Do I have to say the words?

後編


 淫らに全裸にし、自らも生まれたままの姿になると、アリオスは欲望にくぐもった瞳で覗き込む。
「丁度いいもんがあるな・・・」
「え!?」
 ニヤリと良くない微笑みを浮かべられて、アンジェリークはうろたえる。
 少し羞じらいの表情をする彼女が、たまらなく可愛い。
 実際、彼女の嫉妬が、彼をどれ程高まらせ、愛しさを爆発させているか。
 彼は、彼女の足に巻かれていた二本のリボンを手にとると、不敵な微笑みを浮かべた。
「・・・やだ・・・!」
 彼が何をするか、事前に察知した彼女は、そこから逃れようと、身体を捩る。
「おとなしくしろ!」
 強く手首を掴まれて、アンジェリークは身体を震わせる。
 ふるりと揺れる白い丘。
 その官能的な動きに、アリオスは魅せられる。
 彼女の腕を左右にわけ、丁度、万歳をするような格好をさせると、ベッドの梁にくくり付けてしまった。
「ヤダ! 放して! アリオス!!!」
 涙目で彼を見つめ、腕を動かしてじたばたと暴れるアンジェリークに、アリオスは堪らなく欲望が突き上げてくるのを感じた。
「目を開けろ」
「イヤっ!」
 彼女の身体の動きを止めるために、彼は一気に抱きすくめる。
「目を開けろ。そして見るんだな・・・・。俺にどれほどの悦びを与えられているかを…」
 踏み込むように言われて、アンジェリークは、抗えずに瞳を開ける。
 すると、天井も鏡になっていて、淫らな姿を映し出していた。
 彼の男らしい精悍な肌と、彼女のまろやかな白い肌が官能的に重なり合っている。
「アリオス…」
 頬を紅に染め、彼女は潤んだ瞳で彼を見た。
「逃げるなよ…。お姫様。これからよくしてやるから・・」
「やあん」
 そのまま白い首筋に唇を落とされて、アンジェリークは甘い声を上げる。
 アリオスの精悍な背中が天井に写し出され、愛されることに、妖しいときめきを感じる。
「ちゃんと目を開けて見てるか?」
「うん・・・」
 息を乱しながら返事をする彼女を、唇で攻め立てる。
 彼の頭が高くなだらかな丘に降りて行く。
 彼女の紅に染まった白い肌が、鏡に露わになり始める。
「・・・アリオス、お願い、シーツを・・・」
「ダメだ・・・。ちゃんと、俺に愛されてることを、目と肌で感じろ・・・」
 白い豊かな胸をまさぐらりながら、情熱的に囁かれると、あらがうことなんて出来ない。
 大きくも繊細な手で、ゆっくりと揉みこまれると、彼女は華奢な身体を大きくのけ反らせた。
「アリオス・・・!!!」
「ちゃんと見ろよ、おまえがどれ程感じているか」
「ああっ!」
 甘い声が部屋に響き渡る。ベッドに腕を縛り付けられて、身体を乱す彼女が、アリオスにとっては堪らなく可愛くて。
 彼が大きくしたと自負するだけあり、彼女の豊かな胸は、少し触れるだけで、手から零れ落ちる。
「ああっ!」
 舌で零れ落ちた部分を舐められ、彼女の全身が粟立つ。
「アリオス!」
 シーツを掴みたくても、縛られていて掴めない。
 身体を跳ね上げる彼女をしっかりと抱き締めて、アリオスは、彼を待ちわびている薔薇色の蕾を口に含んだ。
「はあっ!」
 舌で丁寧になぶり、強く吸い上げ、蕾を勃たせたり、陥没させたりする。彼の舌の上で、彼女の左右の蕾は踊らされる。
「はあ、ああっ! あんっ!」
 まるで幼子のように彼女の胸に吸い付き、蕾を唾液でべたべたにする。
「アリオス・・・!」
 重なり合う身体はしっとりと汗でぬれていた。そして、彼女の最奥から大量に流れだした蜜が、密着する彼の熱いものを濡らしている。
「あん、アリオス!」
 熱くなった秘所に、指を這わせた。
「ああっ!!」
 彼の長くて繊細な指は彼女を知り尽くしていて、待ちわびる尖った果実をこすってやる。
 淫らな水音が部屋にこだまする。
「ああんああんああっ!」
 自由の利かない手を何度も振りながら、彼女は全身を何度もわななかせた。
 彼はその間も蕾の愛撫は止めない。
 左右の蕾を交互に吸い都営、指は彼女の秘所を這わせる。
「ああんッ、アリオス!!」
 そのまま彼女は彼の指を欲するかのように、腰を少し浮かせ、淫らにも誘いをかけていた。
「しょうがねえお姫様だ…」
 彼は指を彼女胎内に突き入れると、そのまま内壁を引っ掛ける。
 彼女のそこはたとえ指一本であってもきつく締め付けた。
「はああっ!」
 そのまま指で胎内をかき混ぜて、彼は彼女の熱を煽る。
 彼の唇が、どんどん下に下り、濡れた茂みに届いた時、アンジェリークは思わず足を閉じようとした。
「やあんっ!」
「ダメだぜ? ちゃんと見てろよ?」
「あああんっ!」
 アリオスは、アンジェリークの柔らかな太腿に手をかけ、そのまま蜜で濡れた場所に顔を埋める。
「ああっ!!」
 蜜で光るその場所を音を立てて吸い上げる。
 ただでさえ蜜で濡れたそこは、彼の唾液と相まって、淫らに光った。
「ちゃんと見ろよ?」
「ああっ!!」
 彼は実を舌で転がし、時には歯を当てて翻弄する。
 その様子が淫らにも鏡に映し出される。
 胸を揺らして、彼の愛撫にしどけなく乱れる自分が映し出されている。
 足を大きく開かされて、そこの間には愛する男性の頭が見える。
「やああっ!」
 余りにも淫らな光景に、アンジェリークはさらに蜜を滴り落とす。
「ああん、もう、アリオス!」
 アンジェリークは淫らにもアリオスに腰をつけて強請る。
 手の自由が利かない彼女は、そうするしか方法がなくて。
「クッ、しょうがねえな…」
 アリオスは顔を上げ、そのまま彼女の腰を掴むと、胎内へと侵入する。
「ああっ! アリオス!!!」
 漏れたのは甘い嬌声。
 さらにアンジェリークの足を手にとって、アリオスは肩に乗せると、さらに深く侵入してきた。
「あああっ!」
 淫らに仰け反る身体。
「いいかアンジェ…。おまえを愛しているから、可愛いから、抱くんだ…。それを忘れんなよ?」
「ああんっ! アリオス!!」
 彼は侵入しきると、身体を仰向けにして、天井の鏡に二人が一つになっている様子を映し出した。
「やあああんっ!」
 あまりにも淫らな光景に、アンジェリークは気が遠くなる。
「俺たちは一つなんだ・・。それを忘れるな…」
「あああっ!」
 鏡に映し出したまま、彼は彼女のない壁をこすりつけ、そのまま突き上げてゆく。
「ああああああっ!」
 何度も突き上げ、胎内をかき回す。
 そして、血うナがッた部分の少し上の、赤い実を彼はさらに指で刺激した。
 全身に駆け巡る甘い戦慄。
 頭の芯が痺れるような快楽。
 彼を締め付けて離さないように、彼女もしっかり腰を動かす。
「あああああああっ!!」
 小刻みに震える彼女の身体に絶頂が近いことを悟ったアリオスは、再び彼女の身体の上になって、最後の突き上げをする。
「あああああああああっ!」
 熱が彼女の胎内に炸裂する。
 そのままアンジェリークは、アリオスの腕の中で、ぐったりと崩れ落ちてしまった。
「おまえは最高だ・・、アンジェ・…」


 目が覚めたら、手も解かれていて、アリオスが抱きしめてくれていた。
「アンジェ…」
「アリオス…」
「俺がおまえをどれほど愛しているか。これで判っただろ?」
 そのまま彼を抱きしめると、アンジェリークは照れくさそうに、彼の耳元で囁く。
「…うん…。ごめんね話聞かないで…」
「全くだぜ。
 あの子はな、この館の持ち主の娘。おまえを今度の日の曜日に連れてきたくて、頼んでおいたんだ。
 あの子は俺をここまで案内してくれただけ…。
 帰りに、彼氏とやらの愚痴を聞かされた…。
 で、俺にも栗色の髪のどうしようもねえ恋人が要るって言っておいた…」
「どうしようもない…、は余計よ?」
 アンジェリークは薬と笑うと、アリオスの身体に胸を擦り付けて甘える。
 その行為が彼の情熱に火をつける。
「きゃあっ!」
 急に身体を組み敷かれて、アンジェリークは喘ぐ。
「またおまえを愛したい…。
 俺の最高の恋人を…」
 そういわれると、アンジェリークは頬を僅かに染める。
「良いよ…」
 二人は再びしっかりと抱き合う。
 また、甘い愛の世界へと、二人は溺れてゆく。

 そのよアンジェリークは、夕食のぎりぎりで何とか開放されたらしい…。

コメント

35000番を踏まれたLynne様のリクエストで、
「可愛い美少女といるアリオスに嫉妬したアンジェちゃんが、大喧嘩の末に…」
です。
やりすぎました…。
すみません…。