シェフ不定期日記

<2004 洋菓子フェスタ in kobe> 2004-5-7(fri)

 今年も無事に終りました洋菓子フェスタ。
ご来店くださった方、本当に有難うございました。
毎日来てくれた方、全種類買ってくれた方、遠方から駆けつけてくれた方、
感謝感激です。とにかくレジ担当の人がその単価が高い事に驚いていたそうです。
何軒か苦情もあったようですし、いろいろ至らぬ事もあったでしょうがお許しください。

むぎっこ&ティザーヌ  売上1位の目標は達成できませんでした。
それでも去年よりひとつ順位を上げて3位でした。
全く無名の「むぎっこ&ティザーヌ」があまりにも売れるので、
「ツマガリ」の社長が「一体何者だ?」と売り場担当に詰め寄ったらしい(笑)
前年の1位の売上を参考に予算を組んだのですが、
今年は来場者も多く日が良かったせいか、1位、2位はダントツだった。
どこのお店か知りたい?こっそり教えましょう。
むぎっこ&ティザーヌ  個人的には不覚にも風邪を引いてしまって体調が万全じゃなかった。
そういう意味では不完全燃焼・・・
用意した60種類以上のメニューは、結局50種類弱ほど。
それでもショーケースにならんだ商品群は圧巻だったんじゃないかな〜。
前半3日間のメニューと後半4日間のメニューが多少変わって
毎日来てる人には目新しかったじゃないかな。
他店のシェフ達も毎日偵察に来ていたらしいし。。。

 気になったお店が1軒。
売り方も斬新でカフェ風の若い感覚のデザインが目を引いた。
買って食べようかなと思ったけど、売上貢献になるので買わなかった。(売上も肉薄してたし)
伊川谷にあるお店も頑張ってた。子供受けしそうなケーキで絶えず人が溢れてた。
とにかく目立って売れたら勝ち。そういう意味じゃフロアー中声が響き渡ってた
「むぎっこ&ティザーヌ」の橋本、細見姉妹の「声だし」はすばらしい。

 最後になったけど、お手伝いしてくれた生徒さん有難うございました。
貴重なお休みの時間を申し訳なかったです。
今年は売り場と製造を経験してもらい大変だったと思います。
「楽しかった!」と言ってもらった一言が嬉しかった。
また機会があれば宜しくお願いします。

<お金返せ!> 2004-4-21(wed)

 加納町2町目にある「〇〇〇製菓専門学校」
1回にカフェが併設されている。ここのケーキが不味い!
信じられないくらい不味い!(何食べても)
ご丁寧にも「安全な材料を吟味し、専門学校の講師が作っています。」だって。
お金に余裕のあるる方、1度買ってみてください。怒り通り越して笑いますよ・・・。

 洋菓子フェスタのポスターが出来上がってきました。
2〜3軒、気になるお店がありました。(ケーキの味じゃなくて販売方法)
そのうちの1件が私が良く買うお店です。
不味い!」と言われないようにボチボチ頑張ります。


<トレビあ〜ん> 2004-4-14(wed)

 洋菓子フェスタのメニューも決まり、準備も着々と進んでる。
切羽詰ってた去年とは雲泥の差だ。
生菓子、焼き菓子、合わせて軽く60種類は超えてる。(本当に出来るんだろうか?)
その中でも今回の為に作った限定商品があります。
(神戸ウオーカーでも紹介されます。写真撮りのサンプルを
私が作れなかったのでどんな仕上がりか心配ですが・・・)
タルトレット型にパイ生地を敷き込み、小倉あんを絞って栗をのせます。
そこにマロン風味のバター生地を絞って焼き上げます。
冷めたら、ナパージュとグラスを線描きして仕上げます。
その名も『トレビあ〜ん』220円。毎日、50個限定です。
多分、お昼頃に店頭に並ぶはずです。
大丸側の提案で季節のフルーツを使ったケーキ2種類も、
各30個ずつ出す予定です。楽しみにしていてください。


<名物おばちゃん> 2004-4-7(wed)
カレーうどん 三宮『ときわ』のカレーうどん。
(うを勢の前にある)
何食べても美味しいんだけど、
うどん以上に存在感のある!?
72歳の楽しい女将さんがいる。
(いないとガッカリするほどの存在)
近ければ毎日行きたいな〜。
それに、ヴィッセルの選手と遭遇するかもね。。。
(イルハンだっけ?トルコの貴公子は来ないです)

<ル クルーゼ> 2004-3-31(wed)
 プロフーズで買った子羊をル クルーゼで蒸し焼きにした。
ヘタなレストランで食べるより10倍はおいしい。
この鍋があるだけでお料理上手になった気がする。
嫁入り道具にぜひ!

<炭火焼豚> 2004-3-24(wed)
チャーハン  南京町で美味しい中華屋さんを見つけました。
中央広場、老祥記の向かいの「昌園」
夜は少し高めだけど、ランチはかなりお得。
何よりシェフの料理に対する真摯な姿勢に脱帽。
中華屋にありがちな『愛想の悪さ』もない。
そして、 やっと買えた「和記」の焼き豚。
(いつ行っても売切れだった)
雨の降る寒い日なら買えるかも。

<今年もまた・・・> 2004-3-19(fri)

 今年も出店します。『神戸大丸の洋菓子フェスタ』
(出店するかどうか悩んだ。去年は3つの仕事を抱えてて激ヤセしたし・・・)
去年は予想に反して売上が良かったので(売上高4位だった)
今年はもっと広いスペースを与えられた。
期待されると意気に感じるし、やると決めたら売上高1位を目指します。
期間は4/29〜5/5までの7日間。去年より1日増えてます。

<高病原性鳥インフルエンザ(H5型)> 2004-3-10(wed)

 鶏肉、鶏卵などの食品を介して鳥インフルエンザが人間に
感染した例はないのに大袈裟に騒ぎすぎでしょ。
(鶏肉、鶏卵にウイルスが存在したとしても食べても全然問題ない)
社団法人日本養鶏協会や養鶏関係中央団体のHPで確認できます。

 我々製菓業にとって鶏卵(生卵)は切っても切り離せないので
「卵の選び方」について少し書きましょう。
有精卵(商品名です。受精卵じゃない)とか平飼いなんていう表示に騙されないようにしましょう。
値段を吊り上げる手段です。雄雌一緒に飼ってるというから消費者は受精卵と勘違いしている。
雄雌一緒に飼う時の危険性は交尾によってサルモネラが次々感染する事です。
(生産者なら誰でも分かっている事)
重大な危険(1986〜88年にイギリスで爆発的に起こったサルモネラ中毒事件)
から逃れる為には、牛の全頭検査並に鶏にも
サルモネラ菌の有無を全郡血液検査する事を義務付けて欲しいものです。
有精卵だという養鶏場で血液検査をしているところは皆無です。
また放し飼いはサルモネラ菌を保有しているネズミや
治療法のない野鳥の疾病に曝される危険性もあります。
(今回のインフルエンザのように。。。やはり舎内で飼うべきでしょ。同時に野鳥、ネズミの排除の徹底))
賞味期限、保存方法も美味しく食べる条件じゃありません。
効率と生産性を追及するあまり、鶏舎構造や機械化による飼育環境の変化から
サルモネラの常駐化が進んでいます。
保存温度10度C以下はサルモネラ菌が増えない温度という意味。
美味しく食べる条件じゃないです。
結局、危険な卵のツケを消費者が払う事になります。
食品評論家が言う「優精卵とか平飼いとか生産者の名前を記してある卵を選ぼう」
なんていうのは間違いです。

 教室で使っている卵ですか?全ての条件をクリアーしています。
宣伝じゃないけど、世界でもトップクラスの生産システムだと思います。
鳥インフルエンザと鶏管理、産卵状況は「安全です!」との報告を受けています。

<まばゆい午後が・・・> 2004-3-3(wed)

 とある休日。
面倒な仕事は午前中にさっさと終らせて、
お気に入りの『Keiko Lee』のCD、コーヒーとデザートでまったりとした午後を。
そんな思惑もぶっ飛ぶ大事件が勃発。(ここでは書けません・・・)
まあ〜次から次といろんな事が起こる。
目の前で起こるすべての事は現実なので(良い事も悪いことも)
受け止めるようにしている。
大概の事では驚かないけど・・・。またいい勉強させてもらったよ。この野郎!

<バレンタイン休暇> 2004-2-26(thu)
伊勢うどん バレンタインが終ると こっそり休暇を取って旅立ちます。
最初に食べたのが柔らかく湯掻いたうどんに
たまり醤油のタレをかけて食べる生暖かなうどん。
1度食べればもういいかな。。。
残酷焼き 炎にあぶられ のた打ち回る伊勢海老。
野趣溢れる海女料理。
ここでは『残酷焼き』と呼ぶそうな。
これが伊勢海老の1番美味しい食べ方だな。
的や牡蠣 全12品の牡蠣尽くしの料理。
牡蠣好きの私にはたまりません。
ワンシーズンでも100個以上は食べてる。
伊勢志摩は美味し国だった。
(伊勢うどんを除いては・・・)

<どうでもいいこと> 2004-2-18(wed)

 バレンタインも終ってホッと一息。
今年はフランスのMOF5人衆のチョコレートのアソートを食べた。
きっと作りたては美味しいんだろうな〜。
空輸されてからさらに時間が経って『劣化』してる感じだ。
日本人の商魂と金に目がくらんだフランス人。
年々、ヒートアップしていくんだろうな・・・どうでもいいんだけど。

 昨日の(17日)神戸新聞に『キョウ 暢雄』が紹介されてた。
『ウルルン』見てくださいね〜これもどうでもいいんだけど。。。


<ウルルン滞在記> 2004-2-11(wed)
ボンボンショコラ ボンボンショコラ すぐに完売しました。
有難うございます。全身全霊を込めて作りました。
一粒一粒味わってお召し上がりください。

 姫路出身のイケメン俳優・・・(名前忘れたし、見たことないんだけど)が
22日放送の『ウルルン滞在記』に出演します。
スコットランドでウイスキー作りに挑戦するそうです。
この俳優の熱烈追っかけのNさんから「みんなで見て視聴率を上げよう!」とのお達しがありました。
(実家が近所で たまたま母親同士が知り合いだったそうです)見てあげてください。。。

<ハッピーバレンタイン> 2004-2-4(wed)

 各デパート、バレンタイン商戦真っ盛り。
個人的に食べてみたいのは『イヴ・チュリエス』を始めとするフランスのショコラティエ達。
特に今年は『日本初登場』が多い気がする。とてもじゃないけど多すぎて全部は無理だけど・・・
(凄い時代になったと思う。お客さんは分かってるのか?)

 横浜『松坂屋』でのフェアーも無事終わりました。予算どおりの売上で一安心。
松坂屋のある『伊勢崎町』はかなりの下町。神戸でいう『新開地、福原』あたりか?
商品力と販売力があればどこでも売れるということを証明した。
去年、トルコフェアーで成功した『高島屋』に売り込みに行きます。
東京、日本橋の『高島屋』でフェアーがしたいな〜。夢だけど。。。

<何とか終りました> 2004-1-27(tue)
グルメバザールの商品が出来上がりました。
今月の通販の『京番茶の生チョコ』
新たに作った『玉露の生チョコ』
『チェリーボンボン』『ショコラのアソート』『焼き菓子』
焼き菓子は私の担当ではないけれど、まあまあいい出来。
(全てチョコレート味の焼き菓子にしました)
来月の通販で『ショコラのアソート』を販売します。
少し味の修正をして新たに3種類を追加予定。
冬はやっぱりショコラでしょう。。。

<佐川満男も来ます> 2004-1-22(thu)
ちらし 1月29日から始まる横浜、『松坂屋』での
<神戸 ファッション・グルメバザール>
なんと神戸市も後援してくれる。
シー・クィーン(ミス神戸)と佐川満男まで来店。
(佐川満男って何者だ?!)
只今、販売予定の2000個のショコラを製造中。
またまた徹夜か・・・。

<舟盛り> 2004-1-14(wed) 
自宅に舟盛りを宅配してくれるサービスがある。
お祝い事、人が集まる時に便利。
鯛、ウニ、赤貝、あわび、まぐろ・・・超豪華。
太陽の光が暖かい昼下がりのランチ。
と、言ってもレストランの外は凛とした空気が。
三宮から車で30分の距離。
少しだけ日常を忘れさせる隠れ家的なホテル。
ここはやっぱりディナーがお勧めか?!
満天の星空や百万ドルの夜景、露天のジャグジー。
そんなロケーションで食べるから美味しいだな。
値段も良心的。宿泊の予約取るのも難しい。
(残念ながら今回はランチだけ。料理は普通か・・・)

<ことほぎ> 2004-1-7(wed)
明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いいたします。
暖かいお正月で良かったですね。
年末の疲れも取れていいお正月でした。
恒例の?近場の山登りに出かけ、途中の燈篭茶屋で、
おでんとトースト&コーヒーの朝食。安くて妙においしい。

 少し不安だった健康診断の結果も『異常認めず』で一安心。
コレステロールも中性脂肪も平均値以下。血圧は低いし肝機能も正常。
体が丈夫なのが唯一の才能か???
今年も元気でぶっ飛ばしま〜す。

<悲しきパイ職人> 2003-12-31(wed)
ガレット デ ロワ 2003  1人で作るには多すぎる注文が来まして・・・・
3日間粉まみれになりながらも
まあ、何とか終りました。
機械が入らない手作業というのは手間の掛かるものです。
効率やコストなんて入る余地もありません。
職人の技量が一番分かるのが
この『ガレット デ ロワ』かもしれない。

 今年も山あり谷ありの1年間でした。
とにかく良く働いたな〜という印象。
その中でも健康で1年間働けたということが1番かな。
「健康だったら何でも出来る!」by アントニオ猪木

年末に約10年ぶりに健康診断を受けまして、
結果は年明けなんですけど。(忙しくて行けなかった)
少し不安だけどまあ、大丈夫でしょ。
いまだに身長が伸びてる方が恐い。。。

1年間ありがとうございました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
ティザーヌもいよいよ10年目に突入です。
次のステップの足がかりになる1年にしたいです。
また来年も宜しくお願い致します。
みなさま、良いお年をお迎えください。

<シャンパンのムースって・・・> 2003-12-26(fri)

 無事にクリスマスも終りました。
3日間で50台ほど。。。1人でやるにはちょうどいい数だった。
3種類以外にも「チョコは出来ないんですか?」とか「12cmはないんですか?」
極めつけは「義理の妹がシャンパンのムースが食べたいって言ってるんですけど。」
「えっ、う、うん。作るよ・・・」結局、全部受けた。
安いスパークリングワインなんかで代用しないから
ケーキの売価より高くついたじゃん!
余ったシャンパン飲んだら酔っ払って危うく寝ちゃいそうだったし。
原価なんてあまり考えないし、予約くれた人には喜んで欲しい一心で作っているだけ。
いろんな人に「安すぎる!」って言われたけど、それが信念だからようがない。
(出来ないことは出来ないって言うし、わがまま聞くのは一定の基準があります)
クリスマスが終っても忙しさは変わらない。大晦日まで頑張るか。
『寝正月』決定・・・


<ノエル 2003> 2003-12-17(wed)

 クリスマスケーキの注文を沢山いただきましてありがとうございました。
『オール』決定です。。。(嬉涙)
クリスマスにオールするのは初めてだ。(教室では)
年々、注文とレッスンが増えていくのは嬉しいことです。
大体、ケーキ屋さんのクリスマスケーキなんて
『高い』、『不味い』、『雑』でろくなモンじゃない。
(元、ケーキ屋さんが言ってるんだから間違いない)
数をこなさなきゃいけないから、普段の仕事より雑になって美味しくない。
それなのに値段も普段より高めに設定してるのはおかしな話でしょ。
今回、ティザーヌで販売するのはありふれたケーキばかりですが、
1台1台丁寧に作っています。原価も普段より掛けています。
なのに価格も安く設定しています。(これもおかしな話だけど)
一瞬でもケーキが主役になれて「美味しい」と言ってもらえれば
『オール』でもなんでもしますよ。


<エド・サリバン ショウ> 2003-12-10(wed)

 クリスマスまで2週間か〜1週間が早いな。
まだ『嵐の前の静けさ』ってとこか。(このまま静かに終ったりして・・・)
慌ただしい1年だったので最後まで忙しさが続くでしょう。
 来年1月の終わりから横浜の松坂屋で行なわれる
『神戸フェアー』に出店することになった。
といっても商品だけだけど。(生菓子は送れないのでショコラにしようかな)
未だに『神戸ブランド』なんて通用するのか?
新年から忙しくなりそうだ。

 『ニュースステーション』恒例の年末ビートルズ特集。(マニアには涙物でしょう)
アメリカの『エド・サリバンショウ』に出演した時のライブをノーカットでオンエアーしてくれる。
月曜日、『プリーズ プリーズ ミ』、昨日『アイ ソー ハー スタンディング ゼア』
さて今日は何だろ?

<9年目です> 2003-12-3(wed)

 来年のメニューが出来ました。
また少し髪の毛が抜けたかもしれません・・・

おすすめメニューはリンゴを使った3種類。
上級の『タタン ド ポンム』 普通の『タルト タタン』じゃありません。
リンゴのほかにあるフルーツが入ります(2種類)
中級の『タルト ポンム』ティザーヌのスペシャリティーと呼べるリンゴのタルトが出来ました。
『アップルパイ』もこう御期待。
来年のメニューが出来て少しホッとした。。。  


<選挙> 2003-11-27(thu)

「選挙行った?」
「行ってない。投票したい候補者や支持する政党が見つからないから
 積極的に棄権して意思表示してる。」(いつも同じ答え)
「もっともらしいこと言って。ハナから選挙なんて興味ないんだろ。
ダメだよ!行かなきゃ。義務なんだから。」
「『高速道路を無料にする』『安心して暮らせる社会』『ダム建設や消費税反対』
なんて出来ないこと約束する候補者なんて信用できる?
自転車に乗って選挙運動する人とか過保護な候補者とか・・・」
「だから選挙に行くんじゃない!自衛隊がイラクに派遣されて、
大変な目に遭った時に初めて真剣に考えても遅いんだよ。」
次からちゃんと選挙に行くから、いつもいつも「選挙行った?」って電話してこないでね!
このくそ忙しい時に。本当におせっかいだよな。。。

<クリスマスソングが流れて・・・> 2003-11-20(thu)

 クリスマスまで1ヶ月か〜。
さすがに忙しくなってきた。1日4回レッスンなんて日もある。
もちろんイスに座って休憩なんて事はない。
12時間立ちっぱなしの日も・・・
ヴァレンタインのメニューも考えないといけないし、
クリスマスケーキも出来たような出来ないような。。。
そんな訳で来年のメニューも遅れています。
(もう少しお待ちください)
クリスマスモードに入ると忙しくても疲れも感じなくなってくる。
今はまだ『バタバタしているうちに今年も終って行くんだな〜』と
ちょっと冷めてるところ。
さて今年のクリスマスはどうなるんだろ?
しかしこんなことよく毎年やってるよな・・・感心するわ。


<私も鼻が高い> 200-11-13(thu)
 ティザーヌの生徒さんである前田さんが
ミキプルーン主催のミキプルーンを使った
コンテストで入賞しました。
6400通の応募で書類審査で通過したのは24人。
会場での本選に望みました。
結果は上位入賞者10人に選ばれました。(審査員特別賞は凄い!)
ミキプルーン入りのバター生地をソフトクリームのコーンに
詰めて焼き上げた発想が評価されたんでしょう。(味も)
いろんな苦労話を聞いてるせいか、自分の事のように嬉しいです。

<中村 藤吉本店> 2003-11-5(wed)
 宇治市といえば平等院。世界遺産である。
拝観料が『600円』と知って「高けぇな〜、やめとこ。
いつも10円玉で見てるし・・・」

 JR宇治駅前にある茶商、中村藤吉本店。(安政6年創業)
京町屋造りの暖簾をくぐると、なんともレトロな銘茶売り場がある。
さらに中庭を抜けると和モダンな喫茶室。
Tシャツを着た若い女の子がキビキビ働いている。
偶然にも注文した抹茶ゼリーが『600円』
世界遺産より抹茶ゼリーである。美味しい。。。

<カノビアーノ京都店> 2003-10-30(wed)
 講習会の期間中に泊まった旅館の料理が本当に美味しくて
(5月にも泊まった。無理を言ってまた泊めてもらった)
初日は、この旅館の名物『ボタン鍋』。
次の日は、『松茸会席』。
(涙が出そうなくらい美味しかった)
朝食もまた品数が多くて超豪華。
朝から食べ過ぎると緊張感がなくなるので、
セーブするのが大変だった。
 午前の講習が終るとまたお弁当が出て、
合い間には、何杯もコーヒーが出て、
ケーキは食べるわで、胃の休まる暇もない。
また旅館へ戻って豪華な夕食と・・・
帰る頃には、ズボンのベルトが締まらなくなった。
 講習会といっても普段やってる事を大勢の前でやるだけだし、
極端に緊張することも疲れることもない。
レシピ考えたり試作したりするのが大変かな。
とは言っても、講習会が終ると唇に『熱の華』が出来るし
それなりには頑張ってるのかな〜。
 終ってしまえばまあまあ達成感もあるし、
ホッとした気分にもなる。
講習会の帰り道、京都まで足を伸ばして
打ち上げと自分へのご褒美を兼ねて、
1番行きたかったレストランへ(まだ食べるか)
京阪三条前、『KYOUEN』内にある『カノビアーの京都』
 京野菜を使ったイタリアン。
それなりの味だった。
特筆すべきはデザートが美味しかった。
インパクトがあって強い味、しかも軽い。
神戸じゃちょっとない。さすが東京の名店。
タクシーを拾って乗り込むと、
「阪神がさよなら勝ちしました!」と上機嫌な運転手さん。
デザートが美味しいレストランと阪神が強ければ本当に嬉しい。

<ダイコー講習会> 2003-10-24(fri)

 大阪府富田林市にある乳業メーカー、(株)大弘(ダイコーフレッシュクリーム)主催の
秋期講習会に講師として招かれました。
2日間、計160人のプロ対象の講習会です。
地方からもたくさんの人が参加されて驚きです。

 前回と同じく同期と後輩が助手に付いてくれた。
前日に会って簡単な打ち合わせ。
慣れない場所でどんな仕上げになるのかも分からない中、
大変だったと思う。
でも、さすがプロ集団。
なんのトラブルもなく完璧なサポートをしてくれたスタッフに感謝。
   <ソレイユ>
 「フランス菓子でシェフのスペシャリティーを!」の依頼。
ティザーヌでお馴染みのソレイユをチョイス。
実は、あるコンクールの予選で考えたメニューなんです。
少しづつ改良が加えられています。
  <キャラメル・パッション>
 この講習会の為に考えた新メニュー。
ココナッツのダクワーズとビスキュイ・ショコラの間に
キャラメルとパッションフルーツのムース。
   <アルモニー>
 ダイコーフレッシュ抹茶を使った製品。
(抹茶風味の生クリーム)
ティザーヌの定番メニューも
このフレシュ抹茶クリームがあれば
簡単においしい抹茶ムースが作れます。
一番評判が良かった製品。
 <ポ・ド・クレーム・ショコラ>
 ダイコーフレシュショコラを使った製品。
(チョコレート風味の生クリーム)
滑らかなチョコレートプリンが簡単に作れます。
 <米粉と和三盆糖のフィナンシェ>
 やはりティザーヌの定番商品の焼き菓子から。
健康的なイメージの強い米粉に注目が集まりました。
  <マカロン・パリジェンヌ>
 事前の打ち合わせで一番多かったリクエストがこのマカロン。
関東では良く見かけるマカロンも、関西ではほとんど見かけません。
プロでも『マカロンは難しい』というイメージが少しでも緩和されれば・・・
マカロンの理論から製法までかなり細かく説明しました。
 今回から講習会後のアンケートを実施した。
読むまでドキドキだったけど、
90%のお客様はおおむね好評だった。
プロから評価されるとやはり嬉しい

これで今年の大きなイベントもクリスマスを残すのみとなった。
休むことなく一気に行くぞ!

<1年なんて・・・> 2003-10-16(thu)

 気がつけば10月半ばで、もう今年も終わりじゃん!
慌ただしい1年だった。(まだ早いよ!)

 来週の大阪での講習会が終れば一区切りつくけど、
休む間もなく、すぐにクリスマス。
(クリスマスの備品、早く発注しないと間に合わないよ!)

 年々、早くなって困る。
(ほんとにもう!)

 来年のメニューも考えないとな〜。
(脂汗出て髪の毛抜けそうになるよ〜)

 またまたお金にならない仕事が舞い込んで思案中。。。
(もっと美味しい話持って来いちゅうねん!)

 石川啄木になりそう・・・
(働けど働けど・・・)

<BALL PARK> 2003-10-8(wed)
海鮮丼  今年も栗の季節がやってきました。
もうすでに10Kも剥いて手のマメも固くなりました。
いつも神戸の中央市場で買っています。
その中央市場近くの24時間営業のお店。
15種類の魚介類が入った海鮮丼特上が980円!
並480円、上580円。安すぎる〜。
魚介類のサラダ  元町、ベガビルに出来た超有名ホテルのレストラン。
(ホテルのレストランは予約が取れない)
ここなら安くて予約なしでも入れる。
バターも生クリームも使わない料理は軽くて胃にもたれない。
急激な店舗展開のせいか、料理の説明もまともに出来ない
ギャルソンとメインの料理が終ってすっかりくつろいでるにも拘らず、
パン皿にパンを置く低レベルなスタッフ。(目が点になった)
ケーキは激マズなので食べない方がいいでしょう〜。
ヤフーBBスタジアム  グリーンスタジアム神戸が、いつの間にかヤフーBBスタジアムに。
こんなに綺麗な天然芝の球場は他にないでしょう。(しかも近いし)
スターティングメンバーで知っているのは、谷選手と元阪神の北川選手のみ。
途中出場のローズと谷選手のホームランを見れただけで満足。

<かぼちゃのプリン> 2003-10-1(wed)

 私の記憶が正しければ、かぼちゃのプリンが初めて登場したのは確か・・・
20〜2、3年前だったと思う。
異業種参入の走りだったと思うけど、
BIGIが経営してた代官山の『ラ・ポンムベール』だったと思う。
白衣の変わりにBIGIのTシャツを着て働く姿がカッコ良かった時代である。
(職人の顔とBIGIのTシャツがアンバランスで笑えた)
かぼちゃのプリンは、あっという間に一世を風靡した。
当時のシェフとラ・ポンムベールのシェフが知り合いだったこともあり、
オリジナルレシピでかぼちゃのプリンを作っていた。
よく売れていたのを記憶している。
今でも時々見かけるけど(特にハロウィンの時期には)当時を思い出して懐かしい。
そういえば、ココナッツマカロンやアーモンドショコラも同時期に流行りだした。
当時のシェフがフランスから帰国したばかりで、フランボワーズやカシス、パッションなんかで
ムースを作ってるのを見て素直に感激してたな〜。
今考えればいい加減な仕事が多い時代だったけど。。。


<おそるべき博多ラーメン> 2003-9-24(wed)
豚骨ラーメン  めったにラーメンを食べない私でも(ラーメン屋のラーメンは食べないな)
名前くらいは知っている元町に出来た有名ラーメン店。
長い行列に並ぶこと30分。やっと店内に入ると、
さすが繁盛店だけあって従業員はきびきび、接客もいい。
こってり味の『赤丸全部入り』を注文。
極細麺とこってりスープ、ちょっと脂身の多い焼豚。
食べてる時は美味しいんだけど・・・
いつも行く中華屋の化学調味料の味のしない、
さっぱりラーメンを食べているせいか、
胸焼けしてその夜は眠れなくなった。
やっと寝れたと思ったら気分悪くて、夜中3時に胃薬を飲む始末。
『また来てくださいね〜』と元気な従業員に言われたけど
『もう、こねぇよー』と呟いて店を後にした。
肉体労働者か若者向きの味だな〜。
それともこれが博多ラーメン?
或いは、私がもう若くないのか?

<物心ついたときから。。。> 2003-9-17(wed)

 6球団あるのだから基本的には6年に1度は優勝するはずなのに、
この18年間の成績のほとんどが最下位という、なんともな情けない球団。
それでも優勝を信じて応援するタイガースのファンは本当に愛情深い。
いつかは失速するという期待を裏切って?そのままゴールイン。
他力で優勝するという、なんとも締まらない(タイガースらしいけど)結果だったけど
素直に嬉しいな〜。日本シリーズはすっきり勝ってほしい。

前回優勝の18年前は何をしていたか?
18年位前なら何をしていたかなんて鮮明に思い出せるでしょう。
18年後はちょっと想像できないけど。(還暦に近いじゃん・・・)
長いような短いような18年間。う〜ん、やっぱり「アッ」というまだな。


<月と火星> 2003-9-10(wed)
ソレイユ&ブランデーケーキ  イワセエスタの講習会。
ティザーヌの初期のメニューより
『ソレイユ』と『ブランデーケーキ』
『ソレイユ』は6〜7年前の思いで深いメニュー。
ピスターシュ風味のダクワーズ生地、
アプリコットとパッションフルーツのムースの中には
グリオティーヌ入りジャンドーヤのムースが。
手間が掛かってるな〜やっぱり今食べても美味しかった。

<トルコ料理フェア> 2003-9-3(wed)
トルコフェアー  国際化とは名ばかりで、ほとんどの人類は外国のことを知らない。
多くの日本人は、トルコがどこにあるのかも知らないし、
トルコ人は逆に日本にも長い歴史と文化があることを知らないと思う。
 某ホテルでのトルコ料理フェアー。
先日食べたトルコ人シェフが作ったものとは、似ても似つかない代物だった。
トルコ国旗とパンフレットがあれば『いっちょ上がり!』、
世界三大料理の『エスプリ』なんてものはなにもなかった。
(確かにチラシには『アレンジ』という文字があったけれど・・・)
世界的なチェーンホテルでもこの程度なんだから淋しい限り・・・
わした ここは『国際通り?
六甲道にできた沖縄県産品の店、『わしたショップ
フレッシュのシークワーサーも売ってて嬉しかった。
しかし、『酸っぱいマン』はまずいよな〜。