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夜になると妙にそわそわとした。 アリオスが車での間に、入浴し、あのナイティに袖を通す。 鏡の前で、何度も懲りずにチェックをした。 何度も確認した薄いピンクの膝丈までのナイティ。アリオスはが好みであったら嬉しい。 アリオス…、気に入ってくれるかな…。 少しばかりの不安と期待が心の中で交錯する。 「アリオスにこれぬがされて…」 思わず口に出して言ったものの、それ以上のことは真っ赤になって言えない。 頭の中で起きている妄想が激し過ぎて、アンジェリークは暴れ出してしまいそうになった。 肌の先までぴりぴりとした甘い緊張感が襲って来た。 気持ちが高ぶって来た。 そのタイミングで、ドアをノックする音が響き渡る。 「アンジェ」 大好きな甘いテノール。 それだけで誰が来たかが直ぐに判る。 アンジェリークは慌ててドアを開けに行った。 「アリオス〜!!」 姿を見るなり抱き付くと、アリオスは抱きしめてくれた。 「いつもに増して積極的だな」 「…バカ…」 定番の言葉を呟いた後、アンジェリークはしっかりと精悍な広い胸に顔を埋める。そのはにかむような姿が、可愛くてしょうがない。 アリオスはアンジェリークを軽々と抱き上げると、ベッドに連れていき、そこに腰をかけると、アンジェリークを膝の上に乗せた。 「…一緒に風呂入ろうぜ?」 「もう入ったけど…」 そこまで言った後、背後からしっかりと抱きしめられる。 「…俺がまだだ」 「やっ…」 ナイティの上から、胸の膨らみを撫でられる。もちろん、もうアリオスと愛し合って眠るだけなので、ブラジャーは身につけてはいない。 「はっ…!」 薄いナイティの生地の上から、乳首が硬くなり、つんと立っているのが、解り過ぎるほど解る。 「今度は俺を綺麗にしてくれよ…」 「アリオス…」 そのままアリオス繊細な手は、アンジェリークの豊かな乳房をまさぐり始める。 「んんっ…!」 甘い声を上げながら、全身を走る快感に、躰をアリオスに預けてしまう。 「風呂に行こうぜ…」 唇を深く塞がれる。返事をする前に、主導権を取られてしまった形だ。 舌が入って来て、巧みに愛撫して来た。やはりアリオスのキスは甘くて素晴らしい。 全ての感覚がアリオスに従順になっていた。 「はぁ…」 唇を離されると、アンジェリークの躰は中心が潤んで既にスタンバイが出来てしまっている。 「アンジェ」 名前を呼ばれてアリオスを見ると、不思議な瞳には既に欲望の影が、色濃く付いていた。 「アンジェ、バンザイしてみろよ」 「?」 言われたように”バンザイ”をすると、するりとナイティをぬがされてしまった。 「きゃっ!!」 アンジェリークは真っ赤になって剥き出しになった胸を隠した。 「綺麗なもんは隠さなくていいんだぜ?」 「アリオス…っ!」 深い艶が宿った瞳を向けられると、アンジェリークはいてもたってもいられないぐらいに、感じていた。ちょうど、目で侵されるといった気分だった。 「アリオス…」 恥ずかしそうにべそをかくアンジェリークもまた愛らしい。 「こっちはどうなんだ?」 「きゃっ!!」 アンジェリークはあまりにもの恥ずかしさに何も言えなくなってしまう。 少しばかり油断をしていると、唯一残ったパンティの中に手を突っ込まれた。 「やんっ!!」 甘い声を上げたのと同時に、アリオスの指が熱い場所を掠るように触れた。それだけで、甘くも狂おしい感覚が躰を駆け抜けていった。 「あっ…!」 アリオスの指は濡れそぼる中心を数度掠めただけで離れていく。アンジェリークは無意識に不満の呻き声を上げていた。 「すげえ濡れてるぜ? 俺は殆ど何もしてねえんだけれどな」 濡れた指先を目の前で見せ付けられて、恥ずかしくてしょうがない。 「…アリオスが…」 「俺が何だ?」 アリオスは意地悪な笑みを浮かべると、更に指についた蜜を舐めてしまった。 「もうっ! アリオスのバカ…!」 真っ赤になって抗議するも、余り説得力等ありはしなかった。 「もっと濡らしてやるぜ」 「バカ…!」 余りにも恥ずかしい恋人の言葉に、アンジェリークは耳まで真っ赤にする。 「風呂に入るからな。邪魔なものは取り払わねえとな」 アリオスがゆっくりと下着を下ろしてくるものだから、恥ずかしくてしょうがなかった。 官能的な拷問の後は、抱き上げられて浴室に運ばれる。 「アリオス…」 「綺麗に洗ってくれよ?」 「もう…」 脱衣室に着き、全裸のままで立たされる。 やはり裸で放置されるのは、恥ずかしくてしょうがない。 「アリオス、このままじゃ恥ずかしい…」 「直ぐに済むから待っていろよ?」 アリオスはそう言うと、 てきぱきと衣服を脱ぐ。 アリオスが精悍な胸をはだけさせて、服を脱ぐ仕草はエロティックな気分になった。アリオスに視線を合わせられない。 「恥ずかしいのかよ。慣れてるだろ?」 「だって…」 アンジェリークは目線を合わせずに下を向いた。 「アンジェ、ほら、脱いだから風呂に入ろうぜ」 「…うん…」 アリオスに手を引かれてお風呂に入る。 初めてではないが、何度も一緒に入っても恥ずかしい。 「ほら、洗ってくれ」 スポンジを渡されて、アンジェリークは俯きながら、ボディソープを使って泡立て始める。 「いい?」 「ああ。洗ってくれ」 アリオスに言われた通りに、アンジェリークは洗い始める。最初は恥ずかしいので、背中から。 いつも守ってくれる背中は広くて、逞しい。洗いがいがあるというものだ。 背中をきちんと洗い上げた後は、前に回って首からしっかりと洗った。 アリオスの躰は全くもって像のように美しい。無駄なものは一切なく、完璧に筋肉が付いている。 アンジェリークは思わず見取れてしまう。 着痩せするアリオスは、服を一端脱ぐと鍛えぬかれた躰に惚れ惚れする。 しっかりと洗ってやった後は、段々羞恥心が帯び、真っ赤になりながら、手が震えた。 「…ほら、洗えよ」 「だって…」 アリオスの乳首を見ると、そこをくにくにと洗う。最初は恥ずかしかったが、アリオスが息を乱してくると、ついつい嬉しくなってしまう。 「アンジェ…もっと色んな所を洗ってくれよ…」 「あっ…!」 今まで恥ずかしくて視線すら合わせたことのない、アリオスの熱い場所に手を導かれた。 「やっ…!!」 すでにそこは熱くて硬くなっている。 「洗ってくれ…」 「…うん…」 恥ずかしくてしょうがないが、アリオスが慶んでくれるのなら、一生懸命やっても構わない。 アンジェリークはアリオスの大切なものを丹念に洗い始めた。 いつも喜ばせてくれるので、ここは頑張らないといけないと思う。 「アンジェリーク…っ!」 アリオスの声が艶を増して輝く。その声で、彼が感じてくれているのが解った。丁寧に泡だらけににしてアリオスを見ると、艶やかな視線がアンジェリークに下りてくる。 「たまらねえよ、アンジェ…。これで洗ってくれよ」 「アリ…っ!」 豊かな胸をわしづかみにされて、アンジェリークは思わず声を上げる。 「ほら、やれよ」 「アリオスっ!」 アリオスの手が胸をわしづかみにしてしっかりと揉み込んできた。 「やんっ!!」 甘い痛みに感じ過ぎて、アンジェリークは悶える。その姿が愛らしくてしょうがなくて、アリオスはもっと攻めたくなる。 「…ふたりで気持ち良くなろうぜ?」 「アリオスっ…!」 アリオスはとうとう熱くて元気なものを、アンジェリークの胸の谷間に挟み込む。 「…アンジェ…、もっときつく挟んでもいいんだぜ?」 「…だって、そんなの恥ずかしいじゃないっ!!」 羞恥が先行して、なかなか出来ない。 「いいから、やれ?」 アリオスに促されて、アンジェリークはすることにした。胸でしっかりとアリオス自身を挟み込んで、刺激を与える。 「いいぜ…、アンジェ…」 アリオスが喜んでくれているのは、艶やかな声で充分に理解できる。アンジェリークは嬉しくて、胸の谷間で一生懸命洗った。 「アンジェ…、サンキュ。コレ以上しちまったら、我慢出来なくなっちまうから、これぐらいにしてくれ…」 「あっ…」 アリオスが胸の谷間から熱いものを抜くと、アンジェリークは何故だか切なくて、甘い声を上げる。 「お楽しみはこれからだぜ、アンジェ」 甘く囁くと、アリオスはシャワーのカランを開いた。 |
コメント この間のONLYで非常に素敵なスケブを頂きました。 そのスケブを見て、思いついたお話です。 お風呂は定番ですね |