自分がしている行為が、恥ずかしくて極まりないのは判っている。 だか、アリオスには逆らえなくて、逆らいたくなくて従順になってしまう。 「おまえがどれぐらい俺を感じているか、ちょっと調べてやるよ」 「アリオス・・・」 切なくも甘い声をあげると、ご褒美のキスをくれた。 繊細なアリオスの指先が下りてくる。 濡れた音が部屋にこだまし、アンジェリークは躰をびくりと跳ねあげさせた。 「や・・・んっ!」 子宮の奥を刺激するような甘いしびれに、どうしていいか判らない。 「んっ、ああっ!!」 肉芽を指で摘まれたかと思うと、丁寧に捏ねくりまわされる。 そこから全身に向けて、熱が放出されていく。 「あっ、ああんっ!!」 初めて愛する男性に触れられて、熱くて熱くてしょうがない。 アリオスが中心を摘みこむ度に、頭の芯がどうにかなるのではないほど感じた。 「あっ、んんっ!!」 淫らな水音を部屋に響かせて、アンジェリークは乱れていく。 もっともっとアリオスは追い詰めたくて、指を蜜壺に侵入させた。 「・・・いやっん・・・」 指が簡単に吸い込まれていく。 二本に増やすと、白い肌が小刻みに震えた。 「アリオス・・・っ!!」 「おまえ、すげえな・・・。もっと感じろよ? 感じて、感覚だけになって壊れてしまえ・・・」 「アリオスっ・・・!」 アリオスの指が大きく胎内をかき回していく。 彼の指先は想像以上に器用で、アンジェリークはどんどん追い詰められていった。 「はっ、ああっ!!」 指の出し入れを繰り返されて、アンジェリークは狂いそうになるほど感じる。 全身を征服されるような愛撫に、アンジェリークはとろけそうになる。 もっともっと征服をされたい。そう思わずにはいられなかった。 「あっ、ああんっ!!」 恥じらいのある艶やかなアンジェリークの声が、どんどん艶やかになっていく。 何度も深呼吸をしながら、どんどん溺れていく。 アリオスの指が奥の少し手前をひっかく。 「やっ、ああんっ・・・!!!」 アンジェリークの白い肌が小刻みに震えた。 視界にもやがかかり、アンジェリークはどうしようも出来なくなる。 早くこの熱を取り払い。 「はあんっ!!」 アリオスがさらに指の動きを早めるともう我慢できず、アンジェリークは足をまっすぐと突っ張らせて、最初の絶頂を感じた。 アリオスは唇に柔らかな微笑みを浮かべると、腕まで流れたたっぷりとした蜜を舐める。 「あん・・・」 目を開けるとアリオスと視線がぶつかり、からかうような光が恥ずかしかった。 「おまえのここ、すげえ締めるな」 「やだ・・・」 恥ずかしくてたまらずに、アンジェリークは視線を逸らした。 「アンジェ、それはすげえいいことなんだぜ? ここに俺が入るんだからな」 「先生が・・・」 「もう、俺とずっと離れない証なんだからな」 「うんっ…」 ぎゅっと肋骨に軋むほど抱き締められて、幸せを感じてしまう。 「アンジェ」 太股を撫でられると、素直に足を開いた。素直に逆らいたくない。 羞恥よりも、アリオスが愛してくれるほうが嬉しい。 「大きく開けよ・・・」 「はい・・・」 足を大きく開けると、アリオスが満足したように微笑んでくれた後、甘いキスをくれた。 「すげえ可愛いな・・・」 濡れた場所にアリオスの顔が降りてくる。 「あっ、なに、いやだっ!」 まさかアリオスがその部分を唇で愛するとは想像も出来なくて、羞恥のあまりに肌を震わせた。 「そこは・・・、やだっ! だって汚いもん!」 「綺麗だぜ?」 「やあああっ!」 アリオスの舌が、アンジェリークの濡れた部分に侵入してくる。 「やっ、ああっ!!」 アリオスの舌は襞の内側に溢れる蜜もたっぷりと舐めていく。 「んっ・・・!」 今までにない新しい気持ち良さに、アンジェリークは白い肌を震わせる。 じんわりとくる心地好さに、泣き出してしまうほど感じた。 舌が熱くなった肉芽を捕らえて、先でぐるりところがす。 「んっ、はあんっ!!!」 もっともっと感じたい、アリオスに気持ち良くしてもらいたい。 そんな気持ちが、無意識に腰を揺らめかせる。 「はっ、ああん・・・」 断続的に続けられる愛撫に、気が遠くなるほど感じた。 「やっ、あんっ!!」 視界が熱でくもって、ぼんやりとする。 「あっ、ああんっ!!!」 肉芽の根元を軽く吸い上げられると、アンジェリークは首をのけ反らせて絶頂を感じた。 「アンジェ・・・」 甘く情熱的な声で囁かれて、アンジェリークはゆっくりと目を開けた。 「アリオス・・・」 「これからおまえの胎内(なか)に入る・・・」 「ちょっと怖い・・・」 「大丈夫だ。俺がついてるんだからな」 低い声で囁かれると、どこかほっとする。 アンジェリークはそっと頷いた。 「これが入る」 「・・・!!!」 いきなり熱く高まったものを手で握らされて、アンジェリークは正直驚いてしまった。 「どうだ?」 「こんなに熱くて大きいモノが入るの?」 「大丈夫だ、おまえは俺を受け入れる準備ができてる」 はちきれんばかりのアリオスのものに、固唾を飲まずにはいられなかった。 「入るぜ?」 「はい・・・」足 が高らかに上げられ広げられる。 アリオスの熱いものが、濡れた入り口をなぞった後、ぐっと濡れる入り口に熱く堅いものが入ってきた。 「いやあああっ!」 襞を押し広げてねじこむように、アリオスが胎内に押し入ってくる。 抉るような痛みに、アンジェリークは悲鳴を上げる。 だがアリオスは引かなかった。 背中に爪を這わせる。 「いやっ!」 「少し力を抜け」 「いやっ!」 初めての痛みにアリオスの背中にしがみつくことしかできなかった。 「あっ・・.」 アリオスの甘い声に少し躰の力を抜くと、さらに奥深くに進んでいく。 「んっ!」 ぐいっと腰を引き寄せられると、アンジェリークは甘い苦しげな吐息を漏らしてしがみつく。 「アリオス・・・」 完全に入りきると、アリオスはゆっくりとこの上なく優しく動き始めた。 「はっ、ああんっ!」 余りにも優しい動きにアンジェリークは躰の奥底から感じていた。 めくるめく感覚に無意識にアリオスを締め付ける。 「クッ…、あんまり締めるな…、、おまえ良すぎるから…」 アリオスはもう理性が効かず、苦しそうな表情をする。 我慢が出来ないほどアンジェリークは良かった。 「おまえ…最高だぜ」 「あああんっ!」 アリオスの動きが優しさの含んだものから烈しいものへと変わっていく。 「あああっ!!!」 何度も烈しく突き上げられて、アンジェリークはもう何も考えられなくなる。 躰がアリオスを渇望する。 アリオスの熱さえあれば何もいらない------ アンジェリークはしっかりと締め付けながら、アリオスを引き寄せる。 揺れている。 視界も、感覚も、何もかも------ 「いやあああっ!」 アリオスが烈しく突き上げてくる。 もう何もいらない。 アンジェリークは躰を大きく仰け反らせると、意識をゆっくりと手放した。 「アンジェ…」 名前を呼ばれて髪を撫でられながら、アンジェリークはアリオスに躰をすりつける。 「すげえ、よかったぜ」 「先生…」 「これからも、レッスンは続けるからな。そのための予習しようぜ」 「うん…」 アンジェリークは幸せで淫らなレッスンに再び溺れていく。 このようなレッスンも楽しいと感じながら----- |
コメント エロ教師の夏休み補習です。 今度こそ完結です |