2001年 5月15日(火)★その2★

Live開始以降、ステージとオーディエンスのパワーに圧倒され人の潮流をア然として眺めていた。
ステージはあまりに近すぎて逆にステージとオーディエンスが共有している興奮というか一体感から まったく別の次元にいる様な不思議な感覚。
まァ実際の環境、みんなは周囲にドツカレ、押され、踏まれ、 蹴られ、殴られ、言って見れば極限状態の中でサウンドに酔いしれ、パフォームに魂を奪われている。
こちらはと言えば以外と醒めている。きっとステージとオーディエンスはある意味バトルしてるんだと思う。
どうだ、どうだ、これでもか!もっと、もっと、もっと来い!
だから弱い者同士の試合はつまらない。どっちかが強すぎても面白くない。力を出し切って死に物狂いで戦った後にだけ 満足感が生まれ、相手を尊敬し感謝する気持ちが湧いてくる。
そんな気持ちはやはり戦った両者だけに授けられる栄誉だ(GloriousJoy)

いやァ、いい勝負でした。オーディエンスが最高の時だけ、ステージも最高の物を出せるんですヨ。
ただ、そういう意味ではキャパの倍も入ってそれぞれが力の限りパワーを振りしぼってやっと5人に対抗できるのだから、 SIAM SHADE最強のバンドです。
あれは気持ちイイだろうな。多分SEXより・・・失礼!
脱線したくなってきた。チョットだけ、ダメ?イイ?・・・アリガトウ!

以前3年程 ”気”の修行をしたことがある。その中で ”気”を放出する訓練があって、部屋に自分の”気”をできるだけ放出する。
部屋の中がいっぱいになった時、今度はそれを受け入れる。すると自分の放出した何倍もの”気”が自分の体に返って来る。
みるみるパワーが自信が体中に満ちてくる。
部屋(キャパシティ)は各々の実力にもよるが、大自然の中でそれを行う姿を想像してみてくれ。
そう、それがドラゴンボールの元気玉。
栄喜が力の限り何千人ものオーディエンスに自分のパワーをぶっつける。
そのパワーが何千ものパワーとして自分に還流する。
これが最高!でなくてどうするんだ。
これこそ快感でなかったら何なんだ。
もちろんみんなも自分のパワーを出した分、ステージからそれが返ってくるんだヨ。
だから自分のパワーを出し切れなかった奴はつまらなくなるんだヨネ、キット。
だからLiveは楽しいんだ。
(ステージの方はもっと何倍も・・・ウラヤマシイ)
でも誰でもがステージ上でのそのパワーの立ち向えるわけではない。きっとすごい重圧だと思う。
だからこそ奴等はスゴインダ。

Liveレポはどうしたのって?
まァ、大太のギターテクは凄いし
淳士のドラムパワーは圧巻だし
NATINのベースはヘッドバンをさそう
一馬はロックンローラーだし
栄喜はカッコイイ
今更言うまでもないでしょう。
それでも人の口から何度でもホメ言葉が聞きたい!?
勝手にやってろ。
そんな事はすでにLive以降みんなでやっていることでしょう。
だから期待とは違うかも知れないけど、少し違った観点から報告させてもらいます。
あしからず。
 

★その3★へつづく



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