浴室に連れて行かれて、アンジェリークは頬を染めた。 既に、先程、彼に裸にされたせいか、全裸で彼が服を脱ぐまで待たなければならない。 「おまえは可愛いな、ホントに・・・」 「もう、アリオスったら・・・」 恥ずかしくて俯きながら彼を待っていると、アリオスの手がぐっと華奢な腰を掴んだ。 「あっ・・・」 「ほら、入るぞ」 「うん」 先程愛し合った余韻で、上手く歩くことが出来ないアンジェリークを、アリオスはしっかりと抱き上げ、浴室へと連れていった。 「汗、かいたもんな? 身体洗いあいっこしようぜ?」 「うん・・・」 「のぼせあわないようにしような?」 こくりと頷き、まずはアンジェリークが手のひらでボディソープを泡立てる。 クリーミーに泡立てた後、彼の背中に手を這わせ始めた。 首筋から肩にかけて、綺麗に洗い上げた後、背中からヒップのライン、筋肉質な足を洗う。 「おまえ、凄く上手くなったな」 「有り難う」 今度は前に回って、肩から胸にかけてをマッサージするように洗う。 彼の鍛えられた胸に触れるのは大好きで、アンジェリークは息を乱しながら、彼の胸を愛撫するように洗った。 「アンジェ・・・っ!!」 息が乱れる。 彼の腋の下を洗うと、息がさらに乱れるのが嬉しかった。 「アンジェ、ここは、判ってるだろうな?」 「はい・・・」 彼が椅子から立ち上がると、アンジェリークは跪く。 猛々しいものに手を延ばし、まずは両手で擦りながら泡だらけにしていく。 その後、さらに堅く大きくなった彼のそれを、胸の谷間に挟み込んだ。 「アンジェっ!」 ぎゅっと締め付けながら、アリオスの熱いものを洗い上げる。 自らも乳房を使っているせいか、快楽を覚える。 互いに息を乱しあい、ふたりは快楽を貪った。 彼が爆発寸前で胸を外すと、足を丹念に洗う。 「サンキュ」 綺麗に洗い切ると、泡だらけのアリオスが彼女を抱き締めた。 「アンジェ、俺をこんなにした責任は、後でたっぷりと取ってもらうからな?」 「あっ・・・」 耳朶を軽く噛んだ後、今度は、彼が背中から洗い始めた。 華奢な肩から背中にかけて洗い上げた後、ヒップを特に丁寧に、マッサージをするように洗う。 「んっ!」 思わず桃尻を彼に突き出してしまう。 「洗いがいがあるな? アンジェ?」 溝まで指で丁寧に洗われて、彼女は腰を支えてもらえないと、立ってはいられない。 「アリオスっ・・・!」 手はすんなりとした足を捕らえ、マッサージをするかのように擦っていった。 足を前も後ろも洗い上げた後、彼は子供のように震えている彼女を前に向かせて、首筋に手を這わせる。 「アリオス・・・っ!」 「まだだぜ、アンジェ? 洗うとこはいっぱい残ってるぜ?」 アリオスは自分が付けた真紅の痕がついている、胸を満足そうに見つめると、しっかりと揉みしだき始めた。 「あっ、洗うんじゃ・・・!」 「洗ってるじゃねえか・・・」 はりつめるまで揉みながら白い胸を泡だらけにし、乳首を立たせるように摘み上げる。 「あっ、ああんっ!」 アンジェリーク立っていられなくなり、そのまま身体を全てアリオスに預けた。 「ああ…」 息をついたのもつかの間。 今度は指を敏感な秘所に感じる。 「あ、ああんっ!」 濡れたところを、アリオスは指で探り、蕾を泡だらけにしていく。 くちゅくちゅと淫らな音は、彼女の蜜か泡か判らない。 先程一度熱を帯びたからだが火がつくのはさほど時間がかからなかった。 淫らに彼女の腰が揺れ、呻き声を上げる。 「アリオス、もうだめ! お願い!」 感極まった声が、アリオスを誘っている。 「しょうがねえな…」 アリオスは意地悪に笑うと、シャワーの栓を一気に捻り、二人のソ夏しぶきを浴びせ掛ける。 「いくぜ?」 「あああああっ!」 アンジェリークはパネルに手をつき、腰を彼に突き出す。 熱く濡れそぼった場所に、彼は熱いものを突き入れた---- 腰をしっかりと支えながら、揺さぶりをかけ、最奥を抉るように何度も突き上げる。 「あああああっ!」 「アンジェ!!」 アリオスが熱いものを放出し、二人は高みまで上り詰めた----- |