しっかりとお互いを抱き合った後、アリオスは、アンジェリークの小さな唇に自分の唇を押し付ける。 「・・・んっ!!」 ゆっくりと最初は優しく、徐々に激しくなっていく彼のキス。 甘く最初は唇を包んでくれ、徐々に口を開かせ舌を絡ませていく。 歯を一本一本ちゃんと舌でなぞり、絡めてくれて、最後は上あごの部分をたっぷりと愛撫してくれる、激しくも優しいキス。 キスだけでここまで甘い痺れを起こすことができるのは、アンジェリークはきっと彼しか居ないと思う。 他の男性との経験は全くないが、そんな気がするのだ。 「…はあん…」 唇を離せば、聴こえるは甘い声。 互いの唾液だらけになっている口の周りを先ず彼が舐めれば、彼女も後に続いて舐めてくる。 「アリオス…、大好きッ…」 熱に浮かされたように彼女は呟くと、アリオスに体を預けた。 「俺も愛してるぜ?」 「うん、私も…」 ゆっくりとベッドの上に寝かせれば、アンジェリークは潤んだ瞳で彼を見上げてくる。 その眼差しに刺激されて、アリオスはアンジェリークに身体を重ねて、強く抱きしめてやった。 「ああ…ッ!」 彼の腕の強さと、その温かさにアンジェリークは喘いだ。 「アリオス…」 「待ってろ」 「ああんっ!」 そのままネグリジェの中に手を入れられて、アンジェリークは軽く身体を震わせる。 すべすべとした彼女の柔らかな肌にアリオスはゆっくりと手を動かしてゆく。 胸にかかったとき、アリオスはいきなり滑らかで柔らかな感触に顔を綻ばせてしまう。 「なんだ・・・、ブラジャーはつけてねえのか?」 「…だって…アリオスがいつも"いらない"って言うから…」 息を乱しながら答える彼女がとても可愛い。 アリオスは喉をクッと鳴らすと、彼女の柔らかな胸にゆっくりと手を這わせた。 「ああ…」 奥底から漏れる甘いと息。 その柔らかで滑らかな肌触りにアリオスは溺れてしまう。 きゅっと蕾の先を摘まめば、彼女の体がびくりと跳ね上がる。 「ああっ!」 甘い声とともに悩ましげな表情が顔に表れる。 「アリオス…っっ! ああんっ!」 さらに片方の蕾も掴まれて、アンジェリークは益々身体をねじらせた。 胸の下側からアリオスは持ち上げるように揉みしだいた後、掌で円を描くように触れた。 「ああんっ!」 胸がするりともの欲しそうに揺れるのが判る。 「これ、邪魔だな?」 「うん…」 彼女の体から、アリオスはすっぽりとネグリジェを抜いて、そのあたりに投げると、ゆっくりと豊かな胸に顔を埋める。 舌先でゆっくりと乳輪をなぞれば、彼女は首をふるりと揺すってくる。 「はあんっ!」 アリオスは、アンジェリークの蕾の根元に歯を当てながら、先を舌先でとんとんと刺激しながら転がす。 それが全身に漣のような快楽を齎してゆく。 「ああああああっ!!!」 交互にそのように愛され、舌は時にはからかったように反対に動いたりして、アンジェリークを翻弄した。 「あんダメえ…!」 その愛撫の巧みさに、アンジェリークの瞳が深い色に潤んだ。 彼女が少し動くと、淫らな音が下から鳴る。 くちゅり。 その水音にアリオスは微笑むと、頭を下へと持ってゆく。 「濡らしてるな?」 「だって・・・」 アンジェリークが恥ずかしさのあまり泣きお砂声フェ言うと、アリオスは彼女を少しだけ抱き起こした。 「別に悪いことじゃねえ、いいことだ。アンジェ」 「ホント?」 「ああ」 アリオスは彼女をベッドの上に座らせると、異色の魅惑的な眼差しを向けた。 「脚、開け」 アンジェリークは、その眼差しに逆らえなくて、はにかみながら少しだけ脚を開く。 「もっとだ…、それじゃあ見えねえよ」 「あっ…」 アンジェリークは目をきつく閉じると、何とか脚をさらに開く。 「ダメだアンジェ、目を開けろ」 「アリオス・…」 泣きそうな彼女を、アリオスは容赦なく責める。 ゆっくりと目を開けると、アリオスはアンジェリークに事実を突きつけた。 「見ろよ、濡れたここを」 やっとのことでその部分を見ると、アンジェリークは驚愕のあまり真っ赤になる。 「これって…」 「濡れると溶けるぱんつだ」 ニヤリとよくない微笑を浮かべられて、アンジェリークはさらに真っ赤になった。 すでに布は薄くなっていて、秘所が薄っすら映っている。 「ほらおまえの蜜でもう薄くなってるぜ? おれも協力してやらねえとな?」 「やああっ!」 問答無用とばかりにアリオスはそこに顔を埋めると、舌でゆっくりと溶かしてゆく。 舌先で彼に舐められて、アンジェリークは全身が粟だつを感じる。 甘い吐息が激しくなり、彼女は声にならない声を上げている。 舌でちろしと顔を出している花芯の先を舐めてやると蜜が大量にあふれ出て、彼の唾液と彼女の蜜が入り混じってぱんつを溶かし始める。 ぱんつの素材はオブラートと同じ者で出来ていて、とろりと溶け出してきたものをアリオスは舌を使って丹念に取ってやる。 「美味いぜ? アンジェ?」 「ああああっ!」 すすり泣くような声が響き、断続的に激しい息が漏れる。 アリオスは秘所の周りを完全に綺麗に溶かして舐め取ると、今度は秘所自体をたっぷりと味わい始めた。 舌先で花芯をゆっくりと転がし、感じるようにと突起をちゃんとした出向きだしにしてやりそこを噛む。 「あああああっ!」 アンジェリークは、悦びを堪えきれないようにヒップを降り始めた。 指を穴があいた場所から、彼女の蜜壷へと突き入れる。 波打つ力強さが彼にも伝わってくる。 クッと彼が内壁を引っ掛けたとき、アンジェリークは目を閉じ、口を半開きにしながら、最初の絶頂を迎えた。 「ああ…」 抱きしめられている彼の腕をアンジェリークはゆっくりと取る。 「ねえ、ペアだったら、あなたのもそうなの…?」 「ああ。やるか?」 危険な誘い。 だが、アンジェリークはそれに答えずにはいられない。 彼女はコクリと頷くと、アリオスの熱いものを下着の上から愛し始める。 彼のものはさらに固く熱くなり大きくなってゆく。 アンジェリークは、それを快感に思いながら、彼を舐め上げる。 唾液で、彼の周りもだんだん溶けていって露になってきた。 「アンジェ…」 アリオスの息遣いもかなり早いものになる。 「…入れたい・…」 「うん…入れて・…」 アンジェリークが彼から離れると、アリオスはすぐさま彼女の脚を大きく開かせて、育ちきった熱いものを胎内へと侵入させる。 「はああんっ!」 入り口でしっかりと彼を締め付け離さないが、さらに彼は腰を進めていく。 「あっんっ!」 相変わらずの締め付けに、アリオスは快楽を貪る。 完全に入りきると、今度は彼女をどんどん突き上げて、感じる子宮の少しテッ前の所を何度も突き上げてやる。 「ああああっ!!!」 アンジェリークは、しっかりと彼を締め付けながらも、腰を淫らにも動かして、彼もまた天国へと誘われる。 震える華奢な肢体。 「んんっああああっ!!! アリオス!!!」 アンジェリークの体の痙攣が始まり、アリオスもまたマグマが駆け上がってゆくのを感じる。 「あっ!!! んんっ!! ああああっ!!」 アンジェリークの意識も、アリオスの意識も白くなる。 彼は最後の突き上げを加え、隊に兄熱いものを放出させる。 その瞬間。 二人は一緒に最高の場所へと登りつめていった----- 「アンジェ…」 「アリオス・…」 二人はしっかりと抱き合って、お互いを離さない。 「…今日は有難う…、素敵だった…」 「おまえも最高に可愛かったぜ…」 二人は互いに微笑み合って抱き合う。 さらに熱い夜がまだ二人を待っている。 |