白い首筋に唇を這わせると、甘い吐息がアンジェリークから漏れる。 「はあっ、アリオス、星を見ましょうよ」 「星なら見てるぜ? おまえっていう星をな?」 「んんっ・・・」 ワンピースの上から胸を強く揉みしだかれる。 張り詰め始めたそれは、程よい弾力となってアリオスの手を刺激した。 「はあっ・・・」 首をのけ反らせて喘ぐアンジェリークを、アリオスは愛しげに見つめる。 白いワンピースを腰まで下ろした後、彼は鎖骨付近にキスの雨を降らせた。 「あっ、ああんっ!!」 身体が痺れるように麻痺して、声を上げる以外することが出来ない。 ストラップレスのブラジャーのフロントホックを口で開けられ、豊かな胸が開放感に溢れて露出する。 「アリオスっ、誰かみてたら! こんな公共の場所でっ!」 「誰も見てねえよ? 投影室も無人にしろって言っておいたからな」 胸を揉み上げながら、アリオスの声は幾分か艶やかさを増してきている。 「アリオス・・・っ」 直に感じるアリオスの手が、繊細な動きと共に彼女の熱を高めていった。 「ねえ、やっぱり・・・」 公共の場所でする。それだけでもアンジェリークの罪悪感はかなりのものになってきている。 「 止めてほしいのかよ?」 意地悪にもアリオスは鼻で笑うと、瞬間技で彼女のワンピースの下に手を突っ込み、一気に白い砦に手を突っ込んだ。 「きゃんっ!」 甘い悲鳴と共に、アンジェリークは足を色っぽく捩らせる。 「こんなに濡れて溢れてるのにか?」 低い艶やかな声で耳元で囁かれると、アンジェリークは身体をさらに捩らせてしまう。 「ああっ・・・!」 一瞬だけ熱い部分に触れて、アリオスはさっと砦から手を抜いた。 「いい感じで濡れてるじゃねえか? おまえはまったくいい女だよ」 アリオスは笑いながら、蜜で光る指をわざとアンジェリークの前で舐めた。 「あっ・・・!!」 耳までかっと熱くなると共に、どんなに淫らな彼も好きなのかを感じてしまう。 「アンジェ」 頬にキスを受けた後、彼は零れる乳房を下から掬い上げるように揉みしだいた。 もう羞恥心なんか関係ない。 彼女は彼が奏でる淫らな旋律に震えた。 アリオスの熱い掌から情熱が伝わってくる。 その熱さがアンジェリークは好きだった。 「あっ!」 まるで子供のようにアリオスは胸の谷間に顔を埋める。 舌でしっかりと白い丘を舐め上げた後、彼を誘うようにして勃ちあがるぴんく色の蕾に吸い付いた。 「んんっ・・・!!」 プラネタリウムの適度な空調と光が、ふたりをさらに高まらせる。 「ああっ、お星様もっとみたい・・・」 「頭を上げれば見れるだろ?」 舌先で蕾の先を転がしながら、アリオスは意地悪にも囁く。 「アリオスも一緒にっ・・・!」 「俺は星よりもおまえが見てえよ」 殺し文句を言われればアンジェリークはたまらなくて。 「あんっ、ああっ!」 根元に軽く歯を当てられて、全身に甘い旋律が駆け抜けるのを彼女は感じる。 左右交互に吸ってくる彼に、アンジェリークはその身を捩らせて全身で感じた。 唇が下へと降りてくる。 次にどこに行くのか・・・。 アンジェリークには十分過ぎるほど判っていた。 アリオスはお約束通りにスカートの中に入り込む。 彼女が膝までの愛らしいストッキングであることを感謝しながら、アリオスは濡れた下着を脱がしにかかる。 砦を簡単に脱がした後、それを大切そうにズボンのポケっトにしまいこんだ。 「随分いい感じに濡らしてるじゃねえか・・・」 「あっ!」 濡れた花びらを舐めた後、舌でそれをこじあけられる。 同時に、足をしっかりと開かされる。熱い場所に舌を這わせると、アリオスはその先で中心を転がした。 「あっ! んんっ!!」 アンジェリークは、声にならない喘ぎ声を上げて、息を乱していく。 「ああっ・・・!」 華奢な躰をアリオスに強く擦り付け乱れた。 「んっ、 ああっ!!」 中心を根元から噛まれた瞬間、彼女は一気に身体をよろめかせ、こぼれ落ちる星に身を任せていった。 「あっ・・・」 気がついたとき、熱い場所に同じ熱を持つ彼を感じる。 「アリオス・・・」 開かれた足の間には、すでにアリオスが腰を淫らにも動かしていた。 「アンジェ・・・」 「あっ・・・!!!」 熱いものが入り口を悩ましくなぞり終えた後、一気に入っていく。 「あっんっ!」 熱く欲望の高まったものが、胎内にゆっくりと侵入する。 その圧迫の素晴らしさと熱さに、アンジェリークは満足げな吐息を吐いた。 「んんっ!!」 胎内に深く侵入するにつれて、アンジェリークの声は甘くなり、アリオスがキスをすることでそれを受け止める。 「んんっ!!」 入りきると、アリオスはアンジェリークの締め付けに満足しながら、優しく先ずは動き始める。 「はああんっ!!」 アンジェリークはアリオスの背中にしっかりとしがみ付き、彼に誘うようにして腰を揺らした。 それに応えるかのように、アリオスもまた彼女が感じる壁を突き上げ、揺さぶりをかける。 「んんっ!!! んんっ!!」 アリオスが渾身の突き上げを幾度となく行う。 アンジェリークの彼を抱きしめる腕が強くなる。 「んんんっ!!!!!」 まぶたを閉じると、星がその奥でも煌いていた。 そのまま星を見るように、アンジェリークはアリオスとともに、高みにある星の海に旅立つのだった------ 『--------さて、そろそろ東から太陽がのぞきこんできました。月もそろそろお休みの時間です』 気がついたときには、うっすらとドームが白み始める。 アンジェリークは慌てて乱れすぎた衣服を直したが、結局は白の下着ははかずじまい。 横で涼しげな顔をしてドームの天井を眺めているアリオスが少し恨めしかった。 プラネタリウムが終了し、二人は手を繋ぎながら投影室を出る。 「------もう、星見られなかったじゃないの!!」 悪態を吐くアンジェリークにも、アリオスはどこか涼しい顔である。 「連れて行ってやったじゃねえか? ”宇宙旅行”」 「------もうバカなんだから」 しれっと言う彼に、アンジェリークもわざとすねるようにして言う。 アリオスにはまったくいって天使は叶わないのだ。 「メシレストランで食ったら、家帰って続きだぜ? ”ぷち家出”だろ?」 「もう…、アリオスったら…」 2人はお互いに満足の微笑をあたえあうと、レストラン街までエレベーターで下りていった------- |
コメント SCCで東京に行ったとき、瑠美さまとミナミさまと渋谷をぶらぶらとしていたときにみつけたのが臨時にやってた 『プラネタリウム』でした。 ここから生まれたのがこのネタです。 ははははは。 プラネタリウムは星を見る場所です(笑) 2人にはどこでもロマンティックだからでしょうが… 。 瑠美さまミナミさま完結しました(笑) |