。『そいつ等』は神もどきのふりをしているが、ただの策士でしかないからね」

         男が消えた後に残ったのは、胸が痛くなるほど濃密な闇の気配だけだ。

ラッテ:(私は私の意志で動く!)

GM:そして軽蔑の言葉の対象とされた美青年はといえば、しばらく憎々しげに虚空を睥睨している。

ラッテ:湖の方はどうなってますか?

GM:天空への水竜巻はおさまり、青年が水面に立っています。

ラッテ:「あなたは、いったい…」

GM/???:「私は――汝の洞察の通り、ファライゾンの聖き龍が一人。名をセレスティーン。

           アウル神の愛し子――ラッテよ、聞くがいい。我らの世界に危機が迫っている」

ラッテ:「危機…ですか?」

GM/???:「そう、危機だ……あるいは偶然、あるいは必然。考えたくもないが、

     起きるべくして起こった災いと言えるやも知れぬ。
     そして、その危機を防ぐ可能性もまた、残されてはいるのだ」

ラッテ:「世界の危機と言われても、私には分かりません。
     しかし、それを防ぐ方法があるというなら、お聞かせ下さい」

GM/???:「ラッテ、我らが水の同胞よ、汝はファライゾンの聖王の伝説を知っているか?」

ラッテ:(えっと、プレイヤーは知りません<聖王伝説)

GM/???:「うむ――我らと話せるのは神官、あるいは汝のような選ばれし者のみ故、
       聞き届けてくれるのは我としても嬉しいことよ」

     ファライゾンのみ成らずユルセルーム史上最高レベルの人間の伝説ですね。

ラッテ:(イルク・セイリオンのことですか?)

GM/???:聖王の一人です>イルク「その顔だと知らぬようだな……では語ろう、あの偉大なる使徒の伝説を」

ラッテ:息をのんで聞いてます。

GM/???:「彼らはスィーラより魔を駆逐する力を与えられた、フェルダノンを除く数少ない現身の者たち……

      その一人の力は最高位のウェー=レにも匹敵し、繊手の一振りで魔の軍勢一万を灰燼と帰した」

ラッテ:(自分の手を見つめる)

GM/???:「彼らはいずれも、偉大すぎる王の存在を望まぬ民草の刃にて滅びることとなったが……

      今、まさにその救済が必要な時代となった。昨今の魔族の跳梁はその前兆だ――ラッテよ」

ラッテ

GM/???:「民は、そして世界は新たな神の恵みと救いを必要としている。そして、それを為せる者は今だ覚醒せず、

      危地においやられているのだ。アウルの嬰児よ、汝にはそれを救いに赴いてもらいたい」

ラッテ:「…分かりました。世界を救うなんてとんでもないけど、1人の人間なら救えます。任せて下さい」

GM/???:「その言葉、嬉しく思うぞ。それではエンダルノウムの西へ向かうがいい。
       我が兄弟の予言によれば、そこが邂逅の場所となる」

ラッテ:「エンダルノウムの西…」(西の果てを見つめる。流れ星がキラリと。)

GM/???:「グレアの王の道果つる地までは我らが領域、念にて転送しよう――そこから、歩行にて目指すがいい。
      頼んだぞ、我が同胞よ――そして、くれぐれも騙されることのなきようにな」
      そうして、青年の姿身は清浄な水面に溶けていった。

ラッテ:「はあ〜、すごい緊張した〜」<へなへなと座り込む

GM:次の瞬間、キミの周りの風景は、先程までとは全く違う場所へ移っている。

ラッテ:げ!もう!?

GM:昏い空、渺々と吹き付ける嵐

ラッテ:「この風の匂いは…」

GM:視界の右端に見えるのが、あの悪名高いグドルの居城エンダルノウムだろう。

ラッテ:(西、と言うことは、横断するのかな?)

GM:水竜の言葉が蘇る。「エンダルノウムのにしに赴け――」と。

  ラッテはゆっくり、足を進めはじめた。…………というところでシーンエンド。

  さて、それではリアンにいきましょう。

リアン:はーい

GM:多分直接本編に接続すると思います。

リアン:本編はどこだろう(^^;

GM:というわけでリアン、キミは今、地図にも載らないほど小さく荒ぶれた集落の宿にいる。

リアン:どこら辺なのでしょうか?

GM:エンダルノウムの西方、約50kmくらいの場所です>地理。
   もう二日も寝ていない。最後に水浴びをしたのはいつ頃だろう。

リアン:奴隷娘だから平気(ぉぃ

GM:戦争の影響が未だに色濃く残り、辛気くさい集落ですね。

リアン:ああ、ファラノウムから遠く離れてしまった・・・やはり、夢のまた夢か・・・

    まあ、宿ですから、食事と水浴びと睡眠が手に入るかな?

GM:最後の追っ手は強敵だった……ナイフを握る手が一瞬でも後れていれば、

   自分は今、ここで一息付けていなかっただろう。宿と言っても木賃宿、素泊まりonlyですが(笑

リアン:ああっ、やっぱり(涙

GM:外はいつの間にか、雨が降り出していた。東からの風がエンダルノウムの饗宴のさざめきと、

   腐臭を運んでくる。ちなみにキミの部屋は狭く、清潔とはお世辞にも言えない。

リアン:彼からもらったペンダントを握りしめて。
 (エスヴォロール(彼の名前)いったいいつになれば貴方の憧れのファラノウムにつけるのか・・・)

GM:と、その時だ!

ラッテ:おおっ!

GM:自分の息遣いと雨音しか響かない部屋の中に、突如として雷鳴のような蹄の音が響き渡った。

リアン:びく!身を縮め、外をうかがいます

GM:開け放たれた窓の外から、雨の匂いと同じように――血臭が漂ってくるのに気付く。外を眺めてみます?

リアン:気づかれないように

GM:すると……雨の帳を突き破って十頭あまりの騎馬が走ってきます。間もなく集落の入り口に辿り着きそう。

リアン:身支度をして裏口からでて、集落の裏から逃れようとします

GM:身支度をして外に出……ようとすると

リアン:ちぃ! 先回りされたか?

GM:もう馬の蹄の音は止み、かわりに剣戟の音や絶叫、
   悲鳴が表から漏れてきます。およそ人の発するものとは思えないような奇声も。

  さあて(嬉しそうな顔をして)では反応チェックをしていただきましょう。

リアン:自分への追っ手ではないとしても、明らかに危険なのはわかりますので、自分の馬に乗って逃げようとします

GM:えと、言い忘れていましたが、キミの胸の痣はこそばゆく痛みを訴えている。

リアン:大きな魔法を使われたのか?魔法的な存在?どちらにしろ危険。ああ、黒の乗り手みてー(しびれるぅ

GM:馬持ってるんですか?

リアン:持ってまーす。さすが、エンダルノウム、
     早くファラノウムにつくことこそ、自分がまともな道に行き着ける近道、と考える

GM:近隣の家からも悲鳴が漏れてくる……なにか不吉なモノがいっぱい雪崩れ込んでいるかのように。
    キミが厩舎に駆け込むとそこには……二人の狂った眼をしたゴブリンが、馬や人の死体での、
    遅めの夕食の真っ最中だった……。ちなみにまだ生きてる馬もいる(ケド恐慌中)。

リアン:もうここは降霊を唱えるしかないですね。自分の馬は?

GM20%でロールして下さい。

リアン(ダイス機能):1d100 = 52 = 52 はにゃーん

GM:うあ〜……ゴブリンの胃の中だ……。
   キミの愛馬は残念なことに、腹かっさばかれていろいろ食べられてしまっている……。

リアン:いきなり所持品削除かい・・・愛馬を食べたと思われるやつに向かって降霊

GM:おおっ。じゃあ魔法発動にともなう文句とかどーぞ!

リアン:「このゲスめ!おまえの相手はこいつだ!」(ダイス機能):1d100 = 23 = 23

GM:ごろごろごろ……不吉なまでの魔力が渦巻き、虚空に裂け目が生じる。
   中からまろび出てきたのは……空飛ぶ首だ。

リアン:飛び首ですな。で、ごぶがそれに気をとられてる間に、逃げます

ゴブリン兵:「ぎぃ〜!」ゴブリンは飛び首と戦っている。

GM:ほいほい、それではフーワド

フーワド:はい

GM:キミは今、同じ集落の表通りにいる。

フーワド:ふむ

GM:馬から転げるようにして下りたのはもう二分ほど前のことだ。

  キミを含む一団が、かなり前から追ってきていたらしいゴブリンたちについに追いつかれ、やむなく戦闘になっている。

リアン:此処でみんな邂逅なのね

GM:愛用のモーニングスターが小鬼の頭蓋を砕く感触を確かめながら、

   しかし隣で一人、また一人と倒れていくラムザス騎兵にも遺憾を感じざるを得ない。

フーワド:では、フル武装で良いですか?>GMさん

GMOKですとも>フーワド

フーワド:了解

GM:キミ達護衛集団は、大きな八頭仕立ての馬車を守るように円陣を組み、
    ゴブリンら小魔族によって構成された敵の猛攻に耐えている。

フーワド:「ぬぉーーっ!! ゴブリンどもめ、かかってこい!」と雄叫びをあげながらモーニングスターを振るいます

GM:「ぎゃぶぅっ!?」ぐしゃり、と手応えを感じ、また一匹ゴブリンが倒れる。

  そうこうしている間に、ふと横目にゴブリン以外の動くモノが、
  自分たちの入ってきた方とは別の入り口へと走っていく姿が見えた。

フーワド:「むっ?」リアンですね?

GM:カラスの濡れ羽色の髪をした女性らしき影が一目散に街の外へ。

リアン:そうでーす

フーワド:ここは、仕事中なので見送るだけです。無事に逃げられると良いなぁ。

     一匹一匹叩き潰していくしかないか。馬車の退路を確保したいところですな。

GM:ちなみに退路を確保したいのは騎兵たちも同じようだが、
    なまじ狭い場所だけに馬上武器が使えず、苦戦してしまっていますね。

フーワド:仕様が無いので、兵隊は前線に飛び出しますよ〜

GM:よしよし、それでは危険が危険なまま(笑)、視点は変動する――ラッテへ。

  フーワドは、終わりなきように思える闘いを続けていく。えー、ラッテが雨を受けつつ荒野を歩いていると

ラッテ:(雨はやだなあ…)<クステ鷲

GM:行く先から凄まじい騒ぎやら奇声やらが響いてきます。

ラッテ:例の集落ですね。

GM:よくよく見れば前方には集落らしき影が見えていたり。

リアン:わしもナルルクスー

フーワド:「うひょーーーっ!」 と奇怪な雄叫びをあげる(笑)

GM:そしてその入り口からたった今、女性が飛び出してきたのも見えます。

ラッテ:位置的に襲撃者の裏手にいるのかな?

GM:そうですね>位置。彼女は脇目もふらずキミの方へかけてきます。

ラッテ:お、それがリアン、と。

リアン:見えます?ラッテが。

GM:もうそろそろ、お互い確認できる距離です。

ラッテ:敵か?と思い、反射的に槍を構えてしまいます。構えるだけ。移動はしない。

リアン:じゃあ、少女に気がつくと、「此処は危ないわ!ゴブリンに襲撃を受けてる!」

ラッテ:それを聞いて警戒を解きます。

GM:その言葉を裏付けるように、
   集落の入り口付近から小鬼の姿がこちらを睥睨するように蠢いているのが見えたり見えなかったり。

ラッテリアンは戦闘できるようには見えないんですよね?

GM:カッコはごくふつーの冒険者とか旅人とかにしか見えないと思いますよ。
   お互いに魅力で振ってみれば反応がわかるかと。

リアン:いや、一応クロスボウ、ブロードソードは目にはいるかと。スモールシールドもある

ラッテ:それでは、戦闘できる人と思っていいですね。>リアン じゃ、魅力振ります?

GM:お任せします。恐ろしい結果になってもまあ……感知しません(笑

リアン:ミリキ低いよぉ(^^;

GM:逆に恋に落ちてくれるとそれはそれで笑えますが。

リアン:ではミリキでダイス振っていいですか?

GM:どぞ

リアン(ダイス機能):2d6+5 = (5+3)+5 = 13 ドキドキ。どうかな?

ラッテ(ダイス機能):2D6+7 = (1+3)+7 = 11

GM:うーん、ラッテリアンのことを邪険そうな目で見ている。
   逆に
リアンはその視線にむかついたのか、ジロジロしつつも迫ってくる。

リアン:まあしょうがないわな、こんなところだし(^^;

ラッテ:(戦えるのに、何で逃げてきたんだろう…?)

GM:とりあえずどちらかD100振って下され。

ラッテ:あまりハッピーな出会いではなかったみたい。(笑)

リアン(ダイス機能):1d100 = 10 = 10 まあ、奴隷娘が同性に余りよく思われることは亡かろう。しかも無垢な少女

GM:うーん、ラッテは本当にリアンがあまり好きではないようだ(笑

リアン:。・゚・(ノД`)・゚・。 うえええん

ラッテ:そうなんだ…まあ、最初だけだしね。

GM:とりあえずリアン、念のためd100振ってみて

リアン(ダイス機能):1d100 = 97 = 97 まあ、リアンも警戒心が強いし、不審だろうねえ

GM:チッ、恋には落ちなかったか。

リアン:おおーい!(^^;

GM:それじゃ最後にもいっちょD100でシメですね。

リアン:ま、第一印象だから、あとはこれより落ちることはないようにすれば・・・

GM:次次第(笑  あ、それじゃダイスいいですわ

リアン:ありゃ

GM:なんか悪化しそうなフラグばっかりなんで……

ラッテ:そなの?

GM:ここからはトークしてくれてOKです。

リアン(^^;「あなた、あの集落に用があるの?今はゴブリンだらけよ。女の子一人で逝くところじゃないわ」

    逝っちゃだめだってー。・゚・(ノД`)・゚・。 うえええん

フーワド:泣き落とし?(笑)

リアン:「それから、魔法的なものか、魔法を使えるものがいるようよ。危険だわ」

ラッテ:「私は、聖龍の導きで、ここへ来たの」

リアン:「聖龍?」

ラッテ:「この戦いがそうだとするなら、私は行かなきゃ…」

リアン:ファラノウム周辺のことちょっとは知ってていいですか? 水龍のこととか

GM:ああ……まあその程度のことならさわり程度には知っていていいですよ。

リアン:「あなた・・・アウルの巫女なの?」見送りつつ、ほっとけないのでついていきます

GM:え゛え゛っ!? そんなことまで知っているとは、冒険者恐るべし。

リアン:水龍の導きを受けるもの・・・すなわち巫女だと思いまして

GM:凄まじい洞察力の煌めきを感じます>リアン

リアン:アウルの祭司、と思う方が自然だったかな?まあ、女の子だから巫女って連想かな

ラッテ:「…」(ちょっと自嘲的に笑って)「ちがうわ」

リアン:「でも、アウルの恩寵有るものなのね」まぶしそうにみる(こんな少女が・・・

ラッテ:「そんな、たいしたものじゃないよ…」(にっこり)

GM:まあそれじゃ一緒に集落に戻るんですね。では集落に戻ると、惨状はより増している。

ラッテ:はいはい。(フーワドさんお待たせ)

フーワド:遠めに見えますね。(なにっ? 何故戻ってきた馬鹿!)とか思ってますw

GM:うん、馬車を取り囲むゴブリン兵も粗方倒されてるけど、味方はフーワドと、騎士三人以外全滅してます。

リアン:クロスボウを構えておきます。ラッテを援護するみたいに

ラッテ:おお、サンキュウです<クロスボウ 戦況を見ると、馬車狙いだと分かりますか?

GM:その四人で馬車を全部カバーしようとしてるんです。 ちなみにどう見てもわかります>ラッテ

GM(ダイス機能):1D10 = 9 = 9 残敵数は9匹ということで。

ラッテ:では、その中に守るべき人がいると考えて、そちらへ向かいます。

GM:一際背の低い戦士風の男が、大声とともにゴブリン相手に戦鎚を振るっている。

リアン:「あの馬車が聖龍の導きと関係有るの?」>ラッテ

ラッテ:「分からない。ただ、その人は危機にさらされてるって…」

リアン:「とりあえず、馬車の中の人はそうね。わかったわ」ラッテは何か目に見える武器を持ってる?

ラッテ:はい。槍、ショートソードを。

フーワド:このまま戦闘ですか?>GMさん

GM:時間ないので各々の行動をビジュアル的に説明して下され。

フーワド:では、モーニングスターを振り回し、近づいてきた娘さん二人のカバーにはいろうとします。

     で、案外強いので吃驚・・・てところですな。さすがに、無防備に見えそうだし。

リアンラッテを援護するようにクロスボウを撃ち、近づいたら、ブロードソードとスモールシールド出してで戦います

ラッテ:私は槍で戦う。途中、槍がゴブに刺さって抜けなくなる。そこで、

     スキ有り!と飛びかかってきたゴブを、右の腰から左手で小剣を抜き、切り伏せる。

GMフーワドの眼前に迫る小鬼が横っ飛びに吹き飛ばされる。その側頭部には矢が突き刺さっている――即死だ。

  視線を巡らせれば、その先には二人の人影がこちらへ疾走してくるのがわかる。

  一人は小さな盾と片手剣を携え、また片割れは槍をたばさんでいる。

  二人の奇襲は功を奏した。残り数体となっていたゴブリンは驚き、
  そしてドワーフの戦士や残った騎士たちの反撃もあり、

  すぐに討たれてしまった。

  血臭立ちこめる集落に、ようやく雨音の静寂の帳が落ちる。

ラッテ:(はあ…はあ…)<肩で息をしてます。

フーワド:結果として助けられたので礼を言っておこう。

騎兵:「危ないところだった……私からも礼を言う、お二方」

騎兵:三人の中でも特に身なりのいい騎士が進み出、軽く騎士礼をする。

フーワド:「ありがとう。おかげで助かった。恥ずかしい話だが、我々だけ手では恐らく・・・」って感じ

リアン:「いえ・・私は・・・彼女をほっとけなかっただけで」>ラッテをみる

ラッテ:(騎士の礼など知らないのでとまどいつつ)「そんな、礼には及びません」

リアン:ああ、雨で水浴びかなあ・・

騎兵:「しかし――今は悠長に話している時間がない……すぐに奴らがまた、追ってくることになるだろう」

ラッテ:(リアンの視線に気づく)

リアン:「そうですね。なぜ追われているのかは知りませんが・・・」

ラッテ:(ありがとね)<雨音で聞こえない

リアン:聞こえないけど、照れたように笑う

騎兵:「まだファラノウムまでかなりあるというのに……くそ、無念であっただろうな」
    地面に倒れ伏した騎士たちの瞳を一人一人閉じていく。

リアン:「ファラノウムに向かっているのですか?」

騎兵:「うむ……ああ、申し遅れた。私の名はクローヴィム。ラムザス騎士団副長を務める者だ」

リアン:「あ、いえ。私こそ・・・リアンです・・・

     まあこんなところを横断しようとするリスクを負うのは、聖都に向かう人間だけでしょうね」

クローヴィム:騎士は渋い声で続ける。「そう、我々はさる御方を聖都までお送りし、またお守りするよう言い遣った。

       だがその道半ば、これほどの場所で、よもや仲間の大勢が倒れようとは」

リアン:「去る御方・・・。あなた、その人に用があるのではないの?」>ラッテ

ラッテ:「申し遅れました。私の名はラッテ。聖龍の導きに従い、ここへ来ました」

フーワド:「聖龍の導き?」

GM/???:「聖龍様? 聖龍様のお導き? ――それは真ですか?」

ラッテ:(その人かどうか確証はないのよね)<リアンにささやく

リアン:(そうなの・・。でもそうだといいわね)>ラッテにささやく

ラッテ:(うん…)<リアン

GM/???:馬車の中から、水晶の触れあうような精妙な響きの声が投じられる。

ラッテフーワドさんがきょとんとしているのを見て、解説しようと思ったんだけど、何か起きたみたい。

GM/???:同時に馬車の扉が開く。中から現れたのは少女と、そして灰色のローブを纏った壮年の男だ。

リアン:この少女が聖王となるのか・・・?

GM/???:少女は砂金の滝のような金髪を蓄えた、天女の如き美貌を持っている。

    しかし、その瞳は銀糸で縫い合わされている。えーと、魅力30くらいと考えて下され。

ラッテ:え゛>縫い合わされてる

リアン:妖精族・・・?と思うくらいにきれいということかな

GM/???:一方の男の方は凡庸な顔立ちだが立ち居振る舞いは隙がない。

リアン:見とれ、そして驚きます

フーワド:私も初めて見るのですか?

GM/???:一応そうですね。>フーワド

フーワド:了解です。

ラッテ:では本能とか、霊感とかいった領域で、聖龍が言っていたのはこの人だ、と思います。

フーワド:「なんと、美しい・・・」でも、銀糸に目をとめると、怪訝な顔になる。(あれは いったい・・・?)

GM/???:ちなみに騎士三人は跪いている。

ラッテ:あ、そういう礼儀には無頓着だからなあ。(照)<ひざまずく

リアン:では、私もそれに気づき、跪きます>騎士3人

ラッテ:痛々しいけど、それが風習なら仕方ない<銀糸

リアン:奴隷なので、下手に出る癖はついている

GM/???:「あ――そんな、私などを相手にそのような……」

リアン:どっちのせりふだろう

フーワド:謙虚Girl?

GM/???:「どうか面を上げて下さい。あなた方は私たちを助けて下さった恩人。跪きたいのは私の方です」

     そう言って、少女は突然ぽろぽろと涙を流す。

     「っ……また、私のために……人が、死んでしまったのですね。ぅ――っ、あうぅ……」

リアン:少女のせりふですか

GM/???:そうです。開かない瞳を手で覆って、肩を震わせています。

リアン:下から仰ぎ見ます(開かない瞳・・・封印の印・・?)

GM/???:と、そうした様子の少女に、優しそうだが厳しげな声が投じられる。

    「殿下、感傷にふけるのは聖都に着いてからにして下さいませ。でなければこの者共――いえ、

     今まで我らが超えてきた多くの屍、全くの無駄死にということに」灰色のローブの男は、キミ達を見て続ける。

フーワド:うむうむ、と頷きます。

リアン:「泣かないで・・・。その人とたちのためにできることは、あなたが無事にファラノウムにつくこと」

GM/???:「手助け、感謝する。しかし、我らには悠長に語っている暇などない。すぐにでも出発せねば」

リアン:「ええ。それが賢明でしょう。」

クローヴィム:「できれば……ここから先、フーワド殿とともに我々の手伝いをしていただきたいのだが……」
         騎士は無念そうに俯きつつ言葉を絞り出す。

ラッテ:護衛の戦列に加わることは当然だと思っているので、そのまま加わってます。

GM/???:灰色ローブの男も同意する。

リアン:「ああ、それは、方向が同じなので、

     こちらからお頼みしていいものかと思っていたところです。喜んでしんがりに尽かせていただきます」

GM/???:が、姫君はといえば
      「そんなっ、見ず知らずの方を巻き込んでおいて、この上さらに危険にさらそうだなんて……!」と。

ラッテ:「ご心配なく。私は私の約束を果たすために、同行するのです。死ぬためじゃありません」

リアン:「私も此処では一人旅で危険なので、御一緒させていただく方が私も安心です。」

フーワド:「そうですな、これも運命の御導きというものでしょう」と二人を見ます。

リアン:「ここにきて絶望しかけていたところです。
     妖精族かと思う姫君に出会えて、心は明るくなりました。是非お願いします」

フーワド:無事パーティが結成できましたね。

リアン:合流完了!(  ̄ー ̄)

ラッテ:3時間かけて、ね(笑)

フーワド:オンラインですしね〜(笑)>3時間

GM/???:姫君は泣きじゃくりながら、ごめんなさい、ありがとうと連呼する。

リアン:「とにかく落ち着いて」出発を促します。奴隷娘のくせに偉そうかも(^^;

GM/???:白ローブの男が彼女を馬車に乗せ、キミ達も同乗し、そして騎士たちが御者台に乗り込んだ……その時だ。

ラッテ:今度は何?!

GM:背後から壮絶なまでの奇声とともに、恐ろしい地鳴りが響いてくる。恐ろしい数の何かが迫ってきているようだ。

リアン:牛の大群?(マテ

フーワド:怖っ

GM:「ちぃっ!」それを受けて騎士たちは御者台から飛び降り――剣を抜く。

ラッテ:迎え撃つのか?

GM:「フーワド殿! ここは我らが食い止める故――先行してくだされ!」

フーワド:うおっ、そうきたか。「承知した!」

リアン:「これを!」といって、また降霊を唱えます(ダイス機能):1d100 = 84 = 84

GM:うお、なかなか強力な魔族。リアンが叫ぶと、

  虚空から片脚は驢馬、片脚は真鍮、女性の上半身と翼を持った奇怪な魔神が出現し、牙を剥く。

リアン:「奴らを殲滅しろ!」

GM:「きしゃー!!」

リアン:うう、疲れた・・・

クローヴィム:「任せましたぞ――姫君には我らの未来がかかっている! 絶対に傷つけては成りませぬ!」

フーワド:背負っちゃったなぁ。これは頑張らねば。

ラッテ:(予想通り)2人を馬車に押し込む「矢でも飛んできたら危険ですから」(姫に語りかける)

GM:魔神の翼が開き、舞い上がる。同時に雨霧の向こうから途方もない数の魔族が迫ってくるのが見えた。

  「早く、行けぇええええええええーーっ!!」クローヴィムが叫ぶ。

ラッテ:位置的に、私が御者ですかね?

GM:では、ラッテが鞭を当てた途端、八頭の馬は一斉に走り出す。

  馬車も矢のように進み――そこには三人の騎士と従僕魔神のみが残った。
  じきに激しい雨の降りしきる中、死闘が始まった。

ラッテ:「走れ!風のごとく」(声が聞こえない距離へ急ぎます)

GM:歴史には――この日を境に、ミイツの集落は完全に失われた、と記されている。

リアン:くそっっ

GM:では場面は変わって馬車の中。

リアン:ペンダントを握りしめていよう

ラッテ:歴史に残らずとも、私の心に残っています。<クローヴィム

GM:姫君の泣き声と雨音をBGMに、中では重苦しい雰囲気が立ちこめている。

ラッテ:(飴は嫌いだけど、涙をごまかすのにちょうどいい)

リアン:う、私が御者をすべきだったかな。ラッテが姫君と話す方がいいような

GM/???:「…………殿下、もう泣くのはおやめ下さい。彼らは――姫を守って死んだのです。
       本望であったでしょう」 白ローブの男が慰めるように言う。

リアン:もう死んだっていうか(^^;ちっさいこにご無体な

GM/???:「死んで本望だなんて、そんなこと、ありません……」姫はしくしくさめざめと肩を震わせ続ける。

ラッテ:(確かに、慰めにはなってないね)

GM:ちなみに姫の年の頃は十代後半です。

リアンラッテと同じくらいという感じか

ラッテ:同じくらいだ。

GM:犬っぽいです(私信・爆

リアン:はあ?(^^;

フーワド:「悲しい時は、おおいに悲しめば良い。
      そして、涙がひいたあとで、私達兵隊の死の意味を感じ取ってくれれば、それが本望です」

GM/???:「ごめんなさい……ごめんなさい……」

リアン:「誤ることはないです。涙の数だけ強くなればいい。」

GM/???:「なぜ……こんな運命に巻き込まれてしまったんだろう」頬を拭い、ポツリと一言。

リアン:謝る、だー!。・゚・(ノД`)・゚・。 うえええん

フーワド:うおっ? 泣き出した!?(笑)

リアン:プレイヤー発言です(^^;

フーワド:了解w

GM/???:「世界を救う力なんて……目の前で死んでいく人すら守れないのに、
       どうして世界が救えるのですか。こんな役立たずの力なんて……」

     「アルトレーゼ殿下!」厳しい一喝。

ラッテ:(冒頭の私と正反対だ…)

リアン:まずい、プレイヤー的にイライラしてきた(^^;>泣いてる姫君

リアン:ま、あんまりいろいろいっても詮無きことよの。しばらく黙ってよう

フーワド:ですなぁ

アルトレーゼ:「シャイタン――」

GM:シャイタン、と呼ばれた灰色ローブの男は、フーワドリアンに向き直り、ぽつぽつと話し始める。

  アルトレーゼという姫君の物語を。
  彼女はファライゾン王家の第十二子として生まれ、欠片の愛情しか注がれずにストラディウムで育った。

リアン:私、第6子・・・倍か

GM:留学という名の厄介払い。それは彼女の心に深い爪痕を残した。

リアン:そりゃ残すなあ

GM:しかし、近年になっていきなり下された神託が彼女の運命をさらに不幸にする。

ラッテ:「神託、か…」

GM:次代の国王となり、そして数百年不在であった『聖王』の座に就くのはアルトレーゼであるという神託。

  これを受け、ファライゾン国王はただちにアルトレーゼを呼び戻そうとした。

  しかし、これをよく思わない貴族たちの策謀によって連絡はことごとく絶たれ、

  教育係としてアルトレーゼに同道していた元ヘリア賢人シャイタンの元に魔法文で事実が告げられたのは、

  実に神託が下ってから二年後――二月前のことだった。

リアン:とまどい、不安、愛情の欠如。自尊心は低そうだ。

    彼女には愛情が必要だな、彼女のすべてを受け入れ、しかし依存を毅然として突き放す、完璧な愛情が。

GM:そこで急遽連邦はファラノウムへ彼女を無事に送り返すため、
   各国に護衛を養成した。ラムザスもその一つだった。

リアン:針のむしろのようだな

フーワド:なるほど

シャイタン:「――――ひどい物語でしょう」嘆息。

GM:アルトレーゼは泣き疲れてすーすー眠ってしまっている。

フーワド:(この寝顔を見ていると、とても そんな大きな運命を背負った娘には思えない)ドワーフ同情

リアン:「・・・こんな美しい高貴な人でも、愛されない、なんてことがあるの・・・?彼女には信頼できる人が必要ですね」

シャイタン:「その通りです」

フーワド:ただでさえ重かった空気が、さらに暗く沈みましたね(笑)

シャイタン:窓の外では雨が上がり、夜が明けかけている。

リアン:「姫君が、聖王になる、ならないは関係なく、守られて、愛されてしかるべきだと思います。」(寝顔をみつつ

フーワド:そうですね。背負う使命ではなく、
      この娘自身を ひとりの人間として見つめていなければならないと思います。

シャイタン:「しかし――残念なことに殿下はご学友や……その……異性の方との交流も多くはありませなんだ」

リアン:「なぜ、このようないたいけな少女を傷つけようとするのか・・・。彼女が不憫でなりません。」

シャイタン:「運命の転輪とは無情なものです」この人もそーとーに悲観主義者のようだ。

       「だからこそ此度のお里帰りは、殿下にとって大切な意味を持っているのです」

リアン:「これからでも全然遅くはないと思うわ。私は無理としても、
      御者を務めてくれている
ラッテとか・・・友達になれる人間はいくらでもいますよ」

シャイタン:「うむ――その通りですな。ありがとうございまする、リアン殿」

リアン:「・・・いえ」母親がいなくて、愛されなかった自分と共感するところがあるわけだ・・・

シャイタン:「おお、もう夜も明けてきた。あの稜線は……グレア山脈まで来たようですな」

GM:先にはグレア山脈、そして手前の大河の流れが見える。

シャイタン:「…………あの山脈を越えれば、もうファライゾンは目と鼻の先」

ラッテ:「油断大敵です…」御者席で警戒を強めます。

シャイタン:「陛下に進言しなければならぬことも山とある。守り抜かねばな」(小声で)

リアン:くう、休憩できるところがほしい(^^;

GM:アルトと一緒にぐっすり眠りこけるという手もあり(笑

ラッテ:いいんでない?愛を知らない捨て猫同士…(失礼)「王の道」に入れば、なんとかなりますよ、きっと。

リアン:心魂残り2なので・・疲れて眠っちゃうかな?眠らせてー

フーワド:そうですね。平坦な道に入ったら「疲れているようだな、今は休んでおけ」と言っておこうか

アルトレーゼ:「すやすや……」

リアン:ペンダントを握りしめたまま、いつしか、リアンも軽い寝息を立て始めた・・・

フーワド:じゃあ、私は気合を入れなおそう

ラッテ:眠りを妨げぬよう、穏やかに走らせますか。

フーワド:顔をパンパン! と叩いておきます

ラッテ:(シーッ!)

フーワド:(ごめ〜ん)と気の利かないドワーフw)

GM:おーきな橋を渡って五、六時間も走らせれば山に入りますが……お馬ちゃん大丈夫かねぇ?

リアン:馬的にも休憩が必要でしょうな

GM(ダイス機能):1D100 = 31 = 31

リアン:どうしても続けて走らせるならば・・・買い換えるしか

GM:お馬ちゃんはそろそろ「へと……へと……」になりつつありますな。スピード40%ダウン。

ラッテ:せめて山は越えてから休みたいけど…どうしよう? 馬が倒れたら元も子もない。

GM:ちなみに近辺に人がいそうな場所はナッシング!

リアン:馬の換えはなさそうだから、どこかいいところで休憩をとるしかないね

GM:じゃあ御者さんや、D100で運試しをどうぞ。二回ね。

リアン:んで、心魂は回復していいんでしょうか?

GMOKです>心魂

リアン:わーい

ラッテ(ダイス機能):1D100 = 34 = 34 (ダイス機能):1D100 = 45 = 45

GM:うん、休憩できそうな場所はみつからなかった。

フーワド:ガーン

リアン:にゃー(^^;

GM:さあみんな、心魂チェックしてみよう。

ラッテ(ダイス機能):2D6+7 = (5+6)+7 = 18

リアン(ダイス機能):2d6+10 = (1+2)+10 = 13

フーワド(ダイス機能):2D6+2 = (4+1)+2 = 7

リアン:1がまたよくでるんだ・・・マジチャって

GM:御者台に座ったラッテは、不意に首の後ろの産毛が総毛立つのを感じた。

ラッテ:ぞわっ!

GM:ゆっくり後ろを向く……と、そこには恐ろしく巨大な黒いヒトガタが出現しており、

リアン:なんだそりゃー(^^;

GM:奇怪な音のなさでゆっくりと歩いてくる。

フーワド:クトゥルフ並の恐怖ですね

GM:その足下辺りでは『いっぱい』オークたちが走ってきてますなあ。

ラッテ:ぐは!

リアン:がふう(^^;

GM:どのくらいでかいかというと…………山くらいかなあ。身長2〜3kmくらいありそう。

ラッテ○ののけ姫の、「だいだらぼっち」みたいな?

リアン:なんじゃあああそりゃあああ!

GM:あれは身長80mくらい>ダイダラボッチ

フーワド:それは絶望的ですねぇ。

ラッテ

GM:さて、そんで目の前には山脈。

リアン:山のフドウが手から山を出したのか?(バカ

GM:北斗ですか>リアン おっと、フーワド、心魂再度チェックよろしゅう。

フーワド:うぃーす (ダイス機能):2D6+2 = (3+3)+2 = 8 です

GM:あ、『山』を使っていいです。振り直します?

フーワド:ん〜、振り直しましょう

GM:ではどぞ。

フーワド(ダイス機能):2D6+2 = (4+3)+2 = 9(笑)

GM:うん、1しか変わらないね!(爽

フーワド:ちょっとは ましになったかな?

リアン:1でも違うときは違うしねー((´-?-`)

GM:うーん……それじゃあ、キミは細切れになった記憶の断片に

  この山脈の『どこか』に古いドワーフの坑道があるという話を聞いたことがあるのを思いだした。

ラッテ:それだあっ!

GM:ファライゾン側まで続いているとか何とか。

リアン:まーさーに!RofL!

GM:つまりキミ達の取りうる道は四つある。

  1.この場であの化け物共相手に延々戦う。

  2.山越え

  3.王の道を目指して馬を走らせる

  4.どこにあるとも知れぬ坑道を探す

  ……まあ他にもありますけどネ。

フーワド:目を見開いて「!!」思い出した! って顔をします。

リアン:「どうしたの?」>フーワド

フーワド:「この近くには・・・・!!」かくかくしかじか、と説明します>坑道

     まあ、常識的に考えて、一番良い選択は2以下であり、一番楽しいのは4かな?

シャイタン:「あれは……『闇の巨人』」呆然と、シャイタンは呟く。

リアン:「闇の巨人?」

シャイタン:「かつてフェルダノンが手足のように古典魔法を濫用していた時代の遺物で、

       デュラでその技術の一端がサルベージされたと聞いておりましたが……まさか事実だったとは」

リアン:それを聞いて、特技〈直観〉で坑道の有る方向がぴんとくるとかこないとか

GM:それは使えるかも。>直観

リアン:「それは・・・あの姿以外に何か能力有るのですか?」ダイスかな?

シャイタン:「能力など……あの黒い気体の肉体がどれほどの力を持っているか、
       文献が正しければ想像に難くはないですぞ。
       かつてストラディウムの西にあった島一つを消滅させたと記されていた
       ――我らでは勝ち目など、万に一つもない」

リアン:「でしょうね(^^;」

GM:探しに行くのならどうぞ。>リアン

リアン:そりゃいきます

シャイタン:「殿下が覚醒なされれば……あれすら消滅させられるのであろうが」口惜しそうに。

ラッテ:覚醒言うなー!(笑)

GM:それでは心魂でどぞ。

リアン:「ですから、覚醒する前に殺そうとしているのでしょう。
     それは逝っても詮無きこと」(ダイス機能):2d6+10 = (6+6)+10 = 22

GM:クリティカルかいっ!

フーワド:素晴らしい!

リアン:やりーやりーササッ((((〃⌒ー⌒)/どもっ♪

GM:えーと、『何故か』リアンは視界を巡らせて最初に見つけた、大岩の形状が不可解に思えた。

リアン:「ラッテ!あそこの大岩に向かって!」

ラッテ:「??…何がなんだか分かんないけど、了解!」

GM:道が悪すぎ、停止した馬車から、みんな転げ落ちるように降りる。
   目の前には巨人が背を伸ばしたまま収まりそうなほどでっかい大岩。

リアン:クリティカルだから、確信だね

GM:岩の裏の方を見た瞬間、フーワドの瞳がキラリと光った。

フーワド:きらーん

GM:キミは故郷で似たような細工を目にしたことがある……ドワーフ謹製の隠し門扉だ!

フーワド:「そこだーーっ!!」と、ドワーフ・ダッシュ。

GM:悪魔的直観でリアンが見つけた大岩の陰に潜んだ不規則な羅列の石。

  フーワドは手早くそれを入れ替えていき……最後に身体でロールしてくだされ。

フーワド(ダイス機能):2D6+12 = (6+2)+12 = 20

GM:みんなの値を合わせても可ですよ。

リアン(ダイス機能):ではささやかながら 2d6+5 = (1+1)+5 = 7

ラッテ(ダイス機能):2D6+10 = (2+4)+10 = 16

リアン(爆) なんて極端なのー!

フーワド:マジカルの神のみぞしる(笑)>極端

リアン:ま、まあ、此処でファンブルしとけば次はでないだろう・・・たぶん

GM……大岩は少し揺らいだが、歯車が年月に耐えきれず錆びついていたようだ。

  ズズズ……鈍い音がして再び扉は閉じかける。

ラッテ:なんか挟む〜! 今は開きかけた扉に何かを挟みたい!

GM:それじゃ、その前にシャイタンが進み出る。

フーワド:おおっ?

リアン:おお

シャイタン:「フーワド殿……ここには何が?」

フーワド:ええと、何があるのでしょう?(笑)

リアン(爆)

フーワド:「坑道です(きっぱり)」それしか分からんばい

シャイタン:「安全に進めるのですか?」

フーワド:「安全?・・・・・外よりは安全なはずだ」不安げな表情。頼りないなぁドワーフw

ラッテ:いえ、それで正解ですよ。

シャイタン:「わかりました。ならば、私も微力ながら手伝います。下がっていて下され」

リアン:特技〈言い伝え〉で何かわからないかしら

ラッテ:『解放』の魔法だ!…かなぁ?

シャイタン:彼は懐から取り出した月桂樹の『杖』を構え、静かに唱える……火のオドが大気を震撼させていくのがわかる。

リアン:ガンダルフか、きさま(^^;

ラッテ:そうだ。私は姫の傍にいよう。不安だろうから。

リアン:そそ。姫姫

シャイタン:「『我が力の盟主、オザンよ――破滅の火をもたらしたまえ! ヘルファイア・ストーム!』」

      ゴゥ! 爆発的な炎のかたまりが杖から投じられ……(ダイス機能):1D100 = 98 = 98

リアン:わ、すごい魔法使い

GM:うん、煙が晴れた後、大岩は跡形もない。木っ端微塵だ。

ラッテ:(物理的破壊…山小人の細工が…/涙)

リアン:どこかで魔法をめくって習得魔法を増やさねば・・・

GM:直撃した場所は岩が蒸発している。

フーワド:凄いなぁ。初めて凄い人物なのだと分かった。

GM:(フフフ……どんな魔法石であれ600近いダメージを受ければ木っ端微塵よ(邪笑))

シャイタン:「さあ、これで通れるでしょう。早く、中へ」

リアン:す、すげえ。この人を怒らしたらあかん(^^;

フーワド:では、進みましょう。

シャイタン:うむ、ずばり中は暗い。

フーワド:私が先頭に立ちますよ。たいまつに火を灯して使います。

GM:了解。えーと、しばらく乾燥した狭い岩屋の中を進んでいくことになる。

フーワド:はい

ラッテ:マスター、私後ろ警戒。

リアン:じゃあわたしはしんがりを

GM:ういうい、まだ入り口から何か入ってくる気配はない。ちなみに姫君の足取りはいつもと変わらない。

  いつも暗闇だけに暗いところには慣れているらしく。
  不思議な空間だ。時折壁面の石がしぃん、と響いているような気がする。

リアン:クロスボウを構えておきます

フーワド:モーニングスターが振るえないほど、狭くなると辛い。

GM:安心めされい、まだそこまでは狭くない。>フレイル振れない

フーワド:了解

アルトレーゼ:「不思議な空気ですね――敵意というものが感じられません。石たちの囁き声が聞こえているみたいです」

       でもでも、慣れない場所で不安なのか、隣を歩くラッテの手を握りしめていたり。

ラッテ:少し強く握り返します。(独りじゃないんだよ…)

アルトレーゼ:「(その熱を感じながら)………………」

リアン:「詩的ね・・・。でもドワーフの細工だから、ほんとにそうでしょうね」

フーワド:じゃあ、ドワーフの歴史習慣などについて薀蓄を述べつつ進もうか

シャイタン:「古代、山小人の民は石の持つ魔力を最大に引き出し、
        それを感情の色に染める術を心得ていたと言われておりますな、
フーワド殿」

フーワド:「そうです。さすが賢人シャイタン殿。御存知でしたか」ってこの人の方が詳しそうだ(笑)

シャイタン:「さすれば我らがここにいることに、殿下が仰られるように敵意を持たれていないと言うことは、

       我らは歓迎されていると考えてよいのでしょうかなあ?」

リアン:「でしょうね」

フーワド:姫を安心させるため、頷いておこう。

アルトレーゼ:「?…………あの」突然びくりと立ち止まる。

ラッテ:「何か?」<姫

アルトレーゼ:「私たち以外の、足音が聞こえます。ずっと後ろから」

フーワド:ゴラム?w)

リアン:クロスボウをその方向に構える

リアン:「!」後ろを振り向く

アルトレーゼ:「すごい、いっぱいです……(恐怖に顔を歪める」

リアン:「急ぎましょう!」

フーワド:「気づかれたかっ!?」ペースをあげます。

シャイタン:「尤もです」

ラッテ:姫を背負うか。>身体10

GM:じゃあ身体ロールをどうぞ。

ラッテ(ダイス機能):2D6+10 = (2+6)+10 = 18

リアン:体力有るなあ・・(^^;>身体5な人

GM:ただし背負っている間は、いろいろとペナルティがありますのでよろしく。ちなみに担ぎ上げは余裕で成功。

ラッテ:だてに漁で鍛えてはおらんよ!

フーワド:さすが!

アルトレーゼ:「きゃっ……」ちょっとびっくりしてます。

GM:はい、それではお待ちかね(?)のチェイスです。

リアン:後ろを警戒しながらしんがりでついて行きます

ラッテ:「姫さ…いや、アルト。しっかり掴まっていてね!」

アルトレーゼ:「はっ、はい!」ぎぅ。

シャイタン:(超小声で)「ラッテ殿……ありがとう」

ラッテ:(ふふっ)>シャイタン殿

リアン:照れ屋さんだ(  ̄ー ̄)

GM:では皆さん反応チェックをして下さい。合計を3で割った数字が皆さんの一ターンに逃げた量です。

  それをオーク共が追っかけます。ちなみに、ラッテは−2で。

リアン(ダイス機能):2d6+10 = (6+3)+10 = 19

ラッテ(ダイス機能):2D6+10-2 = (6+3)+10-2 = 17

フーワド(ダイス機能):2D6+8 = (5+4)+8 = 17

GM:今の距離差は10としておきましょう。

ラッテ:了解。反応も10だったり。・・・魔数だ!

GM:ぐわっ! では人間は振り足しどぞ。

リアン(ダイス機能):2d6+10 = (5+1)+10 = 16

ラッテ(ダイス機能):2D6 = (2+2) = 4

GM:おかしい〜、ダイス神よそんなに俺が嫌いか〜。

リアン:ふふ、距離稼げそうかな?

フーワド:人間は足が速い・・・と、メモメモ

リアン:そりゃドワーフよりはね(^^;>人間は足が速い

ラッテ:合計21。

GM21……マジか。(ダイス機能):2D6+6 = (4+4)+6 = 14 距離は縮まるどころか離れるばかりです。

  さあもう一度! 走った合計が40に達せばゴールインです。

フーワド:うぃ (ダイス機能):2D6+8 = (4+2)+8 = 14

リアン(ダイス機能):2d6+10 = (2+3)+10 = 15

ラッテ(ダイス機能):2D6+10-2 = (5+5)+10-2 = 18

GM(ダイス機能):2D6+6 = (3+5)+6 = 14「まーてー」でもまだ縮まらないねえ。さあ、ラストかな? もいっちょどぞ。

フーワド:はいな

リアン(ダイス機能):2d6+10 = (1+5)+10 = 16

フーワド(ダイス機能):2D6+8 = (4+1)+8 = 13

ラッテ:なんか小細工したいけど、時間もないか。(ダイス機能):2D6+10-2 = (3+3)+10-2 = 14

フーワド:逃げ切ったかな?

GM(ダイス機能):2D6+6 = (4+3)+6 = 13

リアン:ドキドキ

GM:チッ、逃げられたか。

リアン:やりい!v( ̄Д ̄)v

ラッテ:わーい!

フーワド:やりましたな

GM:ではキミ達はずさーっとでっかい門扉の中に走り込む。扉は開かれており、閂はない。力を入れれば締められそうだ。

ラッテ:身体ですか?

GM:ええ。合計しても可です。

リアン:私もしめるよ

リアン(ダイス機能):2d6+5 = (3+3)+5 = 11

フーワド(ダイス機能):2D6+12 = (3+6)+12 = 21

ラッテ(ダイス機能):2D6+10-2 = (6+6)+10-2 = 20 自動成功。

フーワド:キターーー!

GM:ぐをっ!? クリティカルかっ! えーと。

  では思いっきりドカーンと締められた門扉は壁にめり込み、閂なくてもそうそう開かないくらいがっちり締まりました。

リアン:アルトをおんぶしながら、恐るべし、ラッテ(^^;

ラッテ:「やったね!」(アルトとハイタッチ)

アルトレーゼ:「はいっ!」ハイタッチ応

ラッテ:(なんだ、笑えるじゃん…)

リアン:にこにこ

GM:で、キミ達は正面を仰いで驚嘆の溜息をもらす。
   そこは……坑道の中枢だ。詳しくはモリアの大坑道やロードス島参照(笑。

フーワド:ほほう

GM:荘厳なまでの広さ。
   寒気すら覚えるほどの感動的な細工が施された巨柱が何百と並んだ、天井の高い巨大回廊である。

フーワド:しばし、誇らしげに見つめます。

GM:松明がなくてもほのかに明るいのは、光り苔か何かが繁殖しているかららしい。

リアン:「すごい・・・ドワーフってすごいね」

ラッテ:「…」<言葉にならない

フーワド:無言で頷く。

GM/???:「やれやれ……全く、人間とはつくづく信じ難いな。

     これほどの可能性という名の力をどこから引き出すのか」静寂を切り裂いて、氷塊のような声が響く。

ラッテ:(ぎく!奴だ…)

リアン:「誰?」

フーワド:武器を構えます

GM/???:さて、心魂ロールで気付いていただきましょー。

フーワド:全員ですか?

GM/???:yes。

ラッテ(ダイス機能):2D6+5 = (5+2)+5 = 12

フーワド(ダイス機能):2D6+2 = (4+2)+2 = 8

アルトレーゼ(ダイス機能):2D6+10 = (2+1)+10 = 13

リアン(ダイス機能):2d6+10 = (3+4)+10 = 17

GM/???:ぬるり……とキミの視界の隅で、何かが動いた。そこにあるのは闇だけだ……いや、闇が動いたのだ。

リアン:痣は反応してない?

GM/???:よくぞ言ってくれました。キミの痣は今、かつてないほど激しい痛みを訴えている。

    さきほどのシャイタンの使った魔法の何倍もの痛み、
    それも殴られるような鈍痛ではなく、剣で刺されたような恐ろしい痛みだ。

ラッテ:私はその声に聞き覚えがありませんか?

GM/???:もちろんある。>ラッテ

リアン:じゃあ冷や汗をかいてうずくまろう・・・「なに?こいつ・・・すごい強い・・・とても・・・やばいわ・・・」

GM/???:「ああ、幸いだ。私の姫君、どうやら傷一つなくここまで来ていただけたようだ。

     嬉しいですよ――そこだけには、キミ達ヒトに感謝すべきかもね」

ラッテ:「リアン!」<心配だがアルトのそばを離れるわけにはいかない

GM/???:ぐずり、ぐずりと影が立ち上がる。
      やがて漆黒の油を脱ぎ捨てるように影を払って姿を現したのは、あの黒衣の男だった。

リアン:「大丈夫、こいつの魔法の強さに反応してるだけ・・・・くっっ」

黒衣の男:「アハハハハハ……魔法の強さ、ね。人間なら、辛いかも知れないね」

GM:彼が一歩踏み出す。同時に、
   
リアンはもちろんキミ達は全身に恐ろしい倦怠感、不快感を覚える。吐き気すら感じるほどだ。

リアン:これ、案外と・・・不便だ・・・(^^;

ラッテ:「う、ぐ…」

GM:アルトだけはきょとんとしている。

リアン:しかし負けるもんか・・・彼の形見のペンダントを握りしめてにらみつけて立ち上がる

GM:特に心魂の低いフーワドなどは底知れない恐怖も同時に喰ラッテいるであろう。

フーワド:ギャース!(笑)

ラッテ:低い方が辛い、と。(笑)

フーワド:しかし、散っていった騎士達のことを思うと、
      背負っているモノが背中を押して
フーワドを立ち上がらせるのです。踏ん張れ私!

アルトレーゼ:「あなたは――どなた、なのですか」

黒衣の男:「私に尋ねたようだね、姫君? 
        他の蒙昧な人間が問うたのなら黙殺するところだが、あなたの言葉ならば聞き届けねば成るまい」

     「無知にして傲慢にして蒙昧なる人間たちよ、聞くがいい。
     我が名はイノフェリウム。全ての魔を統べる闇の王の一角」

イノフェリウム:「人間、人間、山小人……随分と愉快な組み合わせだな」

リアン:「お楽しみいただけたかしら」

イノフェリウム:「それは私の台詞だよ、お嬢さん。――ここまでの旅は楽しかったかね?」

リアン:「いいえ、あなたに比べたらまだまだね」

ラッテ:「あなたで始まって、あなたで終わる旅。芝居にしては、滑稽ね」

イノフェリウム:「おやおや、アウルの恩寵高き傲慢な娘よ。私を芝居の役者に見立てるつもりなら、

         やめておいた方がいい。私はさしづめ観客でしかないのだからな」>ラッテ

ラッテ:(観客?ふむ、そうか…)

イノフェリウム:「ふむ――――ざっと八十人と言うところか。随分と少ないが、

         まあ、奴らの腹を満たすには適量だ。さて――それでは、どうするかね」

リアン:「きいていいかしら、なぜわざわざ、無知にして蒙昧な人間に干渉するの?」

イノフェリウム:「私はキミ達に干渉する心算など毛頭ないよ。
          ククク、気付かないかね、姫君」困惑するアルトに向け、彼は言葉を続ける。

        「私はあなたの魂を愛している。そのために今まであなたを守り通してきた。それが、

         ファラノウムの愚者共に穢されるのを黙ってみているのが嫌なだけだ。

         かといって『奴ら』とことを構えるのも面倒くさいのでね、今までは影ながらになったが……

         今はもう違う。この闇に満ちた世界は私の境界だ。何人たりとも、邪魔をさせることはない」

リアン:「観客席から躍り出て、主役を奪い去ろうという訳ね」

イノフェリウム:「――――ククク、そういうことだ、娘」

        「さあ、姫君、選び給え。私の花嫁として我が手を取るか、
         あるいは――ユルセルームの崩壊を目の当たりにするか」

ラッテ:「アルト…」

アルトレーゼ:「わ、私は……私は……」ひどく怯えた様子で、シャイタン、フーワドリアンラッテと視点を移ろわす。

リアン:「そんな・・・二択のようなのは暗示よ。きっと他に選択肢があるわ」

フーワド:「何だか話が大きくなって良く分からなかったが・・・・答えは簡単だな」

リアン:「アルトをあなたには渡さないわ」

フーワド:姫の前に出ますよ「嫌がる姫を渡せるわけなかろう」

リアン:「でもユルセルームも崩壊させない。」

ラッテ:「そうだね、こんなに怯えさせられたんじゃ、正しい選択なんてできない」

イノフェリウム:「――おや、そうなのですか。残念だ。
         私はあなたの外面ではない、魂を愛している。心が閉ざされてしまえば、

         それを殺して手にいれたとて充足するものでもないのでね
         ――まったく、残念だ。残念だ、残念だ、ざんねんだ――――」

ラッテ:「プロポーズなら、もっと気の利いた言葉を使ったら?闇の王さん」

イノフェリウム:「ああ、その通りだな、娘よ――残念だよ」

GM:さて、D100していただきましょう。(ダイス機能):1D100-30 = 40-30 = 10

フーワド(ダイス機能):1D100 = 34 = 34

リアン(ダイス機能):1d100 = 9 = 9

ラッテ(ダイス機能):1D100 = 31 = 31

リアン:く(^^;高い方がいいのかなあ

GM――転瞬。リアンとシャイタンの影が、生ある者のように蠢き――立ち上がった。

シャイタン:「ごっ……ぁあああああああああぁぁぁぁぁぁぁあああああああぁぁ……っ!!!!!」

リアン:影を使ったね・・・

GMリアン、キミの胸の痣がおぞましい苦痛を呼ぶよ。

リアン:くっっ・・・・

GM:がばっ! 回避して下され〜……マジで頑張ってね。

ラッテ:「独りでは、心細いって事ね」<イノフェリウム

GM:「アハハ……そうかもしれんね――尤も、キミ達は一人としてここから逃れられないけれど」

ラッテ:「おかしな事をおっしゃる、闇の王よ。魂になってもと言ったのは、あなたではありませんか。

     私たちは、魂になっても、一緒です! あなたは、独り。でも、アルトには私たちがいる」

アルトレーゼ:「……シャイタン? シャイタンっ!? どこへ……行ったの!?」
         シャイタンが影に呑み込まれた辺りを必死で手で探る。

リアン:反応でいいのかな?

GM/???:yes>リアン

リアン:くぅーーーーーそぅーーーーーーー 2d6+10 = (1+4)+10 = 15

    にゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

GM(ダイス機能):2D6+8 = (6+3)+8 = 17

リアン:〈逃避〉・・はだめか

GM…………GMとしては、振り直し推奨かな、なんて。てへっ。

フーワド:そうですね。RR振りなおせますよ

イノフェリウム:「人間とはつくづく愚昧だね。ヒトの魂を私が愛したのは、そこに超越の光があったためだ。

         それを寄る辺に幾億の時をかければ。私は私の愛した欠片を選り分けることができる。

         そうしたものなのだ、人間よぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」

リアン(ダイス機能):2d6+10 = (3+2)+10 = 15

フーワド:だめかー!?

リアン:マジチャのばかーーーーーーーーーーーーーーーーー!

イノフェリウム:amen……君の身長の数倍にまで膨れ上がった魔力の影は、
         そのまま怒濤の如くキミの身体を飲み込んだ。

        さて、抵抗できるかな? 失敗したらほぼ即死だぞ〜(泣)。

リアン:くそぉ、もっと魔法を使いたかった・・・

イノフェリウム:心魂でロールにゃ。

フーワド:頑張って〜

リアン(ダイス機能):2d6+10 = (3+2)+10 = 15

ラッテ:また同じか〜

リアン:ま〜じ〜ちゃ〜

GMリアン、キミの瞳が最後に見た光景。それは、
    薄い皮膜のような影の向こうでキミを助けようと手を伸ばす、仲間たちの姿だった。

ラッテ:「ここで永遠の別れなんて、イヤだよ!しっかりして、リアン!!」

イノフェリウム:「『地獄の腕』――この手に抱擁された者で、生きて戻った者は……いない」

フーワド:「ぬおおおおおおぉぉっ!!」敵に突進しますよ〜。私には強力な魔法はありませんがね。

GM:ぎゅるるっ! ワインをいっぱいにつめた麻袋を潰すような音とともに、影ごとリアンは消えていった。

ラッテ:「ああっ!」

GM:ではフーワド、突進するのかね。来なさい。

フーワド:RRですか?

GMYES。ただしイノは何やら奇怪な紋様を中空に描いていますけどね。どうやら魔法で防御する心算のようです。

フーワド:ほほう

GM:反応対抗RRでキミが勝ったら攻撃成功だ。

フーワド(ダイス機能):2D6+8 = (1+5)+8 = 14 いまいちだなぁ。槌を使います。リロール

GM:うい。

フーワド(ダイス機能):2D6+8 = (1+5)+8 = 14 うがーーーー!!(笑)

GM…………今日、このダイス呪われてますね。まあ尤も最高位の魔族に勝てるとお思いですか?(笑)

  逝きます。(ダイス機能):2D6+25 = (2+5)+25 = 32

ラッテ:(鼻血…)

GM:バシィ! フーワドの振り下ろした鉄槌は、虚空に生じた透明な障壁に完全に受け止められた。

フーワド:「ちいっ!」

GM:打撃の衝撃は全くかき消され、キミの身体も大きく弾き飛ばされる。

フーワド:ばいーん!

イノフェリウム:「無駄だよ……現し身の分際で私と戦うなど、
          愚かなことだ…………?っ――ちぃっ! やつめ、もうここを嗅ぎつけたか!」

ラッテ:(今度は何!?)

イノフェリウム:余裕からうってかわって焦りの表情を浮かべるイノ。
         がらがらがらっ! やや離れた辺りの天井が崩落していく。

リアン:聖龍か?

ラッテ:おお、セレス!?<なれなれしい

GM:そこから伸びてきた、恐ろしく巨大な漆黒の手を目の当たりにして、イノは苛立ちの表情。

イノフェリウム:「おのれ、小賢しい理想のためにどこまでも私の邪魔をするか、グドルめが!」

ラッテ:漆黒の手…(絶望的)

リアン:グドル?

GM:んむ。ややねたばらしをするとね、

リアン:グドルのこと知ってていいのかなー?

GM:ちょっと苦しいかな。>知ってる

リアン:だね(^^; ちぃ

GM:まあとにかく、イノは影を動員して闇の巨人の手を追い払おうとしているぞ。

イノフェリウム:「滅びろ、滅びろ、滅びろ!」

ラッテ:グドルが何ものにせよ、「アルトを花嫁にしない」という点では、目的が一致だ!

GM:まあその目的が彼女の命であろうとな。

フーワド:今のうちに逃げましょうか

ラッテ:2人の巨大すぎる視点を、今こそ逆手に取るときだ!

リアン:いまだ!イノっちをなんとかせよ!(マテ

ラッテ:そう、人の子(山小人)の気合いと根性、見せるときだ!

GM:では逃亡に入るのでぃすか?

ラッテ:はい。

フーワド:勝てそうも無いので、姫を逃がすですよ

GM:うい、それでは反応でどうぞ。

フーワド(ダイス機能):2D6+8 = (6+5)+8 = 19 逃げ足だけは速いドワーフ(笑)

ラッテ(ダイス機能):2D6+10-2 = (5+5)+10-2 = 18

GM:キミ達の向かうべきは……五百メートルくらい先の馬鹿でかい門扉かな。

  だだだっ! 図ったように顔を見合わせて頷き、
  二人は一斉に走り出した! 
ラッテはアルトを抱っこして、ひたすら走る!

ラッテ:OK。

フーワド:お姫様だっこ

リアン:。・゚・(ノД`)・゚・。 うえええんみんながんばれー

GM:その背後ではイノの禍々しい金切り声とともに、凄まじい爆音が響く。どかーんどかーん。

ラッテ:がんばるよ〜!<リアン

GM:さあもいっちょ走れ〜。

ラッテ(ダイス機能):2D6+10-2 = (3+3)+10-2 = 14

フーワド(ダイス機能):2D6+8 = (1+3)+8 = 12

GM:両方とも合計で30超えたね。ならOK。でっかい門扉の前に辿り着いた。

ラッテ:よし!

GM:門扉は硬く閉じられているね。

ラッテ:開けるの?>身体で

GM:恐ろしくでかく分厚そう。さあ、おそらくキミ達にとっては最後の試練だ。

フーワド:身体でRRですね?

GM:壁中の一点を貫く何かを見つけていただきましょう!……まあ身体でロールしても構いませんけどね。

ラッテ:心魂ですか〜!

フーワド:何かを見つけるのは心魂? は、低いなぁ

ラッテ:2人とも低いのでは?

GM:ウフフフフ……さて、何か使える特技はありませんか?

フーワド:根性か石くらいかな

GM…………それを期待したんだけどね(にっこり。

フーワド:それというと?

ラッテ:こじつけで「銛」。水中で獲物を見つけ、それに当てるのが得意…だめ? 根性のことでしょう。<それ

GM:かなり不可>銛

フーワド:心魂のRRで、根性つかってでも高い値をだせ。ということですね?

GM:何故に根性っ!? ちょっと前のアルトの台詞を思い出していただきたい。

リアン:?

フーワド:思い出しましょう。で、なんですか?(笑)>GMさん

ラッテ:意思は敵対していない

GM:「石の囁きが〜」とか言ってませんでしたっけ、彼女。

フーワド:言ってましたが・・・それで、使えるわけですか。

ラッテ:つまり石の精霊に話を聞け、と。

GM:扉は恐ろしくでかいですが、石造りです。

ラッテ:ローズの世界ではよくあることです。

フーワド:ほほう。では、つまり、心魂のRRで石リロールですね?

GM:キミはドワーフなので+4の修正をあげましょう。

フーワド:了解〜。さぁ、気合を入れて心魂しまっせ〜 (ダイス機能):2D6+2+4 = (5+2)+2+4 = 13

ラッテ(ダイス機能):2D6+5 = (1+2)+5 = 8

フーワド7は・・・リロールすべきだろうか?

ラッテ:あぶね〜!

フーワド:目標値は謎ですか?>GMさん

GM:明かしてほしいですか?

フーワド:いや、明かさないならそれでいいです。

GM:基本的に目標値とかを明かすと救いがなくなるので嫌なんですが……

ラッテ:もし低くてもレベルリロールがあります。

GM:んむ。

フーワド:では、石リロールします。

GM4649

フーワド(ダイス機能):2D6+2+4 = (2+3)+2+4 = 11 むひっw) ではでは、レベル・リロールします(笑)

GM:はいはい

フーワド(ダイス機能):2D6+2+4 = (3+5)+2+4 = 14 やった〜(大笑)

GM(ダイス機能):1D100 = 21 = 21 (ダイス機能):1D100 = 46 = 46

  …………キミの祈りは、坑道に根付く石たちの魂に届くことはなかった。

ラッテ……

GM:しかし、静寂の中、キミ達は聞く。時間の精霊のかき鳴らす、祝福の調べを。

  巨大な石の門扉の中程から、細い光が射し込んでくる――朝だ。

  光はアルトの縫い合わされたまぶたを静かに撫でる――銀色の糸が、音もなく、溶けていく。。

ラッテ:「!!」

GM:さて、お二方、反応のRRしてくだされ。

リアン:おおー

フーワド(ダイス機能):2D6+8 = (2+5)+8 = 15

ラッテ(ダイス機能):2D6+10 = (1+5)+10 = 16

GM:よし、二人とも、辛うじて間に合った。

  アルトの瞳がゆっくりと開く――彼女の瞳を覗き込んだ二人は、そこに金色の輝きを認めた。

  太陽の光など、砂漠の砂の一粒に過ぎない。
  そう思わせるほどの激光が、アルトの両眼から迸ったのはその直後のことだった。

イノフェリウム:「なっ――――な……に――!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

GM:キミ達は辛うじて、瞬前で瞳を閉じることに成功したのだ。

  目を見開いていれば確実に、神をも焼き殺す聖光に取り巻かれていたはずなのだから。

ラッテ:「アルト〜〜〜!!」<目を閉じたまま叫ぶ

アルトレーゼ:「あ……あ……ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーっ!!!!」

フーワド:「な、何が起こっている!?」

GM:それはまるで、そこに太陽の何倍もの光の塊が落ちてきたようだった。

  閉じた瞼の下からでもその光の激しさがわかる。
  物理的な衝撃すら伴った光が乱反射し、二つの『闇』を捉えている。

  そう――まるで、二つの魔神を葬り去るために、この場が用意されたかのように。

ラッテ:アルトの手を握っていてよいですか?>マスター

GMOKです。できればハートフルな言葉もかけてくれると一層(笑

ラッテ:はい、今は激しいシーンなので、あとで。

アルトレーゼ:ぎうっと握られた手の温かさ。それがアルトを、

             交錯する閃光のサーキットから現世へと呼び戻した。「あ……見える……外の、世界――」

イノフェリウム:「そうか――結局、私たちなど茶番だったということか」
         めくるめく極彩色の閃光に炙られ、彼はそれでも微笑みを崩さない。

               「人間、め……」ボゥン! 闇の巨人の肉体があっと言う間に崩れ、消えていく。そしてイノの黒衣もまた――

GM:何百もの矢に射すくめられた鳥のように。また、炉の中で消えていく灰のように。

    はらはらと――イノフェリウムだったものが、崩れ、虚空へ溶けていく。

ラッテ:「闇の王…いえ、イノフェリウム。あなたもまた、孤独だった。光に憧れる、たった独りの王…」

フーワド:「・・・・リアン、やったよ」お空に向かって、天国のリアンに勝利報告^_^;

ラッテ:そうですね。<リアン

リアン:空で私がほほえんでいるのだろうか(^^;

GM:最後に、アルトを含むみんなの心の中に、イノの最後の意思が流れ込んでくる。

フーワド:ふむ

GM――――――――そこは、美しい野原だ。陽光は眩しく。優しく彼を照らしていた。

    黒ではなく、白い美しい衣を纏った青年……イノ。彼は眠っている。午睡の、アルトレーゼの隣で――。

  「どうか、忘れないで。私の――姫君」それが彼の、最後の祈りだったのかも知れない。

ラッテ

GM/???:光の攪拌がようやく終わり、アルトがくたりと倒れた直後。

      「間に合ったのか――?」ラッテはどこかで聞いたような声が、どこからともなく響いた。

ラッテ:今度こそ、セレス?

フーワド:むむっ

GM/???:ボゥ……柔らかな水色の光が三つ現れる。

リアン:にょ?

GM/???:「やれやれ……流石は『喰らう影』といったところか。
      我らの侵入を完全に遮断するだけの結界を用意するとは」

         光はやがてヒトのカタチをとる。その一つは、確かにラッテが見た、例の美青年だ。

ラッテ:「セレスティーン!」<思わず呼びかける

GM/???:「守り抜けたようだな――アウルの寵児ラッテ……よくやった」

ラッテ:「はい。しかし、私は大きなものを失いました。指の隙間からこぼれ落ちる水のごとく…」

GM/???:「ほう? 何だ、言ってみたまえ」セレスティーンの隣にいる緑の髪の女性が尋ねる。

ラッテ:(ちょっと照れくさそうに)「へへ、私が冒険者になって、初めて『背中』を預けられる、そんな人だった」

GM/???:「ふむ――死体も何もないところを見ると、イノフェリウムに呑み込まれたのか? そうだろう?」

ラッテ:「…」(無言でうなずく)「最初は、『何?この人!?』なんて思ってたけど…」

GM/???:「アハハハハ! なら心配はいらないよ。尤も、安心することもできないけどね」

ラッテ:「??」

GM/???:「なに、その鳩が豆鉄砲喰らったみたいな顔。まあいいさ、教えてあげるよ。

     イノは万物の闇、影そのものさ。もちろんスィーラや、フェルダノンの影でもある。
     もちろん私たちに生じる影もね。

     彼を完全に滅ぼすことなど、完全な光があったとしてもできることじゃない。
     そんな二元の独善故に彼は完全を求めたんだろうけど。

     まあつまり言いたいことはね、彼は無限なのさ。終わりがない。そして彼の肉体もまた無限なんだ。

     たとえ崩れ去ろうと。どこかの闇は全てが彼なんだ。
     その中には過去に彼に呑み込まれた全てが未だに蓄積されている。

     それを故意に剥離する秘法はとてもとても難しいけれど――皆無ではない。つまり」

ラッテ:「教えて下さい! わずかでも希望があるなら、それに賭けます!」

GM/???:「闇とは全ての集合なんだ。混沌だね。その中から何かを選り分ける方法。

     ――残念だけど、それはあたしたちでも知らない。
     でもね。世界は広いよ。ユルセルームの外にも、異なる神の大陸があり、世界がある」

ラッテ:「そうか、イノが言ってたな。『魂をより分ける』とか何とかって」

GM/???:「そしてラッテ、キミは海を渡る神の恩寵を受けた嬰児だろう? 
       ……見つけてご覧よ」微笑みながら、水竜の一人は言った。

ラッテ:「…そうか、そうだよね。私、またあなたたちに頼ろうとしてたみたい」

GM/???:「――アルトレーゼは、我々が責任を持って預かろう。
      二度と奴ら魔族の手には渡さぬ」今まで沈黙を保っていた第三の男が言う。

    「だから、頑張って行ってらっしゃい。そう言いたいならはっきり言いなさいよ」彼女は満面の笑み。男は渋い顔。

ラッテ:「うん!そうする。やってみるよ」

フーワド:つまり、ここがゴールか。

GM/???:「それじゃあ、外に出るとしよう」

ラッテ:「でも、その前にお願いがあります」

GM/???:「何か?」

ラッテ:「アルトの見た外の世界、あまりに過酷なモノだった。
     だから、旅立ちの前に、私のふるさと…ムエ島の、夕日を見せてあげたい」

GM/???:「それは私たちの叶えるべきものではないな」

     「ええ、そう。ラッテ、あなたの最愛の『母』に祈ればいいじゃない」

     「……彼女は海渡る者。そのくらい、造作はあるまい」  「「「なれば我らは、去るとしよう」」」

     柔らかな燐光とともに。三人の聖龍は、三つの光の珠となって消えていった……。

ラッテ:「さようなら、そして、ありがとう」

GM:アウルに嘆願とか出してみる?

ラッテ:そうですね、やってみましょうか。<嘆願

GM:うい。では言葉をどうぞ。もうエピローグよ。

ラッテ:「アウルよ…大いなる母よ…行きては帰すさざ波のごとく、我と我の友を、ふるさとの浜へ帰したまえ…」

GM:祈りの言葉は静かに響いた。――――そして、物語は途切れる。

  悲壮な運命に弄ばれた王女の目に焼き付いた光景は、彼女は黙して語らない。

  だが、後に彼女はただ一言、こう言い残し、その五十年後、静かに逝った。

  「最愛の友達が見せてくれたあの夕陽。あんな美しい心を――私は、持てたんだよね」

  十七歳の、少女のままで、六十余年の生涯を閉じた偉大な聖王と。

  その若き日を支えた小さな物語である。

  Das Ende

リアン:パチパチパチパチ

GM………………お疲れさまでした!

ラッテ:(拍手)

フーワド:お疲れ様でした

リアン:お疲れ様でしたー

ラッテ:お疲れ様でした!