9/1/2011 #1 "Tale of Cherry Blossoms"「桜花抄」 その1 明里(Akari) "Will it be nice to watch cherry blossoms together next spring?!" (「来年も一緒に桜見れるといいね」) ……『秒速5センチメートル』北米版です。 ……リリースされたのは今年の4月末でした。 ……北米のAmazon.comだと1ヵ月後には品切れになっていましたよ。 ……喜ばしいことです。 9/3/2011 #1 "Tale of Cherry Blossoms"「桜花抄」 その2 明里(Akari) "I really really hope you doing well, wherever you're." (「どうかどうか貴樹君が元気でいますように」) ……このセリフだけで泣けるのでちょっと砕けた話をば。 ……主人公は遠野貴樹君。 ……遠野(Tono)は北米人には日本語的に発音しずらいのか、 ……"Takaki Tono" は「高木殿」のように聞こえます。 ……最初、何を言ってるのかと思って巻き戻して聞き直してしまいました。 9/5/2011 #1 "Tale of Cherry Blossoms"「桜花抄」 その3 明里(Akari) "And when it's spring, I bet the petals fall at the speed of 5 centimeters per second." (「春にはそこでもたぶん、 花びらが秒速五センチメートルで地上に降っています」) ……手紙文の部分から。 ……"petal(ペタル)は「花弁、花びら」(ジーニアス英和大辞典) ……ちなみに「音速で伝わる」は"travel at the speed of sound"(研究社英和大辞典) 9/7/2011 #1 "Tale of Cherry Blossoms"「桜花抄」 その4 貴樹(Takaki) "There are so many things I wanted to tell her. So many things I wanted to share with her." (「明里に伝えなければいけないこと、 聞いて欲しいことが、本当に僕にはたくさんあった」) ……なぜこうも独白で泣けるのか。 ……"share with 人" はお仕事のメールでよく使います。 ……情報共有します、って感じですね。 9/9/2011 #1 "Tale of Cherry Blossoms"「桜花抄」 その5 明里(Akari) "Hey, they look like snow flakes, don't they?" (「ねえ、まるで雪みたいじゃない?(~-~)」) ……あのシーンの直前のセリフです。 ……"flake(フレーク)"はコーンフレークのフレークですが ……「(雪・雲・羽毛など柔らかい木の葉状の)一片、薄片」です。(ジーニアス英和大辞典) 9/11/2011 #1 "Tale of Cherry Blossoms"「桜花抄」 その6 明里(Akari) "I think you will be... I think you're gonna be okay! I know you will! I know it!" (「貴樹くんは、きっとこの先も大丈夫だと思う。 絶対!」) ……小さな納屋(tiny shack)で夜明かしをした翌日、 ……駅でのセリフです。 ……英語と日本語でかなり文字数が違います(北米版のほうが多いですね)。 ……でも演出的には、セリフの最初はゆっくり、 ……そして堰を切ったように早口になるってのは、北米版もオリジナルと同様です。 ……北米版でも全俺が泣きました。 |
9/13/2011 #2 "COSMONAUT"「コスモナウト」 その1 花苗(Kanae) "If I've had a tail like a dog then, he would have known how happy I was. 'Cause it would've been wagging so hard." (「もし私に犬みたいな尻尾があったら きっと嬉しさを隠し切れずにぶんぶんと振ってしまったと思う」) ……第二話です。 ……ヒロインは澄田花苗さん。 ……日本語オリジナルで「澄田さん」の部分は英語では"Kanae"です。 ……このセリフは学校で習ったはずだけど忘れた仮定法を使いまくりですね。 ……"wag(ワグ)"は「(体の一部)を振る」(ジーニアス英和大辞典) 9/15/2011 #2 "COSMONAUT"「コスモナウト」 その2 花苗(Kanae) "I fell in love with him in the first time I saw him that was back in the eighth-grade." (「中二のその日のうちに好きになって、」) ……原文では句点のない長い独白セリフの部分。 ……さすがに英語版のセリフでは文が区切られていました。 ……関係ないですが ……花苗さんの愛犬「カブ」は北米版では"Cubbie(カビー)"でした。 9/17/2011 #2 "COSMONAUT"「コスモナウト」 その3 花苗(Kanae) "Whenever I'm around Takaki, my chest gets so tight, then starts to hurt." (「遠野くんがいる場所に来ると、胸の奥が少し苦しくなる」) ……萌え独白を抜き出してみました。 ……「誰々が居る」という表現は"around"でいいみたいですね。 ……電話がかかってきたとき「(誰々は)居らん」は "Not around."で通じますし。 9/19/2011 #2 "COSMONAUT"「コスモナウト」 その4 花苗(Kanae) "Guess what, Cubbie? He doesn't know what he is gonna do either. He is like me for the same." (「ねえカブ。遠野くんわからないんだって。 一緒なんだ……遠野くんも」) ……雨降る縁側で愛犬の頭を撫でながら。 ……個人的な話ですが、 ……仕事で絡みのあった外国の人で文末に"for the same."をよく使う人がいまして、 ……ニュアンスがよくわからないけどそんな使い方するのかなーと思ってたら ……このセリフでわかりました。そんな使い方するのですね。 9/21/2011 #2 "COSMONAUT"「コスモナウト」 その5 花苗(Kanae) "Today is the day I'm getting tell Takaki exactly how I feel." (「私だって、遠野くんに今日告白するんだ」) ……萌え独白! ……「告白する」は一単語訳ではなく"tell exactly how I feel"と文章化されていますね。 ……それもまた高校生の心の中っぽくて良し。 9/23/2011 #2 "COSMONAUT"「コスモナウト」 その6 花苗(Kanae) "I know the wish I had about Takaki will never come ture." (「私が遠野くんに望むことはきっと叶わない」) ……この部分、字幕では "reciprocate"「返礼する、報いる」(ジーニアス英和大辞典) ……という珍しい動詞が使われています。 ……レシプロ機の元英語ですね。 |
9/25/2011 #3 "5 CENTIMETER PER SECOND"「秒速5センチメートル」 その1 貴樹(Takaki) "As I went about my life, bits of sadness had piled up here and there." (「ただ生活をしているだけで、悲しみはそこここに積もる」) ……エピソード3です。 ……後半の歌の部分ではなく、 ……その前に繰り返される独白が神懸っています。 ……魂が揺さぶられるくらい、泣けます。 ……小説もお薦め。アニメで描かれていない部分も個人的に号泣です。 9/27/2011 #3 "5 CENTIMETER PER SECOND"「秒速5センチメートル」 その2 貴樹(Takaki) "I was reaching for something I couldn't have. But I didn't even know what I was reaching for." (「届かないものに手を触れたくて それが具体的に何を指すのかも――」) ……この部分も、オリジナルでは句点無しで独白が続きますが、 ……英文はそれぞれが文として成立しています。 ……北米版の声優さんもなかなか雰囲気を出しています。 9/29/2011 #3 "5 CENTIMETER PER SECOND"「秒速5センチメートル」 その3 貴樹(Takaki) "One morning, I realized I'd lost all the ambition I had, Whatever kept me going was now completely gone. I knew I reached my limit. So I quit my job." (「そしてある朝、かつてあれほどまでに真剣で切実だった想いが きれいに失われていることに僕は気づき、 もう限界だと知ったとき、会社を辞めた」) ……仕事を辞めるは"quit(クイット)"ですね。 ……僕の好きな映画の「インナースペース」でも主人公のラストのセリフで使われています。 ……そしてこのシーン、全俺が号泣しています。 |
9/1/2011 雑記: 夏の終わり、粛々と表稼業 二十九日。 良いアイデアを思い付いたかも。 ……もちろん裏趣味の。 三十日。 とはいえなかなか難しい。 ……設計は1日3センチ進めばいいほうである。 三十一日。 思い返せば色々あった、充実していたといえるであろう8月も、 終わってみれば無為な一月と変わらず、 ただ消えた戻らぬ時間としか感じられないのです。 ――9月はがんばろう。 ・読書:『俺の妹がこんなに可愛いわけがない(5)』(伏見つかさ、電撃文庫) ・読書:『おれは権現』(司馬遼太郎、講談社文庫) 9/3/2011 雑記: 秋はまだ、冬は近し 一日。 ラブプラスの 背景の変化で 秋を知り。 二日。 おお、 ニコニコ静画がなにか解禁になっているでござる――。 そして台風はまだ来ない。 9/5/2011 雑記: 台風が来ないので掃除をしました 三日。 台風が来ず、表稼業は鬱。 故に耳掃除をして、裏人生を頑張る決意を固める。 ……冬は近い。 ……めっちゃ近い。こんなに暑いのに近い。近すぎる。 だって夏に例えるとGW明けあたりですよ。 てんぱらないといけない頃合なのですよ! ……がんばろう。鬱から逃げるため――生きていくために。 四日。 昨日コスプレの女の人と話をしたところ(※) (※)勿論、お金を払うお店でですw コスプレジャンルもそろそろ冬コミの準備を始めないといけない時期とのこと。 そうなのですよ。そろそろ冬の仕込みをしなければっ! ――という訳で、 しこしこと冬に出すゲームのルール書き。 頭の中でつらつら考えていたことを出したら、なんとドラフトが出来ちゃいました。 ここからのブラッシュアップが大変ですが、 土台(マンガに例えるとネームでしょうか)が固まるとホッとします。 ホッとすると表稼業のCPUも曇らないので、まぁ、良いことです。 ――でも野望は忘れない、きっと。 9/7/2011 雑記: 潜水 五日。 気鬱ゆえに、 youtubeで「けいおん!!」MADを眺めていてふと気づきました。 この作品、ただの1話すらまともに観たことがないことに……。 六日。 のぞみ号の中でつらつらと自作ゲームのルールを考えつつ、 ゲームとしては面白そうでも、 キャラゲーとしてこれは自分が作りたかったものかと疑念が生じ、 まだまだ悩みが尽きない秋です。 表稼業はぶくぶく。 9/9/2011 雑記: 長椅子 七日。 1週間が長いっす。 八日。 不覚にも「ダンボール戦記」が面白くなってきた件。 「Blood-C」を観た後は笑いすぎて爽快になっている件。 敬遠しなくてよかった。今期もどの作品もあなどれません。 9/11/2011 雑記: 絶対…… 九日。 明日死ぬと思えば 今日を懸命に生きることができるかと思った。 けど、 明日死ぬなら 今日会社辞めてるわな。 十日。 早朝、川崎を散歩。 藤子・F・不二夫美術館がオープンしたとかで、 市バスが藤子キャラでラッピングされていて素敵。 普段はチネチッタしか行かないのですが、 今日は川崎市庁舎のほうをぶらり歩き。 すると、神社(稲毛神社)のウラに……堀之内が。 ああ、タケちゃんマンの主題歌で有名な街はこんなとこにあったんだ。 と、妙に感動。 その後は浅草で散髪、秋葉を散策。 夜は心神疲労ゆえ、一番鳥で焼き鳥を食うことを自分に許しました。 絶対……大丈夫。 ・読書:『楊令伝 三 盤紆の章』(北方謙三、集英社文庫) 9/13/2011 雑記: 今日からがんばる 十一日。 一日篭城すると決めていた。 思考は二転三転して、ルールを全面書き直したものをさらに没にし、 ようやく心が決まるのはいつだって日曜の夜。 明日からは一週間のトンネル。 長い。 そして、生きる道は遠い。 十二日。 携帯の着信履歴を見たら、 海外(+44だからイギリス?)から電話が入っていました。 ほぼ百パーセント間違い電話に違いなし。 出なくてよかった……。 9/15/2011 雑記: 耐久 十三日。 8月はクーラーをドライモードで使いまくったので 東京電力からの請求、先月より300円上がってました。 1,887円。我が部屋としては昨年8月以来の最高値! ……でも、クーラーってたった300円なんだ。 電気ってすごいなーとしみじみ思いました。 帰宅後コンビニのお好み焼きを深夜0時に食べながら。 十四日。 8月は名古屋とか甲子園とか富士Qとか実に良い放浪をしました。 来週は祝日だらけ。 9月は実によい引き篭もりをしたいと願っています。 9/17/2011 雑記: 虚しき 十五日。 嘆息が続く日々ですが、 今日は良い本を手に入れたのでよしとします。 単純な喜びというものは大切、と感じました。 十六日。 今週配信(ニコ動)の『ダンボール戦記』は神回でした。 ・『レンタルマギカ 魔法使いの宿命!』(三田誠、角川スニーカー文庫) 9/19/2011 雑記: イェス、マルナーゲ! 十七日。 今日も仕事でウツな日でしたが、 JRの吊り広告で集英社文庫から 『小説フランス革命T 革命のライオン』が文庫落ちしたことを知って さっそく購入。 文庫化はやかったなー。 最終巻まで文庫化されなくて 最後にハードカバー全巻収納ボックス仕様とかでたら 購入しようと思っていた作品なのですよ。 今から読むのが愉しみです。 十八日。 マンガ居酒屋で『キメラ』(緒方てい)前半1〜8巻を読破しても 癒されないストレスアウト。 ・読書:『大阪侍』(司馬遼太郎、講談社文庫) 9/21/2011 雑記: 休みじゃない 十九日。 表稼業の仕事に、浸透作戦のごとく時間と精神が侵されて 刈られた藁のように乾いた3連休デシタ。 ……3連休じゃなかったし。 二十日。 明日できることを今日やると、 少しばかりホッとしますけど、 それは代償として消えた時間に気づいていなだけなのかも。 あまつさえ、 翌日から降ると予報されていた台風の大雨が 0時きっちりに降り出して濡れて帰る残暑の夜ときたら……。 ・読書:『All You Need Is Kill』(桜坂洋、スーパーダッシュ文庫) ※これはかなり面白かったです。 9/23/2011 雑記: たいふん 二十一日。 台風が本州を縦断して東京を直撃したことよりも それを当日まで知らなかった自分に驚きを感じてみたり。 よほど新聞を読んでいないのだな。 首都圏の在来線も時速25キロ運転だとチンチン電車並みですね。 こんなラッシュ体験、久々でした。 二十二日。 台風の翌日夜になぜ雨が降るのかわかりませんが、 天気なんてどうでもよく、 ストレスのあまり先週に引き続きマンガ居酒屋へ。 『キメラ』16巻まで読破したのですが、まだ続きがあるみたいで 肩透かしを食った気分。 そのささやかな愉しみの代償として、明日もフルでお仕事なり。 9/25/2011 雑記: 息をとめて生命はもぐる 二十三日。 祝日。出勤。 夜たまらず秋葉を散歩。 さんざん堪能したと思って岐路の電車に乗って時計を見たら 2時間も経っていませんでした。 自分……なんてお安いのか。 二十四日。 カードゲーム研究という建前で無為な時間を過ごしたり 煮詰まってニコ動でルパン三世1stを視聴したり。 だらだらしました。 ・読書:『フィオナ旅行記』(小雨大豆、講談社BOX) ↑ずっと前に買っていたのですが、ようやくまとまった時間がとれて読了。 とても良い現実逃避になりました。サスガコサメサン 9/27/2011 雑記: ごろごろ 二十五日。 休日出勤。 夕方帰り、ベローチェでコーヒーを飲んでいると気分が悪くなり―― 久々の胃潰瘍もどきか自家中毒か―― 腹具合には敵わない。 家に帰って即寝ころがり。 すべてをあきらめて安静にするのって、気持ちいいですね。 二十六日。 やはり腹具合がまだ悪ろし。 ・読書:『革命のライオン 小説フランス革命1』(佐藤賢一、集英社文庫) ↑歴史を知らなくても読めますが、やっぱマイナー武将とかの名前を知ってたほうが面白いです。 9/29/2011 雑記: 夏の終わりを惜しむ 二十七日。 「うたプリ」「ゆるゆり」。 この2作品がニコ動で配信される火曜日はとてもよい夜を迎えることができました。 夏ももう終わりですね。 二十八日。 「R−15」終わり。 「シャナ2」とのペアの水曜日はちょっと微妙かなと思ってましたけど なんか終盤は好きになったかも。 はかせの声優さんとか。 ・読書:『レンタルマギカ 吸血鬼VS魔法使い!』(三田誠、角川スニーカー文庫) |