C'est Toi

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「おまえ、好きなプレイとかあるか?」
「好きなプレイ!?」
 いきなりのアリオスの質問に、アンジェリークは目をむいた。
 同時に真っ赤になる。
「す、好きなプレイってやっぱり、え、えっち・・・?」
「俺が訊くんだから、それ以外にはねえだろうが」
 アリオスは何事もないかのように、煙草を吸いながら、しらっとクールに言う。
「・・・だって、エンペラーと私・・・、いつも普通じゃない? 普通の・・・恋人同士と同じ思うけど・・・」
 男に全く免疫がない真っ白状態で、アンジェリークはイキナリ相手がエンペラーだったこともあり、それが普通だと思ってしまっている。
 はにかんで言うアンジェリークが可愛すぎて、アリオスはまたむらむら来てしまった。
「アンジェ・・・」
「あっ、アリオスぅ・・・」
 ぎゅっと抱き締めて、アリオスは耳元に唇を近付けてきた。
「・・・おまえ、可愛いな? その無垢なところが可愛いんだよ・・・」
 アリオスは甘い声で囁くと、耳朶を噛みながら躰をまさぐってくる。
「・・・だって、普通の恋人同士だったらこれぐらいはするでしょ?」
「回数は圧倒的に多いぜ? またしたくなっちまった・・・」
 ワンピースの前のボタンを次々に外されていく。
「俺はおまえオンリーの”性欲魔神”だからな?」
「やっ、あんっ…」
 アリオスの指がアンジェリークのブラジャーに手を掛けた。
「プレイっていうのはな、正にこのことを言うんだぜ? 今は、俺の仕事部屋にいるから、”オフィス・プレイ”だ」
「やっ、ああんっ!」
 アリオスは、アンジェリークのワンピースを上半身だけ脱がせて、腰でひっかけさせる。
 その淫らさに、アンジェリークは息を乱した。
 背後からぎゅっと抱き締めながら、アリオスはアンジェリークの胸の頂を指でくにくにと摘んでくる。
「あっ、ああんっ!!!」
「アンジェ」
 アリオスはアンジェリークを抱き上げると、いきなり机の上に座らせた。
「アリ・・・っ!!!」
「すげえ色っぽいぜ?」
 大きな瞳を、濡れて艶やかに光らせながら、アンジェリークはアリオスをきょとんと見つめる。
 露わになった上半身の成熟具合がアンバランスで、アリオスは更に興奮した。
 彼女を何度抱いたかは判らないほどだが、まったく抱き足りない。
 恐らく一生そう思うのだろう。
 可愛すぎて、既にアリオスのそれは絶好調なまでに高ぶっていた。
「・・・おまえはアンケートより、躰でいろんなプレイをした方が、よく理解出来るみてえだからな・・・」
「んんっ、やんっ!」
 アリオスはネクタイを取ると、それでアンジェリークの手を後ろ手にして縛る。
 官能な世界が部屋に広がった。
「いやだ・・・」
 言葉では嫌がっていながらも、完全にはそう思っていないことは、アンジェリークの躰を見れば判る。
 白い肌は幸せ色の薔薇色に染め上げられ、大きな深い紺碧の瞳は濡れて輝いていた。
 アリオスは意地悪で官能な微笑みを浮かべ、スカートの中に手を入れてくる。
 網タイツをゆっくりと脱がして、アリオスはアンジェリークの表情をじっと観察してきた。
 見られていると思うと、妙に意識してしまう。
 スカート部分だけ、更にボタンを外されてしまい、とてもエロティックな気分になる。
 アリオスの好みで着けた、今まで着けたことのない黒の下着を脱がされて、秘密の場所が晒された。
 ワンピースのボタンは、腰の部分だけが止められて、淫らさを助長している。
 そんなあられもない姿を見つめられるだけで、アンジェリークは感じてしまった。
「…んっ、私ってヘンよね…。触れてもらいたくてしょうがないもの…」
「ヘンじゃねえよ。そうなるように俺が調教したんだからな」
 アリオスは深いキスを与えると、ぎゅっと抱き寄せてくる。
 それだけで彼が反応しているのが判った。
 深い吸い上げられるようなキスをされると、頭の中の思考が麻痺してくる。
 お互いの唾液を絡めるようなキスに、アンジェリークの息は上がった。
「こんなんでするのも悪くねえだろ?」
「もう…」
 恥ずかしそうに目線を逸らすアンジェリークに、アリオスは瞳におかしそうな光を湛える。
「恥ずかしがらねえようにしてやるよ」
「あっ、んんっ…」
 ここは昼間のオフィスだ。
 しかも誰がインターフォンを鳴らしてくるか判らない。
 その上防音とはいえ、声漏れも心配だ。
 アンジェリークは何とかして喘ぎ声を抑える。
「我慢するなよ」
「だって、ああっ!!」
 むき出しの乳房を揉みこまれて、アンジェリークは大きな甘い声を上げた。
「あっああ!!」
 快楽に揺れる躰をアリオスにすがりついて支えたいのに、それが出来ないのが辛い。
 アリオスはアンジェリークの張り詰めた胸の先を、今度は吸い上げてきた。
「アリ…オスっ!!」
 しっかりと吸いつかれたかと思うと、今度は舌先で丹念に舐められる。
 じんわりとした快楽に、アンジェリークはまなじりに涙を滲ませた。
「んんっ」
「もう感じてるのかよ? こんなにしちまってよ」
 アリオスの指が、足に流れた蜜の筋をなぞる。
「こんなに・・・」
「言わないでっ!」
 アリオスが言う前に、アンジェリークは言葉を塞ぐように言う。
「何が言ってほしくねえんだ? こんなに濡らしてることか?」
「いやんっ」
 アリオスの指が熱い場所をなぞり、アンジェリークは官能に打ち震えた。
「はあっ」
 既にアンジェリークのそこは熱くて溶けきっており、少し指を動かすだけで淫らな音を奏でた。
「アリオスっ・・・!」
「こんなこと俺だけだからな?」
「うん・・・」
「いいこだ」
 アリオスは足を大きく広げさせると、露わになった場所に舌を這わせる。
 アリオスの舌が気持ちよくて、アンジェリークは更に躰を震わせた。
 いつもならすがりつけるが、今日はそれが出来ないのが辛かった。
「はあんっ・・・!!!」
 細い身を捩るようにしていると、アリオスの唇が離れる。
「アリオス・・・」
「すげえおまえの中に入りたい」
 アリオスはアンジェリークを抱き締めると、胎内に入ってきた。
「あああん!!」
 いつもとは違ったシチュエーションに、ふたりとも妙に興奮する。
 アリオスは激しくアンジェリークを攻め立て、彼女もまたアリオスをしっかりと締め付けた。
「あっあっあっ…!!!」
 切実なまでに激しく求められて、アンジェリークは誇らしげな気分になりながら、更に激しくアリオスを締め付け、深いところで感じる。
 アリオスはアンジェリークが与えてくれる快楽に息を乱しながら、更に彼女を攻め立てて行った。
「ああ。、ああ、ああんっ!!」
 アリオスはアンジェリークに力強い揺さぶりをかけ、一番深い場所を突き上げてきた。
「ああっ!!」
「アンジェ…!」
 アリオスはアンジェリークの躰をしっかりと抱きしめると、高みへと上り詰めていった------

コメント

chatで生まれた、
「アリオスAV監督、アンジェ女優」物です。
アンジェちゃん初仕事が決まりました。
ゲームで頑張って演じるみたいです(笑)
エンペラーとの熱い夏。
あなたも経験してみませんか?(笑)
新宇宙企画のサイトでは、BBSにカキコするとエンペラーからレスがついてきます(笑)