Poetry - Lovers

Lovers - No.006

Call


耳元で聞こえる その低い声が愛おしくて寂しくて
毎日やってくる 君の音楽が待ちどおしい

君の中であたしはどんな風に映ってるの?
その答えが知りたくてたまらないんだ

午前8時過ぎ 自転車こいで風切りながら
君に会えることを楽しみにしてるの 知らないでしょ?
午前9時過ぎ ゆっくりゆっくり歩きながら
君に見つけてくれることを楽しみにしてるの 知らないでしょ?

遠くから聞こえる その笑い声がうれしくて恋なくて
今君とここで二人きりになれたらいいのに

悲しい目をしないで 泣いてしまうから
君独りじゃない 今はあたしがいる

午後の14時過ぎ 時計針のリズム聴きながら
君の音楽をひたすら待ち続けてるの 知らないでしょ?
午後の22時過ぎ 大きな枕抱きかかえながら
君のおやすみをひたすら待ち続けてるの 知らないでしょ?

あたしが君のその恋ない傷を癒せれたら


2001.07.18
Written by 梅吉


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