計算尺別館: Collection: Notes


備考
画像の縮尺について 「計算尺別館」では個別の尺のペ−ジで、10, 20" 尺については全体を示す画像は 60DPI、スケールの詳細は 120DPI で、また 4, 5" 尺については全体図を 120DPI に統一しています。

スケールの表記について ここでは世界の計算尺のデータベースを CD-ROM で発行している Herman van Herwijinen 氏の表記法を使っています。

例えば "10cm/ K, A =B, CI, C= D, L | 4in" と言う表示は;

・上部壁面がスロープしていてそこに全長 10cm の目盛り
・固定尺上部に K, A 尺、滑尺の上に B, CI, C 尺、固定尺下部に D, L 尺
・下部壁面に 4" の目盛り

と言う意味です。

尺の裏・表について 片面尺では問題なく表面は決まりますが、両面尺ではどちらが表なのか、と言う問題は単純には決まりません。van Herwijinen 氏の定義は、(1) A, B, C, D 尺が同時に存在すればそちら側が表、(2)もしそれが無い時には CF, DF, C, D が有る方が表、としています。
私は原則として調整用のネジの頭がある方を表としています。これはメーカの意向を尊重しようと言う事で、たぶんメーカが表と考えた方にネジ頭を置いたのでは?と考えたからです。でもそれと違う設定をしてるかも知れません。色んな意見はぜひ聞かせて下さい。m(. .)m

ここに載せたデータに誤りを見つけた方も是非お知らせください。

備考欄の記号 *1 = 拡大レンズ付きカーソル
*2 = Donald Murtagh Collection: 元数学教師の Don のコレクションを纏めて購入したものです。
その他 = Date code 等