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APBAとは?(打撃編)

11/08/2001

トラ君ダイヤモンドバックス ワールドシリーズ制覇!」
ソロ利ばんざ〜い!
トラ君D’バックスのファンでしたっけ?」
ソロ利 「いやなに、関西人の儂としては、ヤンキースが負けただけで大満足なんじゃよ」
トラ君 「………………」
ソロ利 「むろんD’バックスも好きじゃぞ。 キャラが立ってるしのう」
トラ君 「……キャラ、ですか?」
ソロ利 「奪三振王R・ジョンソンにサブマリンキムくん
トラ君シリングも素晴らしかったですね」
ソロ利 「打者も極端なオープンスタンスや竹之内打法みたいなのがいて、なかなか楽しいわい」
トラ君 「我らがトラウマスタヂアムも負けてはいられませんね」
ソロ利 「というわけで、決勝戦を前に、ちょっと打撃カード講座じゃ!」

・打撃結果値
  1:無条件ホームラン
  2〜6:長打(TRIPLE, DOUBLE, ランナー次第では HOME RUNも)
  7〜11:単打(SINGLE, 投手グレード次第でアウトになる)
  12:どんずまり、ゲッツーナンバー(Double play!)
  13:三振っ!(Struck him out!)
  14:四球(Ball four)
  15:エラー誘いナンバー(ランナー次第では死球!)
  16〜23:エラー誘いナンバー
  24〜29:内野ゴロ(ランナー次第ではダブルプレイも)
  30〜32:外野フライ(ランナー次第では犠牲フライ[Sacrifice fly]も)
  33〜35:内野フライ
  36:ワイルドピッチ&パスボールナンバー(笑)
  37〜41:エラーだったりアウトだったりボークだったり盗塁だったり、色々っ! 好プレイ珍プレイ的ナンバー
  42:死球
  0:長打、振り直し(詳しくは別項APBA紹介をご参照ください)

トラ君 「まずは打撃カードに載っている打撃結果値ですね」
ソロ利 「ま、大まかにはこんなところじゃ」
トラ君 「過去にHJ社からでた日本版とはやや違いますね」
ソロ利 「特に 13 が三振というのはアメリカらしいのう」
トラ君 「結果値が 7〜11 だと投手のグレードの影響を受けてしまうわけですね」
ソロ利 「うむ。例えばランナー無しで 8 が出た場合、相手がC,D投手だとヒットじゃが、A,B投手だとアウトになってしまうのじゃ」
トラ君 「力でねじ伏せたということですね」
ソロ利 「そうじゃな。グレードA投手を潰すには 6 以下の値が望まれるのじゃ」
トラ君 「12〜 の値は守備力の影響を受けますね」
ソロ利 「エラー誘いナンバーとは、守備力しだいでエラーになってしまうということじゃ。 まさに投手泣かせじゃな」
トラ君 「逆に守備力が良ければ、普通のアウトがゲッツーになったりもします」
ソロ利 「そして、一番大事な番号は 14 じゃな」
トラ君 「四球が勝負の鍵となるのは、日本版も同じですね」
ソロ利 「うむ(笑)」
トラ君 「では、サイコロでどんな目を出したらいい結果がでやすいのですか?」
ソロ利 「うむ、では次にそれを見てみようかの」

・サイの目
  ヒットナンバー(良い順):66, 11, 33, 22, 44, 55, 25, 15, 51, 31
  四球(結果値 14)ナンバー:13, 45, 64 (,31, 51)
  好プレイ珍プレイがでやすいナンバー:61

トラ君 「サイの目は基本的にゾロ目がいいわけですね」
ソロ利 「そうじゃな。 33 の目で 結果値 1 をもっているのが強い四番打者の条件といってもよかろう」
トラ君 「3/36 でホームランとなりますからね」
ソロ利 「うむ。 次にヒットナンバーじゃが、HJ社の日本版とかなり違うので要注意じゃ」
トラ君 「HJ版では 26, 56 とか1の位が 6 の値がヒットナンバーでしたからね」
ソロ利 「そうじゃな。 ま、慣れたらどうということはないのじゃが、最初は戸惑うわい」
トラ君 「あと、25 以降のヒットナンバーの良い順は打者によって逆になったりもしますので注意が必要です」
ソロ利 「もちろん打率の低い打者は、上で示したサイの目でも 結果値が12 以上だったりするのじゃ」
トラ君 「四球は大まかな目安ですね」
ソロ利 「うむ。 選球眼はかなりばらつきがあるからの」
トラ君 「四球ナンバーでも結果値が 13(三振)だったりする場合もあります」
ソロ利 「きわどい球を空振りしてしまうかどうかを表現しておるのであろう。衣笠カードを思い出すのう(笑)」
トラ君 「古いですね(笑)」
ソロ利 「うむ(笑)。 あと四球魔人津末とか」
トラ君 「(笑)」
ソロ利 「では例として、昨年までマリナーズにいたアレックス・ロドリゲスの打撃カードでも見てみようかの」

・打撃結果値("A-Rod"様)
  サイの目 66,11:結果値 1
  サイの目 33,22:結果値 6
  サイの目 44,55:結果値 8
  サイの目 31,51:結果値 9
  サイの目 15,25:結果値 10
  サイの目 13,36,42,45,64:結果値 14
  サイの目 21,24,26,46,63:結果値 13

トラ君 「さすがですね。 素晴らしいカードです」
ソロ利 「このように、サイの目と結果値のだいたいの目安を掴んでおけばじゃな」
トラ君 「はい」
ソロ利 「ワールドシリーズの最終戦で、9回ウラにD’バックスウォーマックがライトフェンスに鋭い当たりを放った瞬間に」
  うぉ〜っ! ピンゾロ二塁打あっ!

ソロ利 「と叫ぶこともできるわけじゃ!」
トラ君 「……あの同点タイムリーの瞬間に興奮してピンゾロ〜ピンゾロぉ!と叫んでいたのは世界中であなただけだと思います」
ソロ利 「否とよ! 最後におヌシも一緒にやるのじゃ。 ほら、ミッキーマウスのテーマの節回しで」
トラ君 「チャンチャチャチャチャチャー、チャチャチャチャーってやつですか?」
ソロ利 「うむ、そうじゃ。 ではいくぞっ!」
  ピンゾロピンゾロホームラン、ピンゾロピンゾロホームラン!


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