かならず いつも とおる うちに Kind Imortant Destiny 〜君を連れていくのはこの僕だよ〜

「困ったなあぁ……」
 見ると白馬君が悩んでいた。
「どうしたの?白馬君」
「あ、青子さん。ちょっと困ったことがあって…いや、別に対したことじゃないんで」
「そうなの?でも、困ったことがあったら青子に言って。青子相談に乗るよ」
 と青子が言うと白馬君はニッコリと微笑みをたたえて言った。
「そうですか?その時はお願いしますね」
「ウン」
 と白馬君と約束した。
 白馬君、何に困ってるんだろう?
 大丈夫かなぁ。
「青子、何、白馬君と話してたのぉ?」
 クラスメートの女の子達が青子に話しかける。
「何って別に対したことじゃないよ。ただ、白馬君が困ってたから何を困ってるのって聞いただけだよ」
 白馬君の取り巻きの女の子。
 結構人気あるって恵子が言ってたっけ…。
「そっならいいんだけど」
「彼氏がいるのに、他の男にまで手を出さないでよね」
 そういうつもりじゃないんだけど……。
「相変わらず、きついね。白馬君のファンの子」
「そういうふうに言っちゃ悪いよ…」
 でも、白馬君の悩みってなんだろう。
 その日の放課後、白馬君が話しかけてきた。
「青子さん、ちょっとよろしいですか?」
「何?白馬君」
「あのですねぇ、今週の土曜日はお時間空いてらっしゃるでしょうか?」
 今週の土曜日?
 キッドの予告の前の日だから…快斗が約束破った日だッ。
「開いてるよ。ホントは、快斗とデートするはずだったんだけど、快斗がその日は忙しいって言って……」
「悪かったな」
 突然、青子の頭上から声が聞こえる。
「かっ快斗っ。何?青子と白馬君の会話盗み聞きしてたの?」
「盗み聞きしてたって訳じゃねぇよ。白馬とオメェの会話が聞こえてきたんだよ。ったくーせっかく人が気持ち良く寝てたっつーのによぉ」
 そう言って快斗は大きなあくびをした。

 人が気持ち良く眠っているすぐ近くで、あのキザ野郎と青子の声が聞こえた。
 なんの会話だ?と思ってたら青子がいきなり
「開いてるよ。ホントは、快斗とデートするはずだったんだけど、快斗がその日は忙しいって言って……」
 って言いだした。
 怒ってるなぁ、この様子じゃ。
 青子がデートしようって言った日は予告日の前の日。
 最後の仕上げとして、下見をもう一度しておきたかったのだ。
 青子には…オレがキッドだって事は話してある。
 から、前のようには怒らないけれど……。
 それでも、青子にとって怪盗キッドというのは憎悪の対象なんだから参ってしまう。
 ともかくおきて、文句を言ったオレに青子はギロっとにらみつけてそう言ったのだ。
「寝てたってねぇ、快斗、もう放課後だよッ。どうしていっつも快斗ってそうなのかなぁ?」
「あのなぁっ。こっちだっていろいろとなぁ…」
 そこまでいって…言葉を止める。
 もしかして、オレ…青子に甘えてる?
 青子にオレはキッドだと話した。
 正直に話したことで許してくれるとまで言ってくれた。
 仕事に行く前と、終わった後には必ず青子に逢いに行っている。
 だから、ちょっとぐらいデートしなくても大丈夫だろうと思って…。
 やっぱてそれだけじゃ…青子だってやだよな。
 何とも言えない複雑な表情でオレを見る青子にオレはからかい半分で言葉紡ぐ。
「青子っ何変な顔してんだよ」
「してませんっ」
「あのぉ…ですねぇ青子さん?」
 その時、青子とオレの言いあいに白馬が恐る恐る入ってくる。
「ゴメンね、白馬君。で、なんだっけ?今週の土曜日に時間あるけど何?」
「実は、知り合いの方のパーティに誘われてまして。そこに青子さんをお誘いしようと思っていたんですよ。いかがですか?青子さん」
 はっ?
 パーティ…だと?
「青子で良いの?」
「もちろん実は青子さんをお誘いしたかったので」
 そう言って白馬は紳士的に笑う。
「あのなぁ、一人で行けよ」
「有名な財閥のお嬢さんの誕生パーティなんで男一人でと言うわけにはね残念ながらそういうわけに行かないんですよ」
 全然顔が残念そうじゃねぇんだよっ。
「そうなんだ…。だったらますます青子なんかが行ってもいいの?」
「構いませんよ、青子さんをぜひエスコートさせて下さい」
「んーそこまで白馬君が言うんじゃ仕方ないね。良いよ、青子、白馬君と一緒にいってあげる」
 唖然としているオレを無視するかのように青子と白馬は話を進めていく。
 そんな時だった。
「黒羽君、ちょっと良いかしら」
 そう言って紅子がオレを屋上まで引っ張り出した。
「なんだよ、紅子」
「あなたに良いことを教えてあげようと思って」
「だからなんだよ」
 オレの苛立ちに紅子はシニカルに微笑みながら行った。
「あなたが明日、盗む予定になっている宝石はねぇ」
「あのなぁ紅子、何度も言ってるだろう。オレはキッドじゃないって」
「最後まで人の話は聞きなさい」
 そう言って紅子はオレをにらむ。
「今日彼が行くことになっているパーティ会場と同じ場所よ。怪盗キッドが予告状を出したところと同じ場所よ」
「何でオメェがそんなこと知ってんだよ」
 思わず紅子の言葉に驚いてしまう。
「私も誘われたのよ」
 誘われた?
「誰に?」
「誰にって白馬君に決まってるじゃない。でも、私、お断りしたのよ」
 白馬のやつ紅子に断られたからって青子を誘うんじゃねぇよ。

 鏡みて頷く。
 でも…気が乗らないのはどうしてだろう。
 そして、白馬君のお迎えに気後れする。
 リムジンでの出迎え。
 白馬君って…イギリス人とのクォーターなんだって。
 おばあさんが日本人でおじいさんがイギリス人の貴族って言ってた。
 伯爵だって……。
「僕もイギリスに行ったら子爵の爵位を頂いているんですよ」
 ってはにかみながら言ってた。
「爵位なんていらないって言ったんですけどね。祖父母には男の子と言うのが産まれなくって……僕が唯一の男なんですよ。特に、祖父にはかわいがられているんです。僕がイギリスに住んでいるのはそういう理由もありますね」
 その言葉にますます気後れする。
 そんな白馬君が招待されるパーティって言ったらかなりのパーティなんじゃないの?
 一般人の青子が行ってもいいのかなぁって…考えてしまう。
「どうぞ、青子さん」
 パーティ会場に着いたのか白馬君が青子のことをエスコートしてくれる。
 他の人のお迎えの車や乗ってきた車をみると高級車がずらりと並んでいた。
 ……ここっていわゆる社交界っていうやつじゃないのぉ?
 青子…テレビでしか見たことないよぉ……。
 こんなピンクのワンピースでいいのかなぁ?
 知り合いの人の結婚式に来ていったワンピース…。
 大丈夫かなぁ。
「どうかなさったんですか?青子さん」
「白馬君…青子…変じゃない?」
「変って…どこらへんがですか?青子さん、心配なさる必要全然ありませんよ」
 そう言って白馬君は紳士的に微笑んだ。
「探さんいらっしゃい」
 このパーティの主催者である女の人が白馬君に挨拶にやって来る。
 あれ…この人…。
「コレは園子さん、この度はお誕生日おめでとうございます」
「わざわざ、きてくれてありがとう。まさか、探さんがきてくれるとは思ってもみなかったわ。東の二大探偵の初の顔合わせね。後ろのお嬢さんは、探さんのガールフレンド???!蘭?のハズないか…とすると…って中森さんっ」
 青子のことを知っているパーティの主催者のお嬢様は蘭ちゃんのお友達の鈴木さんだった。
「何で中森さん、探さんといるの?黒羽君は?」
「……青子…白馬君に誘われたの…。ねぇ、東の二大探偵の顔合わせよねって言ったよね…。新一君もいるの?」
「新一君、いるわよ。蘭も一緒にね。呼ぶわ。蘭、新一君」
 鈴木さんの声に蘭ちゃんと新一君がこっちに向かってくるのが見える。
「青子さんが園子さんとお知り合いだとは知りませんでしたよ」
「鈴木さんは…青子の友達の…蘭ちゃんの親友なの」
「蘭さん?と言いますと、毛利探偵のお嬢さんの事ですか?」
「うん…白馬君知ってるの?」
 青子の言葉に白馬君は頷く。
「えぇ、とある事件の時にお逢いしたんですよ。そう言えば、青子さんによく似てらっしゃいますね」
 とその時蘭ちゃんと新一君がやってきた。
「黒羽君!???いや…彼はココにいないはずだ…」
 白馬君が新一君をみて驚く。
「探さん、紹介するわ。私の親友の毛利蘭さんとその彼氏の工藤新一君よ。彼はね、東の高校生探偵として有名なのって知ってるか?」
「えぇ、存じてますよ。蘭さんとはとある事件でお知り合いになりました。工藤君の事も存じてますよ。しかし…黒羽君に似ていますね」
 白馬君の言葉に新一君は嫌そうな顔をしている。
「青子ちゃん?快斗…知ってるの?ココにいること」
 新一君がふと青子に聞いてくる。
「…ココにいることは知らないと思う…。快斗、ナンカ用事があるんだってっ」
 つい…口調が荒くなってしまう…。
「………ったく…アイツ何やってんだよ…」
 その言葉に青子は頷くしかない…。
 ホント…快斗のバカッ。
 なんで…下見なんかするのよっ。
「まぁ、きたくても彼は来れないでしょうね。それよりか、もうすでにココにきているかもしれませんよ。なにせ彼は怪盗キッドなんですから」
 白馬君は嬉しそうに言う。
 その言葉に青子はドキッとした。
 そう言えば…前、快斗が言ってた。
「白馬にばれそうなんだよなぁ」
 って…。
「どうかなさいましたか?青子さん。存じませんでしたか?黒羽快斗が怪盗キッドなんて」
「違うよっ、快斗は怪盗キッドじゃないもんっ。快斗があんな泥棒のハズないもの。それは青子が一番知ってるものっ。青子が大好きな快斗が青子が一番大っ嫌いな怪盗キッドのはずないわっ」
 声を荒げて否定する。
 キッドは嫌い…。
 やっぱり嫌い…。
 快斗の側にいられないときはやっぱり怪盗キッドなんか大っ嫌いって…思ってしまう…。
「青子さん、あなたはそうやって否定しているんですが。ありとあらゆるデータが彼、黒羽快斗だと指し示しているんですよ」
「でもでも…ずっと前にどっかの美術館で快斗がいたときキッドがでたじゃない。それでも…白馬君は快斗がキッドだって言い張るの?」
 何で…青子は快斗のフォローしてるんだろう。
 キッドのバカ…。
 快斗のバカっ。
 大っ嫌いっ。
「……白馬って言ったっけ?快斗はオレの友人なんだよね。オレの友人をさぁ疑うことやめてくんない?」
 なきだしそうな青子を見かねたのか…新一君がフォローに入ってくれる。
「しかしっ」
 その時だった。
 何かがかすめるように青子と白馬君の間を走っていく。
 その先にみたものは、
「トランプ?!」
 …このトランプは……。
「あのバカっ」
 新一君がふと呟く。
 それはトランプに驚いた白馬君には聞こえてない。
「白馬探偵。申し訳ありませんが、そのお嬢さんから離れていただけませんか?」
 声のするほうをみるとトランプ銃を構えた怪盗キッドがいた。
「怪盗キッドっっ!!!!」
 そう言って白馬君は青子をかばうように怪盗キッドの方に体を向ける。
「白馬探偵、聞こえませんでしたか?中森警部のお嬢さんから離れていただきたいのですが」
 そう言いながらも怪盗キッドはトランプ銃を白馬君に向けたまま。
「怪盗キッド、オマエは、青子さんとどういう関係なんだ」
「関係?」
 そう言ってキッドはいたずらっ子のように笑う。
 何…を言うつもりなの?
「そうですね…彼女は…私にとって盗もうと思っても絶対に出来ない、宝石とでも言っておきましょうか…。とある人に頼まれたんですよ、大切な宝石をとられそうだから取り返して欲しいって」
 かっ快斗ぉ。
 なんなのよぉ。
 快斗の言葉に顔が赤くなる。
「とある人って言うのは誰の事ですか?この僕が納得いくような人物にしていただきたいですね」
「残念ながら、依頼人の名前はあなたにお教えすることは出来ませんので」
 そう言ってキッドは青子の所に来る。
「お迎えに上がりました、青子さん。しがない怪盗ですが、私ときていただけますか?」
 そう言ってキッドは世界中の女性が魅了されてしまうという笑顔を青子に見せる。
 キッドである快斗に会うのはコレで何度目だろう…。
 快斗はキッドだってわかってるくせに…快斗だって思えない…。
「…キッド。依頼人の名前、青子には教えて。青子は知る権利あるよ。そうでしょう?」
 青子は快斗がキッドが…快斗なのかって分からなくなって…。
 不安なの。
 青子の言葉にキッドはにっこりと微笑んだ。
 この…人懐っこい笑顔は快斗の…笑顔。
 その笑顔にぼーっと見とれているとキッドは青子の耳に顔を寄せる。
「バーロォ、この黒羽快斗以外にいねぇだろ…。青子、分かって言ってんのか?」
 そう言って小声で囁いた。

 耳元で囁いたオレに青子はビックリしてオレを見つめる。
「……っそんなこと…言わないでよぉ…」
 そう言って青子は、オレにしか聞こえない小さな声で顔を真っ赤にしてうつむきながら呟いた。
 うわぁ…青子、メチャクチャ可愛い…。
 やべっここで抱き締めたくなってきた……。
 そういうわけにもいかねぇんだよな。
 オレの今の格好は怪盗キッドであって…、黒羽快斗でない。
「それでは、青子さん。わたしと一緒にきていただけますね?」
 青子にそうつげ、青子の返事を待たずに、その場から退散した。
 新一に、お願い事を残して。
 今回、オレが盗むはずだった宝石は…鈴木財閥所有の宝石。
 その宝石は盗まないって言うカードを新一の胸に差し込んだ。
 邪魔したおわびって奴かな?
 気付いてくれるだろうけどね。
 会場の上の階の窓から青子を抱えて夜の空へ飛びだす。
「快斗ぉっ」
「私は快斗じゃありませんよ。青子さん」
「どっちも一緒でしょっ」
「確かに」
「それよりっ、こっ怖いんだけどぉ」
 そう言って青子は涙声でオレにしがみつく。
「大丈夫、少し休むから」
 目の前のビルの屋上に下り立った。
「青子?大丈夫?」
「大丈夫なんかじゃない。キッドなんか知らないっ。青子のことさんざん悩ませてるキッドなんて知らないっ」
 そう言って青子は顔を真っ赤にしたまま怒る。
「すいません…青子さん。あなたのことを悩ますつもりなんてこれっぽっちもないんですよ……。青子…ごめんっ」
 キッドで謝って、素に戻って謝って。
「オレ…青子に甘えてる。怪盗キッドだって青子に言って…それで許して貰えた気になって、青子を寂しい思いさせて……。……。ごめん…青子」
「かいと……。ホントに分かってるの?」
 青子はオレを見ないで呟く。
「青子…快斗の事心配なんだよ。さっきだって、白馬君が快斗のことさんざん疑ってたよ。快斗はキッドじゃないのかって。青子がフォローしてもぜんぜんで新一君までフォローしてくれたんだよっ。ホントに、分かってるの?……青子…やだよ…。快斗がいなくなっちゃうの……」
 そう言って青子は泣きだした。
「いなくならねぇよ。オレは…青子の前からいなくなろうなんて、これっぽっちも思ってねぇんだぜ」
「ホント?」
「ったりめーだろ。嘘言ってどうすんだよっ」
「良かった」
 そう言って青子はニッコリと微笑む。
 …やべ…さっきは…せっかく押さえたのに…。
 ちょっと…おこるかな?青子。
「青子……」
「何?快斗」
「青子のこと…抱き締めていい?」
「な…急に何言うの?それに、そういうこと普通は言わないよっ」
 そう言いながら青子は顔を真っ赤にしてうつむく。
「まっそうだよな」
 そう言いながらオレは青子のことを抱き締める。
「快斗…もしかしてまだキッドのままなの?」
 青子の言葉に首をかしげる。
「どういうこと?」
「何となくそう思ったの。……快斗…」
「何?」
 オレを見上げながら聞いてくる青子は顔を赤くしているオレに問い掛ける。
「モノクル…外していい?」
 その言葉にオレは静かに頷く。
 静かに青子の手がオレの顔に伸び顔にはまっているモノクルを外し、ニッコリと微笑む。
「……青子?」
「やっぱり、快斗だよね」
 やっぱりってどういう意味だ?
「青子ね…不安だったの。キッドは快斗だって分かってても、違う人みたいで不安だったの。でも、やっぱり快斗は快斗なんだよね」
「ったりめーだろ。不安になる必要ねぇよ、だから安心しろって。ところで、青子、明日どうする?」
「明日?なんで?」
 オレの言葉に今度は青子が悩む。
「明日は暇になったの。あそこにある宝石は多分、オレが探してるやつと違うやつだから盗まない事にしたんだよ。もう、鈴木財閥の会長も知ってるんじゃないのかな?」
 新一のフォローが聞いてればなんだけど。
「そうなんだ。でも、大丈夫なの?」
「あぁ、大丈夫。本物だったら、のんきにあそこでパーティなんて開いてられないって。それより明日はどうする?」
 オレの言葉に青子はニッコリと微笑みこう言った。
「じゃあ、お買い物付き合って。新しい洋服買いたいの。だから、お買い物っ」
 げっ買い物?
 メチャクチャ疲れるじゃねぇかよ…。
「何?嫌なの」
「…いえ…お供させて頂きます。さて、帰るか」
 そう言ったオレの言葉に頷いた青子を抱きかかえて夜の空へと飛んでいく。
 青子の家に着いた途端に青子の携帯に電話がかかってきた。
 相手は名探偵の彼女。
 オレがいないかって名探偵が確認の電話を入れてるらしい。
 青子にいないって言ってと頼んでその側で聞いている。
 かなり…おこってるらしい。
 やべぇなぁ。
 今度会ったら殺されそうだ。
 青子にいったら
「一度殺されてみたら?」
 なんて恐ろしいことを言われた。
 やっぱ…まだ少しおこってるみたい。
 って思ってたら
「冗談に決まってるでしょ。快斗、……もしかして本気にとったの?」
 と青子にからかわれた。
 夜はまだ早い。
 とりあえず、警部が帰ってくるまで居る事にしたオレに青子はニッコリと微笑んでくれたのだった。

*あとがき*

すっごく意味のないタイトル。
Tomorrow Made newを聞いてあぁ、これ使えるじゃんって。
これの頭文字をとるとTMNなんだよねぇっててっちゃんが言ってたんだよ。
そこから考え出した。
おおもとの頭文字を引っこ抜くとかいとうKID。ホントは英文にしようと思ってた。
Kind Important Destiny The Pleasure Tomorrowの頭文字をとるとKID the Phantom thief。
のハズなんだけど今一うまくいってないんだよね。
しっかし…キッドってキザだよねぇ。
恐ろしくなるほどいろんなセリフが浮かんでくる。